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Ayaseの音楽活動 ~YOASOBI編~ Part.1
2020年代邦楽シーンを最前線で駆ける「YOASOBI」とは
「YOASOBI」は、Ayaseがコンポーザーを務める音楽ユニット。
ボーカルはシンガーソングライターとしても活動しているikura(幾田りら)が担当しており、パワフルながら透明感のある歌声と物語的な音楽性で、高い人気を集めています。
そんな彼らのコンセプトは「小説を音楽にする」。
2019年12月の結成以来、YOASOBIは文芸作品とコラボした楽曲制作を行っており、小説・音楽・映像を組み合わせた新しいエンターテインメント作品を生み出し続けています。
2019年12月にYouTubeで公開された『夜に駆ける』は、わずか1ヶ月で100万回再生を達成。
SNSでも話題となり、世界各国の配信チャートにランクインするというデビュー作にして異例の大ヒットを記録しました。
『夜に駆ける』ためのユニットだった?
そもそもYOASOBIが結成された理由は、ソニーが運営する小説・イラスト投稿サイト「monogatary.com」の企画によるものでした。
コンテスト大賞作品を楽曲化するというプロジェクトのコンポーザーとしてオファーされたAyaseがインスタグラムでikuraを見つけ、ボーカルとして勧誘。
YOASOBIが誕生したのです。
その大賞作品こそが、「タナトスの誘惑」。『夜に駆ける』の原作となった作品です。
もし、大賞作品が本作でなければ、デビュー作はまったく違うものになっていたでしょう。
運命的な巡り合わせと作品に寄り添った楽曲制作により『夜に駆ける』は生まれ、YOASOBIは大ブレイクしたのです。