ぬゆり【ボカロP詳細解説】「フラジール」で一躍話題に!経歴やおすすめ楽曲を徹底解説

ぬゆり【ボカロP詳細解説】「フラジール」で一躍話題に!経歴やおすすめ楽曲を徹底解説

ぬゆりのおすすめ楽曲6選

ここからは、ぬゆり・Lanndoのおすすめ楽曲を6曲ご紹介します。

フィクサー


作詞・作曲:ぬゆり

『フィクサー』は、2017年3月に投稿された楽曲。
YouTubeでは1900万回再生を突破しており、ダークな雰囲気と中毒性のある音楽で人気を集めています。

近年人気の音楽ジャンル・エレクトロ・スウィングをいち早く取り入れたボカロ曲でもあり、イントロからお洒落で不穏な世界観に引き込まれること間違いなし。

歌詞からは「明日から生きていく自分の身代わりが欲しくて堪らない」など、日々にやるせない思いを抱いている主人公の姿が読み取れ、サビでは何者かが悪魔のささやきのように「壊せ 壊せ」「奪え 奪え」など語りかけます。

無機質で中性的なv flowerの歌声も“自己”“他者”の対話のようになっている本楽曲の表現とマッチしており、不気味さを引き立てているポイントです。

プロトディスコ


作詞・作曲:ぬゆり
合唱達:和田たけあき(くらげP)、びす、松本もちもち、*染、ぬゆり

『プロトディスコ』は、2017年11月に投稿された楽曲。
エレクトロ・スウィング系の楽曲という点では『フィクサー』と同じですが、楽曲の雰囲気はまったく異なり、都会の夜を感じるダンスミュージックとなっています。

本楽曲の魅力のひとつは、聞いていて心地のよい音の重なり
アップテンポで進む音楽には、どっしりとしたビートや軽やかなピアノ、華やかな金管楽器など、さまざまな音が重なっており、メリハリのついた展開も相まってインストだけでも楽しめるよさがあります。

また、サビで感情を爆発させるように声を張り上げるv flowerの歌い方にも注目。
『フィクサー』とは違い、主人公が抱えるアンバランスな思いを歌声で表現しています。

間奏部分の合唱には和田たけあき(くらげP)、びす、松本もちもち、*染、ぬゆりといった人間ボーカルも参加しており、投稿当時、豪華な合唱陣が話題にもなった楽曲です。

命ばっかり


作詞・作曲:ぬゆり

『命ばっかり』は、2017年8月に投稿されたぬゆりの人気楽曲の1つ。
ニコニコ動画でチャンネル初の100万回再生を達成した動画でもあり、2023年には人気ゲームのプロセカにも楽曲が追加されました。

「普通」「個性」といった、自己と他者の対比によって苦悩する主人公を描いたシリアスな内容となっているのが本楽曲の特徴。
生きづらさを感じる主人公を肯定も否定もしない歌詞の展開が多くの人の共感を呼んでいます。
ある意味では、無機質なボカロの声だからこそ、聞く人が自分の物語として寄り添えるボカロらしい楽曲といえるでしょう。

また、MVを人気イラストレーターのアボカド6が手がけており、歌詞の世界観を柔らかくもシビアに表現しています。
MVに登場する文章も楽曲の世界観を深めているため、ぜひ映像付きで見て欲しい作品です。

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