ボカロP、YOASOBIコンポーザー、シンガーソングライターとして大活躍中のアーティスト・Ayase。
2023年も楽曲『アイドル』が累計1億回再生を記録するなど、邦楽シーンに残る偉業を次々に達成しています。
ネット世代や若手アーティストたちにとってカリスマ的存在でもありますが、一体なぜ彼らはAyaseの音楽に魅了されるのでしょうか。
今回は、Ayaseのプロフィールや活動、音楽へのこだわり、楽曲の魅力を徹底解説します!
目次
Ayaseのプロフィール
YOASOBIアリーナツアー2023「電光石火」仙台編2Daysありがとうございました!
まじ最高にアツのGODスーパーえぐいでした超ラブ最高of神😭💥💞
必ずまた帰る!
お次は福岡!
アイドル含め楽曲おさらい&セトリ妄想しながら楽しみに待っててくれー! pic.twitter.com/merVxsmyfO— Ayase (@Ayase_0404) May 5, 2023
Ayaseは、2018年12月にボカロP活動を開始したアーティスト。
ボカロ曲制作のほか、音楽ユニット「YOASOBI(よあそび)」のコンポーザーや歌手活動、アーティストへの楽曲提供など、幅広い音楽活動を行っています。
なかでもYOASOBIは活動開始直後からすさまじい人気を誇り、楽曲が各種音楽チャートの上位にランクイン。瞬く間に「NHK紅白歌合戦」出場アーティストとなり、日本中でその名が知られるようになりました。
J-POPに強いこだわりを持ち、メロディアスな音楽と物語性、共感性の高い歌詞で数多くの楽曲を手がけているAyase。その音楽的ルーツはどこにあるのでしょうか。
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音楽的ルーツとAyaseの音楽
J-POP、ロックとの出会い
Ayaseは、幼いころから身近に音楽がある環境で育ち、本格的にピアノを勉強。
小~中学生でEXILEやaiko、スキマスイッチといったJ-POPアーティストを好きになり、歌手になりたいと思ったといいます。
その後、マキシマム ザ ホルモンにハマり、歌手の夢はロックバンドのボーカルへ。
実際に16歳でバンドを結成し、夢を叶えてしまいます。
Ayaseが担当していたのは、ボーカル兼作詞・作曲兼バンドリーダー。
毎月数本のライブを行うほど本格的に活動を行っており、音楽に専念するため高校も中退。
後のインタビューでは「グレていた」とも述べていますが、10代の頃から本気で音楽と向き合っていたのが伝わります。
ボカロP・Ayaseの誕生
Ayaseは約9年間バンドのボーカルとして活動。
しかし、病気を患い活動休止を余儀なくされてしまいます。
そんなときに出会ったのが、音声合成ソフト「ボーカロイド」でした。
その出会い方も偶然で、妹が聞いている音楽に興味を持ったところ、ボカロP・Neruの楽曲『脱獄』の歌ってみた動画だったとか。
そこからAyaseはボカロ曲を聞き込み、楽曲制作を開始。
初音ミクを購入して、わずか2日程度で初投稿曲『先天性アサルトガール』を仕上げてしまいました。
イラスト、動画も自分で作成しており、音楽への熱意を感じます。
また、現在活躍しているボカロPの多くは2000年代~2010年代ボカロシーンをリスナーとして体験しているため、Ayaseのように「ほとんどボカロに触れてこなかった」というボカロPはかなり特殊。
J-POPやロックを聞いて育ち、ボカロに触れる流れは、どちらかといえば、ボカロが発売される以前から音楽を作っていた2000年代~2010年代前半のボカロPたちに近いものを感じます。
ネット世代に人気のボカロ曲だけでなく、J-POPやロックなど、幅広い音楽に触れてきたAyaseだからこそ、国や年齢を超えて多くの人に愛される楽曲を制作できるのかもしれません。
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