ミュージカルといえば、突然歌い出したり踊り出したりするイメージがあって苦手…と食わず嫌いしてはいませんか?
この記事では、そんな食わず嫌いを解消すべく…。
初めてミュージカルを観る方におすすめの作品の選び方をご紹介します!
目次
好きな原作のミュージカル化作品
ミュージカル観劇が初めての場合、歌やダンスで展開されるストーリーを追うのが大変かもしれません。
そんな場合、ストーリーや世界観が最初から分かっている原作ものがおすすめです。
小説や映画原作は勿論、近年は漫画、ゲームなど数多くの2次元作品が「2.5次元ミュージカル化」されています。
もし、原作が好きな作品がミュージカル化されていたら、初めてのミュージカルとしてとても入りやすいと思います。
2.5次元ミュージカルは2次元キャラクターのビジュアル再現に力を入れているため、普段は3次元のエンタメに親しんでいない層にも受け入れられやすいのではないでしょうか。
楽曲の歌詞や台詞回しも含めて原作の世界観を表現しているので、好きなキャラクターが目の前に現れたかのような感動があります。
また、最近はビジュアルだけでなく、歌唱力の高いキャストも多いです。
楽曲もロックやポップなものが多く、ライブのような雰囲気で肩の力を抜いて楽しむことができます。
「ミュージカル テニスの王子様」、「ミュージカル 刀剣乱舞」あたりが有名どころですね。
好きな役者が出演している作品
テレビドラマで活躍している役者が舞台や、ミュージカルにも出演しているなんてことはざらにあります。
また「昔はテレビによく出ていたけど最近は見かけないな」という役者が、実は舞台で大活躍していたなんてこともよくあります。
気になる役者がいる場合は、出演作を探してみると良いでしょう。
声優としても活躍している役者がミュージカル作品に出ていることもよくあるので、気になる声優の名前を探してみるのも良いと思います。
映像も良いですが、生の迫力は段違いです。
芝居しか見たことがない役者だったけれど、実は歌も上手いんだ!など新たな発見があったりもします。
王道の名作
オーソドックスな有名作品は、やはりミュージカルの魅力を最も感じられます。
好きな原作も気になる役者も特に思いつかないという方は、王道をいきましょう。
昔から繰り返し上演されているビッグタイトルは演出も安定していてキャストのレベルも高いです。
劇団四季の「キャッツ」「ライオンキング」「マンマ・ミーア!」あたりはミュージカルに詳しくない人でもタイトルくらいは聞いたことがあるのではないでしょうか。
「キャッツ」は映画化されることで話題になりましたね。
都会のゴミ捨て場に集まった猫たちが、織りなす個性を存分に表した歌とダンスはまさに、ミュージカルにしかない魅力を感じさせてくれます。
「アラジン」や「リトル・マーメイド」などディズニーでお馴染みの作品も楽しみやすいと思います。
劇団四季はキャストでチケットを選ぶことができませんが、劇団として歌唱力や演技力がとても高く、安心して観ることができます。
ミュージカルといえば東宝の「レ・ミゼラブル」「ミス・サイゴン」なども有名ですね。
フィギュアスケートの使用曲としてもよく使われているので、曲だけ知っている!!という人も多いかもしれません。
このような、いわゆる名作と呼ばれているミュージカルは歌と台詞がシームレスに繋がっていて違和感を感じさせない構成になっています。
実力の高いキャストに豪華な衣装、セット、生のオーケストラ演奏で展開される舞台は、一度は観てみる価値のあるものだと思います。
良い席はチケット代が高価で怯んでしまうかもしれませんが、2階席や後方席であれば5000円程度の比較的リーズナブルな価格で観ることができます。
以上、初めてのミュージカル観劇におすすめの作品をご紹介してきました。
とは言え、結局は興味の引かれたものに素直に触れるのが一番です。
自分に合った作品に出会えると良いですね。