岡宮来夢のプロフィールや出演作品を徹底解説

岡宮来夢のプロフィールや出演作品を徹底解説

主な出演作品

ここからは、岡宮がこれまでに出演してきた作品の中から3作品をご紹介します。

ミュージカル「刀剣乱舞」鶴丸国永役

2019年9月上演のミュージカル「刀剣乱舞 葵咲本紀」は、ブラウザゲーム「刀剣乱舞-ONLINE-」を原案としたミュージカルシリーズの第6作目に当たる作品です。岡宮は日本刀をモチーフとしたキャラクターである”刀剣男士”の一人、鶴丸国永を演じています。

鶴丸国永は平安時代に打たれた太刀で、鎌倉御家人の安達氏や北条氏、足利家、伊達家と様々な人の手を渡ってきました。「刀剣乱舞」では銀髪金眼に鶴を思わせる真っ白い着物をまとった神秘的なビジュアルで描かれていますが、性格は気さくでひょうきんなうえに人を驚かせることが好きというギャップにあふれています。

「葵咲本紀」には蜻蛉切、千子村正、篭手切江、御手杵、明石国行も登場し、6人で徳川家康の次男・結城秀康を守ることに。部隊長である鶴丸国永は飄々とした態度で周囲を翻弄しながらも、いざというときには頼れる一面も見せ観客の心を掴みました。

「葵咲本紀」以降も2020年3月上演の「静かの海のパライソ」や再演版となる2021年9月上演の「静かの海のパライソ 2021」などに出演し、2022年8月には牧島輝演じる大倶利伽羅とのダブル主演となる「鶴丸国永 大倶利伽羅 双騎出陣 春風桃李巵」が上演されています。

舞台「BANANA FISH The Stage」奥村英二役

「BANANA FISH」は、「海街diary」や「YASHA―夜叉―」で知られる漫画家・吉田秋生が「別冊少女コミック」で連載していた作品です。舞台版となる「BANANA FISH The Stage」は水江建太と岡宮来夢のダブル主演で制作され、2021年6月に前編、2022年1月に後編が上演されました。

岡宮が演じているのは、ニューヨーク・ダウンタウンでカメラマンのアシスタントとして働く日本人大学生の奥村英二です。英二はストリートギャングの取材中に水江建太演じる17歳の美少年アッシュ・リンクスと出会い、彼と共に「バナナフィッシュ」という言葉の謎について追うことに。「バナナフィッシュ」を巡るストリートギャングとマフィアの抗争や国家の陰謀に巻き込まれる中で、アッシュと英二はお互いを信頼しあい唯一無二の絆を育んでいきます。

英二を演じるうえでの役作りについて、岡宮はまず英二がアッシュにとって大きな心の支えであると分析。自分も水江の支えにることを思いつき、「1日1つ、建太の悩みを教えて!」と提案しました。水江にそこまで悩みがなかったことからこの悩み相談は数日で終わってしまいましたが、舞台上では互いに支え合って運命に抗う2人を息ぴったりの演技で表現しています。

ミュージカル「進撃の巨人 -the Musical-」エレン役

2023年1月に上演されたミュージカル「進撃の巨人 -the Musical-」で、岡宮は主役のエレン・イェーガー役を務めました。

同作は、人を食らう巨人と人類の戦いを描いた物語です。エレンは母親や故郷を巨人に奪われたことを憎んでおり、幼馴染のミカサやアルミンと共に巨人と戦う訓練兵団に入団します。

ミュージカル版は舞台「マギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」や「鉄コン筋クリート」などの2.5次元作品を手がけてきた畑雅文の脚本と、「ヒプノシスマイク-Division Rap Battle- Rule the Stage」シリーズや「アクダマドライブ」などの植木豪による演出で制作されました。

「進撃の巨人」は2015年に実写映画が制作されており、エレンを演じているのが三浦春馬です。岡宮にとって三浦は俳優を目指すきっかけとなったあこがれの人ということもあり、「同じ役を演じさせていただけるのがすごくうれしいです」と喜びを表現しています。

公演は大阪と東京で実施され、好評のうちに終幕。壮大なスケールで再現されたエレンたちの戦いは国内だけでなく海外からも注目を集めており、2024年6月には韓国・大邱で開催された「第18回大邱国際ミュージカルフェスティバル(DIMF)」で舞台映像が上映されました。

さらに2024年10月には、初の海外公演としてアメリカ・ニューヨークのNew York City Centerで上演されることが決定しています。2024年12月からは日本凱旋公演も予定されているので、気になる人は是非チェックしてみてください。

まとめ

普段は愛嬌のある笑顔が魅力的な岡宮ですが、舞台上では迫真の演技で作品の世界観を表現するためそのギャップに夢中になるファンが続出しています。

2.5次元俳優として海外進出も決定し、さらなる活躍が期待される岡宮来夢から今後も目が離せませんね。

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