ぬゆり【ボカロP詳細解説】「フラジール」で一躍話題に!経歴やおすすめ楽曲を徹底解説

ぬゆり【ボカロP詳細解説】「フラジール」で一躍話題に!経歴やおすすめ楽曲を徹底解説

さいしょへ


作詞作曲:ぬゆり
編曲:なつめ千秋
調声:n-buna

『さいしょへ』は、2016年2月に投稿された楽曲。
夏を感じる爽やかなバンドサウンドのボカロ曲で、ボーカル・GUMIの調声をヨルシカとしても活動しているボカロP・n-bunaが担当しています。

柔らかいGUMIの歌声やピアノを組み合わせた音楽から、青春時代特有の不安定さ切なさを感じられるのが本楽曲の特徴。
明るいアップテンポの楽曲ですがどこか暗さもあり、苦しいのに何度も聞きたくなってしまうような魅力があります。

また、近年の楽曲よりも音数が少ないシンプルな構成となっており、エレクトロ系のお洒落な曲からぬゆりを知った方にとっては、新たな一面が垣間見える楽曲といえるでしょう。

ロンリーダンス


作詞・作曲:ぬゆり

『ロンリーダンス』は、2018年10月に投稿された楽曲。
リズミカルなビートを中心としたボカロ曲で、薄暗い雰囲気や静けさの中に力強さを感じられる、いわゆるスルメ曲です。

v flowerの歌声からもひた隠した思いのようなものが感じられ、聞いているうちに世界観に引き込まれるような魅力があります。
普段のアップテンポなものとは違った雰囲気を感じられるため、まずは一度聞いてみてほしい楽曲です。

また、楽曲が進むにつれてギターやドラムの音が目立つようになり、音数が増えていく展開もポイント。
特に、ラスサビにかけての盛り上がりには注目です。

クレイ


作詞・作曲:ぬゆり
ボーカル:七滝今

『クレイ』は、2022年10月に投稿されたLanndo名義の楽曲。
アルバム『ULTRAPANIC』にも収録されている曲で、ボーカルを歌い手の七滝今が担当しています。

どっしりとしたベースラインを中心としたバンドサウンドの楽曲で、落ち着いた七滝今の歌声とマッチしているのが魅力。
伸びやかな歌い方が、どうしようもなさを感じながらも前を向こうとする歌詞とも合っており、ボカロとはまた違った楽曲のよさを感じられます。

また、歌詞の繊細な言葉選びも人気の秘密。
音とのハマりが気持ちいいだけでなく、日々のやるせなさや自問自答のような心のつぶやきが、ぬゆりらしい視点で描かれています。
Wabokuによる歌詞を表現した個性的なアニメーションMVも見どころです。

まとめ

今回は、ボカロP・編曲家・シンガーソングライターとして幅広く活躍しているアーティスト・ぬゆりを御紹介しました。

中毒性のある音楽で、聞く人を楽曲の世界観に引き込むのがぬゆりの人気の秘密。
多くの人が感じたことのある仄暗さを、主観・客観を交えた独特な視点の歌詞で描いているのも魅力的です。

近年はLanndoとしてさまざまなボーカリストや演奏家とのコラボも見られ、ボカロ以外の音楽表現にも力を入れています。
アルバムは各種音楽配信サービスでも配信されているため、ぜひ聞いてみてください。

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