花譜 – 超人気バーチャルシンガー珠玉の名曲5選を徹底解説

2018年、たった13秒の楽曲で多くの人を魅了した事で、ネット音楽界に衝撃を与えたバーチャルシンガー・花譜（かふ）。

2021年8月現時点ではYouTubeのチャンネル登録者数は53万人、動画総再生回数は1億回超えと、バーチャルシンガー界を代表する大人気アーティストとなっている他、2021年7月7日にはその声をベースとした音声合成ソフト「音楽的同位体「可不(KAFU)」」も発売され、大きな話題となりました。

今回はそんなリアルとネット、両音楽界の最前線を行くアーティスト・花譜の名曲を紹介！

多くの人々に衝撃を与えた花譜の大人気楽曲から、花譜自身の「歌」に対する想いや、自身の活動を行う中で芽生えた気持ちを込めた曲、さらには花譜の新たな一面を見せつける事となったタイアップソングまで。

花譜のさまざまな魅力が詰め込まれた5曲の名曲達について語ります！

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花譜とは

花譜は2018年からYouTubeやInstagram、TikTokを中心に活動を開始したバーチャルシンガーです。

所属事務所は、KAMITSUBAKI_STUDIO。
「日本のどこかにいる歌うことが大好きな少女」という情報以外は一切の素性が不明となっています。

なお、TwitterやInstagramのSNSに記載されているプロフィールによると、2021年8月時点では17歳とのこと。
現役高校生のバーチャルシンガーである事が判明しています。

楽曲提供を担当しているのは、KAMITSUBAKI STUDIO所属の作曲・作詞家のカンザキイオリ。「命に嫌われている。」や「あの夏が飽和する。」といった人気ボカロ曲を生み出した事で有名なボカロPでもあります。
キャラクターデザインを行っているのは、同じくKAMITSUBAKI_STUDIO所属のイラストレーター兼キャラクターデザイナーのPALOW.。アーティスト・酸欠少女さユりのジャケットを手掛けたりした事で有名なデザイナーとなっています。

名ボカロPと名デザイナー、そして花譜自身の圧倒的な歌唱力。
この3つが交ざりあって生まれた、驚異のバーチャルシンガー。それが花譜なのです。

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花譜の名曲5選

心臓と絡繰

花譜の9作目のオリジナル楽曲。公開日は2018年12月28日。
後に花譜の楽曲提供者として多くの名曲を作りあげる事になるカンザキイオリが、初めて花譜に提供した楽曲です。

花譜いわく「わたしだけのうた。みんなとわたしだけのうた。この世界の誰かの為のうた。」とのこと。
花譜の「ココロを込めた」という事も明かされています。

そんな花譜のコメント通り、歌われる歌詞に綴られているのは全て「ココロから思う大切な人物」に向けていると思われる言葉達。
何度後悔しても裏切られても、それでもココロの底から思う大事な相手に向けて歌われる切ない程に優しい歌詞達と、その優しさを体現するような花譜の暖かな歌声に胸を打たれる愛の歌です。

そして花になる

2019年夏に開催された花譜初のワンマンライブ「不可解」。
本ライブは「みんなと共に作る事」をテーマに、クラウドファンディングを通して有志から集められた資金を元に開催されたライブでした。

そして、そのクラウドファンディングを通して感じ取れた事をテーマに制作された楽曲が、「そして花になる」です。

花譜いわく「今の私の全てが詰め込まれた楽曲」。

花譜が歌を歌う理由や、花譜として活動を続ける上で自身の中に芽生えてきた気持ち。そういったものが詰め込まれた歌詞となっており、花譜のこれまでとこれからに対する強い想いを感じられる熱い1曲となっています。

危ノーマル

花譜の2nd EP「花と解答」と2nd アルバム「魔法β」に収録されている楽曲。
エナジードリンク『ZONe』とのコラボ企画「IMMERSIVE SONG PROJECT」の為に制作されたタイアップソングでもあります。

「エナジードリンク」とのコラボ楽曲である事からか、花譜の楽曲の中でもひときわ明るく弾けた雰囲気を持った楽曲です。
普段の落ち着いた雰囲気のある花譜ソングとは全く異なる姿に、多くのファンからは驚愕のコメントが寄せられると共に、「かっこかわいい」「花譜の新天地」とその姿に感激するコメントも寄せられてもいます。

他の楽曲では見られない花譜の一面を目にできるナンバーです。

不可解

花譜初のワンマンライブ「不可解」の表題曲。
ライブにて公開された1ヶ月後、YouTubeにて改めてライブ映像と共に楽曲の公開が行なわれました。

ワンマンライブ「不可解」はその名の通り「不可解」をテーマにしたライブとなっており、本楽曲はそんなライブを通して表現したかった「不可解」を歌で表した楽曲となっています。

生きる事の難しさや、社会の中で生きていく事の辛さ。
大人になる事の正しさやそれに対して抱いてしまう反発心や名前のつけられない不安定な感情。

そういった言葉に表しきれない、複雑で不可解な心情について花譜なりの答えを見つけ歌い上げた楽曲となっています。
花譜の感情的な歌い方に心を打たれる1曲です。

過去を喰らう

YouTubeでの動画再生回数1300万超え（2021年8月時点）の大人気花譜ソング「過去を喰らう」。

ギターによる疾走感に溢れたメロディーが特徴的なロックな楽曲となっており、ファンの間でも「かっこいい」の一言が多く飛び交う人気曲となっています。

YouTubeで流される花譜の広告動画としても使用されており、広告を通して初めて花譜を見た視聴者達からも「飛ばせない」「最後まで聴いてしまった」と多くの好評コメントが寄せられています。

「初めて出会った瞬間の衝撃が忘れられない」「もう一回記憶を消して出会いたい」といったコメントも寄せられており、ファンの枠組を超えて多くの人々の心を掴んでいった花譜を代表する楽曲です。

まとめ

花譜の名曲5選、いかがだったでしょうか。

2021年8月時点で、花譜のYouTubeチャンネルには40曲を超える花譜のオリジナル楽曲が公開されています。
さらには楽曲提供を行っているカンザキイオリのボカロ曲「命に嫌われている。」等の人気ボカロ曲から、レミオロメンの「粉雪」といった人間アーティストによる名楽曲まで、多くの楽曲のカバー動画の公開も行なわれています。

花譜の歌声に魅了された方はぜひ花譜のYouTubeチャンネルを覗いてみてください！

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