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メンバーの濃すぎる経歴
-涅槃崎さんもお笑い芸人、バンドマンという二足の草鞋で活躍されています。THE 南無ズでは葬儀屋兼フロントマンを担当されていますが、実際に葬儀屋でアルバイトをされた経験があるとお聞きしました。相方である彼岸田盆さんとの出会いを含め、これまでの経歴を教えてください。
涅槃崎:彼岸田とはお笑いの養成所で出会いました。彼がお坊さんということもあり、(キャラを)寄せた方がいいのかと思って葬儀屋でバイトを始めたんです。
-寄せ方のクセが強すぎます(笑) 坊主バンドに入る前からバンド経験はあったんですよね?
涅槃崎:高校時代に組んだバンドで5年くらいギターを弾いていましたね。坊主バンドがギターを探しているとき、「葬儀屋でギターも弾けるから」と誘ってもらって。坊主バンドの人気が出てきたので、リーダーに「フェスとか出ましょうよ!」と相談したのですが、フェスがある夏はお盆で忙しいからダメって(笑)
-紅一点のおがみおがさんも同じくお笑い芸人という経歴をお持ちです。僕もネタを観させていただいたことがあるのですが、清楚なルックスからは想像がつかないド下ネタで驚きました。ドラムやお笑いとの出会いを含め、これまでの経歴を教えてください。
おがみ:現在は芸人活動はしていないのですが、当時は南無ズとは正反対のネタをやってましたね……。檀家さん(南無ズのファン)にはショッキングだったかもしれません(笑)
-このインタビューを読んで過去のネタ動画を探す檀家さんがいるかもしれませんね(笑) ここは深掘りするところじゃなさそうなので、ドラム歴やTHE 南無ズとの出会いに話を戻しましょう。
おがみ:ドラムを始めたのは15歳で、さまざまなバンドでの活動を経た後、サポートドラマーとして活動していました。28歳のとき、コミックバンドが組みたかったのですが、残念ながらメンバーが集まらず……。お笑いも好きだったので、思いきって芸人になりました。
-行動力と決断力がすごい!(笑) THE 南無ズのメンバーとは以前から知り合いだったんですか?
おがみ:コンビで浅井企画のオーディションを受けていた頃にドドんさんに出会ったんです。偶然にもコミックバンドのドラマーを探しているとのことで二つ返事で加入しました。4年ほど芸人とドラマーの二足の草鞋でしたが、2021年末にコンビを解散したので、今は南無ズのドラマーとして活動しています。
-THE 南無ズのメンバーでひと際ミステリアスなのが虚無弦僧四さん。いつもかぶっている天蓋のせいで素顔は謎のままです。2020年7月に脱退した虚無尺僧八さんの後任としてTHE 南無ズに加入されましたが、加入の経緯やこれまでの経歴を明かせる範囲で教えてください。
虚無弦:南無ズに関わったきっかけは、おがちゃんとサポートの仕事で一緒になったことです。ベースの虚無尺僧八さんがレコーディングに慣れていないから、代わりにベースを弾いてくれないか?という流れで南無ズに参加しました。虚無尺僧八さんが脱退するタイミングで、世界中の虚無僧を集めて「二代目ベース虚無僧オーディション」をやるということだったのですが……
-虚無僧界が騒然となったあのオーディションですね(笑) 虚無弦さんが選ばれた決め手はなんだったのでしょうか?
虚無弦:以前からの知り合いというアドバンテージの差ですね。