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周東佑京のプロ入り前の経歴は?
ここからは、周東佑京のプロ入り前の経歴について紹介します。
甲子園出場は?周東佑京の高校時代について解説!
周東佑京は群馬県にある東京農業大学第二高校で3年間プレーしています。
3年時にはチームの主将を務め、群馬県大会で打率.412を記録するなどチームを牽引しました。
順調に県大会を勝ち上がったものの、決勝戦で高橋光成(現:埼玉西武ライオンズ)を擁する前橋育英高校に敗れ、甲子園出場を果たすことはできませんでした。
神宮大会への出場は?周東佑京の大学時代について解説!
高校卒業後、東京農業大学生物産業学部に進学します。
入学してすぐに頭角を現し、1年時からレギュラーを獲得します。
1年時、2年時には外野手、3年時には三塁手、4年時には遊撃手と様々なポジションで試合に出場しており、大学時代の経験がユーティリティプレーヤーとしてのルーツとなっています。
北海道六大学リーグでは、MVP、優秀選手賞、ベストナインのタイトルを獲得するなど輝かしい実績を残すとともに、全日本大学野球選手権大会に3度、明治神宮大会に1度出場するなど、チームとしても顕著な成績を収めています。
これらの成績が評価され、2017年に行われたプロ野球ドラフト会議において、福岡ソフトバンクホークスから育成2位指名を受けることとなったのです。
周東佑京のプロ入り後の成績について徹底解説!
【2019年】育成から支配下登録、1軍昇格を果たしたシーズン!
2019年シーズンの成績
出場試合数:102試合
打数:102打数
安打:20安打
打率:.196
盗塁:25 盗塁
2019年に支配下登録を勝ち取ると、1軍昇格を果たします。
チームの主力野手に故障が相次いだことから、出場機会に恵まれることとなります。
4月21日にスタメン出場を果たすと、プロ初安打となる本塁打を放つなど活躍し、存在感を示しました。
主力選手の復帰に伴い、出場機会は減少しますが、代走として勝利に貢献し続けます。
最終的にチーム最多の25盗塁を記録するなど、自身の強みを存分に発揮したシーズンとなりました。
【2020年】盗塁王を獲得!飛躍のシーズン!
2020年シーズンの成績
出場試合数:103試合
打数:307打数
安打:83安打
打率:.270
盗塁:50盗塁(リーグ1位)
シーズン前半から1軍に定着するものの、代走や守備固めでの出番が多かった周東佑京。
しかし、シーズン中盤から次第に調子を上げ、9月中旬からリードオフマンとしてチームを牽引します。
10月には福本豊が持つ「11試合連続盗塁」のプロ野球記録を超え、「13試合連続盗塁」の世界新記録を樹立するなど大活躍しました。
積み重ねた盗塁数は最終的に50となり、規定打席不足ながら自身初のタイトルとなる盗塁王を獲得します。
一方、リーグ最多の12失策を記録するなど、守備面で課題が残るシーズンとなりました。
【2022年】通算100盗塁を達成!打撃面で存在感を示したシーズン!
2022年シーズンの成績
出場試合数:80試合
打数:288打数
安打:77安打
打率:.267
盗塁:22盗塁
6月7日の阪神タイガース戦で通算100盗塁を記録します。
2022年シーズンは、松井裕樹や宇田川優希といったクローザーからサヨナラ本塁打を放つなど、打撃面でも存在感を示しました。
盗塁数こそ減少したものの、最終的に80試合に出場し、打率.267、自己最多となる5本塁打を放ち、チームのクライマックスシリーズ出場に貢献したのです。
WBC日本代表として、悲願の日本一に貢献!
2023年、走塁のスペシャリストとして、WBC日本代表に選出されます。
準決勝のメキシコ代表戦では、1点を追う9回。
村上宗隆の放った打球に対し、迷わずスタートを切り、日本代表のサヨナラ勝利を演出しました。
日本代表はサヨナラ勝ちの勢いそのままに世界一を達成したのです。
【2023年】自身2度目の盗塁王獲得!
2023年シーズンの成績
出場試合数:114試合
打数:237打数
安打:57安打
打率:.241
盗塁:36盗塁(リーグ1位)
2022年シーズンに引き続き、走塁のみならず、勝負強い打撃で存在感を示します。
通算150盗塁達成を皮切りに、9月、10月で12度のマルチ安打、2度の猛打賞を放つなど活躍しました。
活躍が評価され、育成出身の野手で初めてとなる月間MVPを受賞します。
また、シーズンを通して盗塁を積み重ね、自身2度目となる盗塁王のタイトルを獲得しました。
シーズン終了後のファンフェスティバルでは、2024年シーズンから選手会長を務めることが発表されており、周東佑京の活躍、リーダーシップに期待が高まっています。
周東佑京は結婚してる?
周東佑京は2020年6月にかねてより交際していた一般女性と結婚しています。
2人の出会いは2018年で知人の紹介で知り合い、交際に発展したようです。
東京に拠点を置いていたパートナーと遠距離恋愛を続けながら愛を育んだようです。
また、2022年には第一子となる男の子が誕生しています。
生活面をしっかりとサポートしてくれる伴侶を得たことや、守るべき存在ができた周東佑京の今後のさらなる活躍に期待です!
最後に
日本野球界を代表するスピードスターである周東佑京。
育成選手として入団以降、着実に結果を残しています。
また、走塁のスペシャリストとして活躍したWBC準決勝のメキシコ代表戦は、多くの野球ファンが興奮したのではないでしょうか。
福岡ソフトバンクホークスのファンはもちろんですが、多くのプロ野球ファンが活躍を期待している選手です。
2024年シーズンはどのような活躍をみせてくれるのでしょうか。
周東佑京の活躍に注目です!