皆さんは、宮城県といえばどんなスポーツが強いか?どんな選手がいるのか知っていますか?
今回は、宮城県に着目して、どのようなプロスポーツチームの拠点になっているのか、さらにはそのチームに所属する注目選手の紹介もしていこうと思います。
因みに、宮城県には3つのプロスポーツチームがあります。
プロ野球・・・東北楽天ゴールデンイーグルス
サッカー・・・ベガルタ仙台
バスケット・・仙台89ERS
これらのチームは、「地域密着」を目標に掲げており、スポーツ観戦を通して地域の復興に携わっています。
宮城県は2011年に東日本大震災に被災しました。スポーツの力で街の復興の力になってほしいですよね。
また、宮城県出身者は生まれ育った故郷への地元愛が強く、その思いがプレーに現れ、よりハイレベルな試合を観戦することができます。
そんな宮城県を拠点とするプロスポーツチームを理解し全力で応援していきましょう。
目次
野球:東北楽天ゴールデンイーグルス
まず初めに紹介する宮城県を拠点とするプロスポーツチームは野球の東北楽天ゴールデンイーグルスです。
楽天は宮城県の仙台市を拠点に活躍するプロ野球球団で、本拠地は楽天生命パーク宮城です。2005年より楽天の専用球場として使用され、収容人数が3万人にも及びます。
楽天はプロ野球に2004年新規参入し、試合に出場を果たしたのは2005年から。
参入当初は、大差失点での敗北などななかなか結果を出すことができませんでしたが、徐々に力をつけ4度のクライマックスシリーズ出場と1度の日本シリーズ優勝を果たしています。
2011年に東日本大震災を被災した宮城県を野球の力で元気を与えています。
また、地域とも親密に連携を取り、ファンサービスや様々な体験会など地域に愛される球団作りにも力を入れています。
野球の力で県民に力を与えてほしいですね。
また、東北楽天ゴールデンイーグルスには、宮城県が地元である注目のプロ野球選手が多数所属しています。
彼らの活躍によって地元チームを引っ張っていってほしいですね。
東北楽天ゴールデンイーグルスの宮城県出身注目選手は、由規選手・岸孝之選手・熊原健斗選手の3人です。
彼らの経歴や特徴を理解してより親身に応援をしていきましょう!
注目選手①由規選手(ゆうき)
・生年月日:1989年12月5日
・身長体重:179㎝80㎏
・出身チーム:仙台育英高校→東京ヤクルトスワローズ→東北楽天ゴールデンイーグルス
・出身地:宮城県仙台市
・ポジション:投手
・投/打:右投/左打
まず初めに紹介する宮城県出身の東北楽天ゴールデンイーグルス注目選手は、由規選手です。
由規選手は、小学校4年生の時に野球を始め、北仙台中学校時代には仙台東リーグの一員として全国制覇を経験しています。
世界大会の出場経験があり、初戦のロシア戦でノーヒットノーランを達成するなどの活躍を見せチームを世界大会準優勝に導いています。
中学校卒業後は仙台育英高校に進学。高校入学当初は最速130km/hにも満たないストレートであったが、3年時には最速157㎞/hを記録するまでに成長。
2年生3年生次に甲子園に出場を果たしプロスカウトから多くの注目を集めました。
高3のドラフト会議では5球団から1位指名され、東京ヤクルトスワローズへ入団。プロ入りごも最速161km/hを記録するなどチームの柱として活躍。
そして、2019年より地元の東北楽天ゴールデンイーグルスに移籍。地元を盛り上げるべき奮闘をしています。
ヤクルト時代の右肩のケガをのりこえて地元宮城で良い形で再スタートをきっています。
生まれ育った町を盛り上げれるようにこれからの活躍に期待していですね。
注目選手②岸孝之選手(きしたかゆき)
・生年月日:1984年12月4日
・身長体重:180㎝77㎏
・出身チーム:取名北高校→東北学院大学→埼玉西武ライオンズ→東北楽天ゴールデンイーグルス
・出身地:宮城県仙台市
・ポジション:投手
・投/打:右投/右打
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続いて紹介する宮城県出身の東北楽天ゴールデンイーグルス注目選手は、岸孝之選手です。
岸選手は、社会人野球チームで監督を務めた父の影響で小学校3年生の頃より西中田ゴールデンアクロスで野球を始めています。
高校時代は、自宅の最寄りだった名取北高校に進学。2年生からエースになり、県内でも知られるようになっていったが、全国的な知名度はそれほどでもなかったようです。
高校卒業後は、東北学院大学へ進学。エースとして仙台六大学野球リーグ戦でリーグ優勝に貢献。
最速152㎞/hのストレートとスライダーを武器にリーグ戦新記録となる92奪三振を記録しMVPを受賞。さらに、大学ナンバー左腕として日本代表にも選出されています。
これらの活躍によって西武ライオンズよりドラフト指名がかかりプロの世界へ。西武時代は二桁勝利ノーヒットノーランなどプロの世界でも素晴らしい活躍を見せています。
そして2017年より地元東北楽天ゴールデンイーグルスに移籍。
移籍後も、最優秀防御率のタイトル獲得や日本代表に選出されるなどの活躍をみせています。
楽天の大黒柱として更なる活躍を期待したいですね。
注目選手③熊原健斗選手(くまはらけんと)
・生年月日:1993年10月19日
・身長体重:178㎝85㎏
・出身チーム:柴田高校→仙台大学→横浜DeNAベースターズ→東北楽天ゴールデンイーグルス
・出身地:宮城県角田市
・ポジション:投手
・投/打:右投/左打
最後に紹介する宮城県出身の東北楽天ゴールデンイーグルス注目選手は、熊原健斗選手です。
熊原選手は、幼稚園から陽学校5年生までは水泳に取り組んでいましたが、地元の野球チーム、桜ドラゴンズのチラシを見たことがきっかけで小学校6年生より野球を始めています。
北角田中学校時代は、軟式野球部に所属。主にシュートを守っていましたが柴田高校へ進学を機に投手へと転向しています。
高校時代は無名で甲子園出場経験もありませんでしたが、地元の仙台大学から誘いを受けたことで同大学に進学。
大学入学後の努力が実り3年生の春季リーグよりエースとしてリーグ戦に登板。4勝、防御率1.71という好成績を残しMVPとベストナインに選出されています。
また、U-21の日本代表としてワールドカップに出場うぃ最速150㎞/hのストレートを武器に救援投手として活躍。
プロからも次第に注目されるようになり、2015年のドラフト会議で横浜ベイスターズから2位指名をうけプロの世界へ。
そして、2019年トレードのより地元の東北楽天ゴールデンイーグルスへ入団。移籍後右手中指血行障害に見舞われていることが分かり11月に手術を受けています。
2019年は不運に見舞われただけに、2020年は再起の年として活躍を期待したですね。応援しましょう!
サッカー:ベガルタ仙台
続いて紹介する宮城県を拠点とするプロスポーツチームはサッカーのベガルタ仙台です。
ベガルタ仙台は宮城県仙台市を拠点としており、仙台スタジアムをホームスタジアムとしています。
1993年のJリーグブームの高まりを受けて、1994年10月7日にベガルタ仙台が設立しました。
ベガルタ仙台というチーム名は、七夕祭りの時に天の川をはさんで輝く織姫(ベガ)と彦星(アルタイル)の二つの星の合体名で、県民と融合して共に夢を実現するという願いをこめた名前となっています。
Jリーグに理念である地域に根づきたスポーツ文化を象徴する名前となっています。
地域のシンボルとしてサッカーで仙台を盛り上げていってほしいですね。
またサッカーのみならず地域のスポーツ振興や東日本大震災の復興の手助けなど宮城県民との絆を大切に町づくりの支援も行っています。
地域の愛を力にサッカーで街を盛り上げていってほしいです。
また、ベガルタ仙台にも、宮城県が地元であるプロサッカー選手が多数所属しています。
彼らの活躍によって地元チームを引っ張っていってほしいですね!
ベガルタ仙台の注目道産子選手は、吉野恭平選手・道渕諒平選手・佐々木匠選手の3人です。
彼らの経歴やプレースタイルを理解してより親身に応援をしていきましょう!
注目選手①吉野恭平選手(よしのきょうへい)
・生年月日:1994年11月8日
・身長体重:182㎝75㎏
・出身チーム:東京ヴェルディユース→東京ヴェルディ→サンフレッチェ広島→ベガルタ仙台
・出身地:宮城県仙台市
・ポジション:MF/DF
・利き足:右足
まず初めに紹介する宮城県出身のベガルタ仙台注目選手は、吉野恭平選手です。
吉野選手は、小学校時代に地元のFC.ASKに所属しサッカーを開始。中学進学後はA.C Azzurriに所属。中3の時にはキャプテンとしてチームの全国大会出場に貢献しています。
高校進学後は、部には入らず、東京ヴェルディのユースチームへ入団。2011年のクラブユース選手権優勝に貢献し3年時はキャプテンも務めています。
2013年東京ヴェルディのトップチームに昇格。しかしながら、プロ入り後すぐに東京ヴェルディの深刻な資金難が発覚し、サンフレッチェ広島に移籍を余儀なくされました。
プロ入り後もU-21やU-22の日本代表に選ばれるなどの活躍を見せています。
そして2020年、生まれ育った地元である宮城県を拠点とするベガルタ仙台に移籍。2020年は地元のチームでの活躍が期待されています。
注目選手②道渕諒平選手(みちぶちりょうへい)
・生年月日:1994年6月16日
・身長体重:177㎝74㎏
・出身チーム:ベガルタ仙台ユース→明治大学→ヴァンフォーレ甲府→ベガルタ仙台
・出身地:宮城県
・ポジション:MF
・利き足:右足
続けて紹介する宮城県出身のベガルタ仙台注目選手は、道渕諒平選手です。
道渕選手は、小学校1年生の時に地元にあるなかのFCでサッカーを始めています。そして中学進学後から高校進学後までベガルタ仙台のユースチームに所属。
高校卒業後は明治大学に進学して部活動でサッカーに取り組みます。4年生の時には、総理大臣杯全日本大学サッカートーナメントで優勝に貢献する活躍を見せ、自身もベストイレブンに選出されています。
明治大学時代の活躍が認められ、大学卒業後はヴァンフォーレ甲府に加入。そして、2019年には地元ベガルタ仙台に完全移籍を果たしています。
2019年のシーズンは34試合に出場を果たし5得点の活躍をみせています。
中学高校時代にユースチームでお世話になった地元ベガルタ仙台でのこれからの活躍を期待したいですね。
注目選手③佐々木匠選手(ささきたくみ)
https://www.youtube.com/watch?v=2n-_yLjfIb4
・生年月日:1998年3月30日
・身長体重:166㎝59㎏
・出身チーム:ベガルタ仙台ユース→ベガルタ仙台
・出身地:宮城県仙台市
・ポジション:MF/FW
・利き足:右足
最後に紹介する宮城県出身のベガルタ仙台注目選手は、佐々木匠選手です。
佐々木選手は、小学校時代にベガルタ仙台の下部組織でサッカーを始め、中学、高校も同クラブのジュニアユース・ユースチームに所属。
2014年には、AFC U-16選手権の日本代表に選出されるまでに成長。さらに2016年にはクラブ史上最年少の16歳3か月でベンチ入りを果たし、ベガルタ仙台の至宝と呼ばれていたみたいです。
2017年には、ジュビロ磐田戦でJリーグ初得点。
その後、育成型期限付き移籍で徳島ヴォルティスやレノファ山口でプレー。2020年にベガルタ仙台に戻っています。
他チームで積んだ経験を生かして本拠地のベガルタ仙台で大活躍してもらいたいですね。
今後の活躍に期待しましょう。
バスケットボール:仙台89ERS
最後に紹介する宮城県を拠点とするプロスポーツチームはバスケットボールの仙台89ERSです。
仙台89ERSは宮城県仙台市を拠点とし、ホームアリーナをゼビオアリーナ仙台においています。
チーム創設が2004年と、東北楽天ゴールデンイーグルスと同じ年に設立されていますね。
同県内のプロスポーツチームとして切磋琢磨して共に宮城県を盛り上げていってほしいものです。
また、仙台89ERSにはイケメン選手が多数所属しており、試合に来場する半数は20代~30代の若い女性が占めています。
チーム名にある89という数字は、仙台市が誕生した1889年の後半の2つの数字からきており、仙台市のスタートを意味しているとされています。
プロバスケットボールチームが新たにできる際に市民と球団が一体感を持てるチームでありたいという願いを込めてつけられた名前だといわれています。
地域と共に歩むチームとして仙台市を盛り上げていってほしいですね。
仙台89ERSの活躍に期待しましょう。
また、仙台89ERSには、宮城県が地元であるプロバスケットボール選手が多数所属しています。
彼らの活躍によって地元チームを引っ張っていってほしいですね。
仙台89ERSの注目道産子選手は、片岡大晴選手・阿部翔太の2人です。
彼らの経歴やプレースタイルを理解してより親身に応援をしていきましょう!
注目選手①片岡大晴選手(かたおかまさはる)
https://www.youtube.com/watch?v=YiPJraajSQ8
・生年月日:1985 年12月24日
・身長体重:184㎝80㎏
・出身チーム:仙台高校→白鳳大学→リンク栃木ブレックス→京都ハンナリーズ→レバンガ北海道→仙台89ERS→京都ハンナリーズ→仙台89ERS
・出身地:宮城県仙台市
・ポジション:G
まず初めに紹介するレバンガ北海道の道産子注目選手は、片岡大晴選手です。
片岡選手は、小学校の頃よりバスケットボールを始め、仙台高校に入学後は全国大会に出場し国体でベスト8の成績を残しています。
高校卒業後は、栃木にある白鳳大学に進学。3年生で関東リーグ3部優勝とインカレ出場に貢献。
これらの活躍が認められ、高校卒業後は栃木ブレックスの育成選手としてプロ契約を結んでいます。
その後、京都ハンナリーズ、レバンガ北海道、仙台89ERS、京都ハンナリーズと移籍し現在は地元のプロバスケットボールチーム、仙台89ERSに移籍しています。
ソルジャーという愛称の通り、常に攻撃的な姿勢が魅力的でチームの攻撃の柱となる選手。
そのアグレッシブなスタイルで仙台を興奮の渦に巻き込んでほしいですね。
期待しましょう。
注目選手②阿部翔太選手(あべしょうた)
・生年月日:1993年11月3日
・身長体重:190㎝88㎏
・出身チーム:東北学院高校→立教大学→仙台89ERS
・出身地:宮城県
・ポジション:SF/PF
続いて紹介するレバンガ北海道の道産子注目選手は、阿部翔太選手です。
阿部選手は、兄がバスケットボールをしているのに触発され自身もバスケットボールを小学校時代より始めています。
そして、高校時は東北学院高校に進学。2010年の全国選抜大会でベスト16入りに貢献。高校卒業後は、立教大学に進学し、主力として活躍。
大学を卒業した後は一度社会人として銀行員になっています。しかしながら、バスケットボール選手の夢が諦めきれず銀行を退社。
ひたむきに夢を追いかける姿が評価されて仙台89ERSとプロ契約を果たしています。
現在、「バスケ漬けの毎日が楽しくて仕方がない」というほどバスケットボールにのめりこんだ毎日をおくっています。
一度は社会人となりあきらめかけた夢を実現し、毎日バスケが楽しくてしかたないと思います。
その情熱を試合にぶつけて仙台を盛り上げていってほしいですね。
宮城県のプロスポーツチームを応援しよう!
今回は、宮城県を拠点とするプロスポーツチームの紹介と宮城県出身の注目選手をまとめてきました。
地元にプロスポーツチームがあると町が盛り上がり地域の活性化にもつながります。
さらに応援を受けるプロスポーツチームの選手もモチベーションを高めることができお互いウィンウィンな関係を築いていけると思います。
各チームに所属する地元宮城県出身の選手たちにはチームそして町を盛り上げるために頑張ってもらいたいですね。
スポーツを通して地域が活性化しファンも楽しんでいけるといいですね。
スポーツの力が被災された人々の活力になってくれることを願います。