ミスター・トリプルスリーの異名で知られる、東京ヤクルトスワローズの山田哲人(やまだてつと)。
所属チームはもちろん、日本代表メンバーとしても活躍を見せている球界屈指の名選手です。この記事ではそんな山田の成績や獲得タイトルについて徹底解説!
さらにプレイヤーとしての特徴や年俸推移なども紹介し、様々な角度からその魅力に迫っていきます。これを読めば山田の気になる情報をしっかりチェックすることができますよ。
目次
山田哲人のプロフィール
-
生年月日:1992年7月16日
年齢:31歳(2024年5月現在)
身長:181cm
体重:81kg
出身:兵庫県豊岡市
投打:右投右打
ポジション:二塁手
東京ヤクルトスワローズに所属し、中軸打者として活躍している山田哲人。
プロ生活14年目を迎える中堅選手で、2021年シーズンからはチームのキャプテンを任されています。プロ選手のなかでは小柄な体格をしていますが、その長打力は球界でも屈指の高さ。
驚異的なスイングスピードと優れた選球眼を持っており、ずば抜けた身体能力であらゆるプレーをハイレベルにこなしています。山田はヤクルトの精神的支柱、そして攻守の中心として、あらゆる面でチームを支えている選手なのです。
山田哲人はどんな選手?
選手としての強み
山田は野球に必要と言われているミート力・長打力・走力・守備力・送球力、全てが高水準なファイブツールプレイヤーとして知られています。
優れたバッティング技術で長打を放ち、持ち前のスピードと投手のクセを読む洞察力で盗塁を量産。そのうえ守備範囲の広さや肩の強さにも定評があり、内野の要としても活躍しています。
走攻守が揃う選手は数多くいますが、その全てで球界トップレベルの実績を残しているのは後にも先にも山田のみ。そのため一部の野球ファンからは、「NPB史上No.1セカンドは山田ではないか」と言われています。
山田哲人の高校時代
高校時代の成績
兵庫県豊岡市出身の山田は、小学校2年生のときに宝塚リトルリーグで野球人生をスタートさせます。中学時代はヤングリーグ・兵庫伊丹に所属し、そこから大阪の野球名門校である履正社高等学校へ進学しました。
山田は1年の夏からベンチ入りを果たし、その1年後にはレギュラーに抜擢されます。彼はこの頃から打撃・守備共に高い評価を受けており、3年春には近畿大会準優勝、そして3年夏には自身初となる甲子園出場を果たしました。
この大会で山田は初戦にホームスチールを決めるなど活躍を見せ、履正社の夏の甲子園初勝利に大きく貢献。しかし次の試合では、山田のホームランも空砲となり敗北を喫することに。
2回戦敗退という残念な結果に終わってしまったものの、山田はこの甲子園で強烈なインパクトを残し、2010年のドラフト1位選手として東京ヤクルトスワローズに入団します。