今回の記事では、2019年のドラフト会議、広島東洋カープが指名した選手をまとめてみました!
毎年、ワクワクするドラフト会議。今年は広島東洋カープは指名選手6人、育成選手3人の計9選手を指名しています。
今年の広島東洋カープが指名した選手はどんな選手でしょう!
それではみていきましょう!
目次
広島東洋カープ・2019年ドラフト指名選手一覧
2019年に広島東洋カープが指名した選手の一覧は下記の通りです。
本日行われた2020年度カープ新入団選手発表🎊
カーチカチ!では、Very!カープ動画で全9選手それぞれの会見の模様と佐々岡真司監督の会見をドドッ!と配信😉
希望に満ちあふれたルーキーたち✨の輝かしい未来に乾杯じゃー🥂#カープ #カーチカチ #新入団発表 #全選手の会見すべて見せます pic.twitter.com/iKLmsXBvpE— カープ公式アプリ カーチカチ! (@rcccarp) December 9, 2019
- 1位: 森下暢仁 / 投手 / 明治大
- 2位: 宇草孔基 / 外野手 / 法政大
- 3位: 鈴木寛人 / 投手 / 霞ヶ浦高
- 4位: 韮澤雄也 / 内野手 / 花咲徳栄高
- 5位: 石原貴規 / 捕手 / 天理大
- 6位: 玉村昇悟 / 投手 / 丹生高
- 育成1: 持丸泰輝 / 捕手 / 旭川大高
- 育成2: 木下元秀 / 外野手 / 敦賀気比高
- 育成3: 畝章真 / 投手 / 香川オリーブガイナーズ
広島東洋カープ・2019年ドラフト指名選手紹介
今回、広島東洋カープは計9選手を指名しています。
育成選手も含めると4選手が投手となっています。
2019年は4連覇を逃してしまい、さらにAクラスを逃してしまう形でシーズンを終了してしまいました。
課題は投手陣。
先発ローテが1枚足りなく安定して任せられる投手陣もいない状況でした。
それだけ今年のカープのドラフトの戦略は投手を中心に考えていたことが伝わってきますね。
特に野村選手がFAなどで出てしまう可能性や投手陣の不調などもあり強化をしていきたいという狙いがあったのかもしれません。
それだけに一巡目で大学NO.1の呼び声高い、森下選手を指名できたことは大きいといえますね。
また、野手陣では打撃力の低下が課題として挙げられていました。
今回の指名した野手陣も打撃力に定評のある選手が多く指名しているのも納得できます。
それでは各選手ごとに特徴をみていきましょう。
第1位:森下暢仁選手
名前:森下 暢仁(もりした まさと)
生年月日:1997年8月25日
出身地:大分県
出身チーム:明治大学
ポジション:投手
投/打:右投/右打
明治大出身の大学NO.1投手と称賛されている森下選手を一位で単独指名することに成功しました。
森下選手の特徴はなんといっても最速154km/hのストレートです。
高校時代は肘の怪我などがあり、投手としてあまり活躍はできませんでした。
しかし、甲子園不出場ながらU-18日本代表に選ばれています。
この時点で各球団のスカウトから注目の的でした。
しかし、森下選手はプロ志望届を出さずに明治大学に進学をしています。
大学時代も肘の怪我に合ってしまうなどはあり、大学1年生あまりプレーはできませんでした。
しかし、2年生の春からリーグ戦に出場をし防御率のランキングで2位という安定した結果を残しています。
大学4年時にはキャプテンとしてチームを牽引しています。
そして、2016年以来となる明治大学のリーグ戦優勝に貢献をしています。
個人ではベストナインとMVPにも選出される活躍を見せています。
さらに日本大学選手権でも38年ぶりの明治大学優勝に導いています。
素晴らしいのがこの大会でも森下選手はMVPに選出をされています。
大学4年時の活躍ぶりがすごいですね。
森下選手の特徴は前述した通り、ストレートです。
無駄な回転がかからず、まっすぐ綺麗に伸びていきます。
プロでも通用をするストレートをもっています。
また、ストレートだけでなく縦に大きく変化するカーブをもっており緩急のついたピッチングが可能になっています。
まだまだ、伸びしろもありますが即戦力として活躍することも期待できます!
早く一軍のマウンドで投げる姿をみたいですね!
期待の投手です。
第2位:宇草孔基選手
名前:宇草 孔基(うぐさ こうき)
生年月日:1997年4月17日
出身地:東京都
出身チーム:法政大学
ポジション:外野手
投/打:右投/左打
広島東洋カープが2位で指名したのが法政大学の宇草外野手です。
米子北高時代はセンバツにも出場しています。
準々決勝の大阪桐蔭戦では史上12人目の先頭打者ホームランを放っています。
特徴はなんといってめ身長が高い上に足が速いというところです。
走攻守揃った外野手という評価をスカウトからも受けています。
まだまだ、伸びしろがあるのでこれからが楽しみな選手ですね!
第3位:鈴木寛人選手
名前:鈴木 寛人(すずき ひろと)
生年月日:2001年10月7日
出身地:茨城県
出身チーム:霞ヶ浦高高校
ポジション:投手
投/打:右投/右打
広島東洋カープが3位で指名したのが高校生投手の鈴木選手です。
高校は霞ヶ浦高に進学をいたします。
高校1年時からベンチ入りをしています。
高校2年時は怪我などにあいますが、3年時に自身初となる甲子園出場を果たしています。
奪三振が9を超えており鈴木選手自体は好成績を残しています。
鈴木選手の特徴はなんといってもストレートです。
マックス150km/hを投げることができます。
また、プロ顔負けの回転数のストレートを投げることができます。
変化球も数多く投げることができ、とくにスライダーが切れ味抜群です。
ジャイロスライダーと呼ばれています。
また、ランナーを出した時のクイックも速いです。
まだまだ、伸びしろがあるので今後が楽しみな選手です。
今後の活躍に期待ですね!
第4位:韮澤雄也選手
名前:韮澤 雄也(にらさわ ゆうや)
生年月日:2001年5月20日
出身地:新潟県
出身チーム:花咲徳栄高等学校
ポジション:内野手
投/打:右投/左打
広島東洋カープが4位で指名したのが高校生内野手です。
花咲徳栄高出身の韮沢内野手です。
攻守ともにバランスが良い選手で高校野球日本代表にも選ばれています。
高校は地元新潟を離れ埼玉の花咲徳栄に進学をし、高校1年時の春からベンチ入りをしています。
2年時には韮沢選手自身も活躍し、甲子園出場をしています。
3年の最後の夏も甲子園に出場をしています。
甲子園では初戦敗退してしまいましたが、高校野球日本代表に選出されています。
さらにU-18W杯ではベストナインに選ばれる活躍をみせています。
韮沢選手は選球眼もよく、出塁率も高いです。
また、バッティングもコンパクトでバットコントロールも良いです。
さらに守備もよく、走攻守揃っています。
まだまだ成長段階ではありますのでこれからが期待の選手です!
第5位:石原貴規選手
名前:石原 貴規(いしはら ともき)
生年月日:1998年2月3日
出身地:兵庫県
出身チーム:天理大学
ポジション:捕手
投/打:右投/右打
続いて広島東洋カープが5位指名したのが大学生捕手です。
天理大学の石原選手です。
各球団のスカウトから捕手として実力と打者としての実力、どちらも評価されています。
石原選手の特徴はなんといっても強肩です。
二塁送球スピードが2秒を切っています。
大学時代も1年時から出場をしています。
また、打者ごとに配給をきちんと組み立てることができるクレバーさもあります。
打者としてもパワーがあるので期待できます。
強肩に加えて打者としてのセンスも抜群なのでこれからが楽しみな選手です!
今後の活躍に期待ですね!
第6位:玉村昇悟選手
名前:玉村 昇悟(たまむら しょうご)
生年月日:2001年4月16日
出身地:福井県
出身チーム:丹生高校
ポジション:投手
投/打:左投/左打
広島東洋カープが最後に支配下登録できる選手で指名したのが高校生投手です。
丹生高校の玉村投手です。
高校時代は県でベスト8でしたが、多くのスカウトが注目をしていました。
2年生の秋からエースとして活躍をしています。
前述した通り、甲子園出場はないですが、練習試合で星稜高校の奥川投手と投げあっています。
そこでアドバイスをもらい、球速を147km/hに伸ばしています。
残念ながら甲子園出場とはなりませんでしたが、スカウトが注目するほど成長をしています。
特徴は打者に応じてコースを投げ分けることのできる制球力です。
また、変化球も多く投げることができ的をしぼらせません。
18歳なのでこれからが期待の投手です!
育成1位:持丸泰輝選手
名前:持丸 泰輝(もちまる たいき)
生年月日:2001年10月26日
出身地:北海道
出身チーム:旭川大高校
ポジション:捕手
投/打:右投/左打
ここからは育成枠選手です。
まず、育成枠1位が持丸選手です。
旭川大高校出身の捕手です。
高校時代はキャプテンとしてもチームを牽引しています。
持丸選手の特徴は強打者のキャッチャーという点です。
守備でも的確なリードで投手陣を引っ張っていくことができます。
育成枠ですが、これからの成長によっては支配下として活躍するときも近いのではないでしょうか。
育成2位:木下元秀選手
もーすぐ高校卒業して!
ちゃんとした社会人になるんか〜
時間経つのってめっちゃ早いよな。 pic.twitter.com/jbRGUQojiC— 木下元秀 (@kmotohide0725) February 23, 2020
名前:木下 元秀(きのした もとひで)
生年月日:2001年7月25日
出身地:大阪府
出身チーム:敦賀気比高校
ポジション:外野手
投/打:左投/左打
育成二位で指名したのが敦賀気比高出身の木下選手です。
ポジションは外野手です。
体格に恵まれていて、身長が182cm、体重が86kgと大柄の選手です。
高校2年時より四番でエースとして活躍をしています。
秋から外野手に専念をして3年の最後の夏も甲子園に出場を果たしています。
3回戦で惜しくも仙台育英高校に負けて敗退してしまいますが、木下選手は活躍をしています。
左右に長打を打つことができる強打者のバッターです。
伸びしろとしても十分ありますので、成長次第で今後支配下登録も遠くない話かと思っています。
今後が楽しみな選手の一人です!
育成3位:畝章真選手
今週の週刊ベースボールに載せて頂いています!是非、2ページで紹介していただいてるので、みんな買ってください!笑
取材・文・写真 高田博史さん pic.twitter.com/oApjge4Yir
— 畝 章真 (@unetakamasa0909) December 1, 2019
名前:畝 章真(うね たかまさ)
生年月日:1995年9月9日
出身地:広島県
出身チーム:香川オリーブガイナーズ
ポジション:投手
投/打:右投/両打
最後に育成枠と指名された選手は独立リーグ出身の投手です。
畝選手は四国アイランドリーグの香川オリーブがイナーズ出身の選手です。
カープの龍実投手コーチの息子さんです。
高校時代は広島新庄高校で内野手でした。
現在、巨人で活躍する田口選手とチームメイトでした。
大学時代に投手へ本格的に変更をしています。
香川に入団後サイドスローからアンダースローに投球フォームを変更し、最速142km/hまで球速を伸ばしています。
加えて多彩な変化球を投げることができます。
中継ぎやワンポイントとしての適性は抜群なのではと考えています。
こういった投手は現在の広島東洋カープには少ないので今後の成長次第では一軍のマウンドで投げる日も遠くないかと思います。
注目ですね!
広島東洋カープ2019年指名選手・まとめ
いかがでしたでしょうか?
広島東洋カープの2019年ドラフトまとめについて紹介してきました。
即戦力投手を指名している印象があります。
また、野手陣は長期的に育てていこうという狙いも見えてきています。
投手も即戦力の選手が多く揃っているので、これからが楽しみな選手を指名できたなという印象です。
まだまだこれからの選手も多いと思いますのでこれからの成長が楽しみですね!!
以上が、たすくすがまとめる2019年広島東洋カープの指名選手一覧でした。
最後まで読んでいただき誠にありがとうございます。