『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』のキャラクターと声優紹介!【覚悟はいいか?】

『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』のキャラクターと声優紹介!【覚悟はいいか?】

ジョジョの奇妙な冒険』といえば、他の作品にはない独特で迫力のあるセリフが魅力的な作品です。
そこで今回は、第5部『黄金の風』のアニメから、各キャラクターの担当声優さんと、その名セリフをいくつかご紹介したいと思います。
どうぞ最後までお付き合い下さい。

『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』について


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ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』は、2018年10月から2019年7月にかけてテレビアニメが放送された、大人気『ジョジョの奇妙な冒険』のアニメシリーズの4作目にあたります。

主人公『ジョルノ・ジョバァーナ』をはじめ、味方のキャラクター達のチームである『ブチャラティチーム』6人の声優は、アニメが始まる前のイベントで一気に全員発表され、ファンに大いに沸かせました。

敵勢力のチームである『暗殺者チーム』も、チームのキャラクターが順番に登場する原作とは異なり、アニメでは全員が同じタイミングで登場することで声優が発表され、話題になりました。
他にも大勢のキャラクターが登場しますが、どのキャラクターもイメージを損なうことのない配役がなされたことで、『黄金の風』のアニメは最後まで盛り上がり続けました。

『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』の名演技が光る、各キャラクターの声優&名台詞の紹介

ここからは各キャラクターを演じた声優さんを、名台詞と共に紹介していきます。

ジョルノ・ジョバァーナ


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まずは『黄金の風』の主人公である『ジョルノ・ジョバァーナ』です。主人公であるジョルノ・ジョバァーナを演じるのは小野賢章(おのけんしょう)さん。小野賢章さんは吹き替えの『ハリー・ポッター』の役でも有名です。なんと、ハリーを初めて演じた時は12歳の頃でした。それから10年に渡ってハリーを見事に演じ切って見せてくれました。
少年らしさと知的さを兼ね備えた声はジョルノにピッタリです。

ジョルノ役のオーディションの際、自分の演技に納得のいかなかった小野さんは、スタッフの方達に「もう一度(演技を)やらせて下さい!」と懇願し再度挑戦したことでジョルノ役になれたのかもしれないとおっしゃられていました。

他には、『黒子のバスケ』の黒子テツヤ役や、『遊☆戯☆王ARC-V』の榊遊矢役、『覇穹封神演義(はきゅうほうしんえんぎ)』の太公望役など、数多くの作品で主人公役を演じられている声優さんです。
近年では『機動戦士ガンダム閃光のハサウェイ』の主人公ハサウェイ・ノア役に抜擢されています。

ジョルノ・ジョバァーナの名台詞「無駄無駄無駄無駄無駄・・・」


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「無駄」という言葉を繰り返しながら攻撃をするのが特徴的なジョルノですが、なんと、敵キャラである『チョコラータ』とのバトルでは、原作の漫画では7ページ分を、アニメの台本では「無駄無駄・・・」という文字だけで埋め尽くされた3ページ分も「無駄」を繰り返しながら攻撃していました。その「無駄」の数は、小野さんが数えられた所、122字にも及んだとのことです。
それほどジョルノが敵であるチョコラータに怒りをぶつけた証拠なのですが、迫力満点に小野さんは演じ切ってくれました。

ブローノ・ブチャラティ


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ジョルノの所属するチーム『ブチャラティチーム』のリーダーであるブローノ・ブチャラティを演じるのは中村悠一(なかむらゆういち)さんです。冷静でありながらも内には熱い物を秘めるブチャラティをかっこよく演じてくれました。

中村さんは数多くのアニメでメインのキャラクターを演じられております。

機動戦士ガンダム00』のグラハム・エーカー役や、『おそ松さん』のカラ松役、『ポケットモンスター』のサクラギ博士役など、若いキャラクターから壮年のキャラクターまで、幅広い年齢のキャラクターを演じ分けられています。
近年では『呪術廻戦』の人気キャラクターである『五条悟』役を演じ、さらに注目を集めていました。

ブローノ・ブチャラティの名台詞「覚悟はいいか?オレはできてる」

相手や自身を自由自在に老人化させるスタンド能力を持つ敵キャラクター『プロシュート』との闘いの中でブチャラティが発言した台詞です。「『任務は遂行する』『部下も守る』「両方」やらなくっちゃあならないってのが「幹部」のつらいところだな」という台詞の後にこの「覚悟はいいか?オレはできてる」の発言が来るのですが、敵からボスの娘を守るという、命がけの任務を与えられたブチャラティの本気度が表されている台詞ですね。ブチャラティというキャラクターがどんな人物なのかよくわかることができる台詞です。キリっとした表情でプロシュートに向けて真っ直ぐ言い放たれたこの台詞は、視聴者の心をぐっと捕らえました。

プロシュート


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プロシュートは、ジョルノ達に敵対するチームである『暗殺者チーム』の一員です。プロシュートを演じたのは鈴木達央(すずきたつひさ)さんです。プロシュートはスタンド能力『グレイトフル・デッド』で自分自身をも老化させることが出来るキャラクターですが、老人と化した際の声の担当も鈴木さん自身が演じておられ、通常の成年時であるプロシュートとの演じ分けは素晴らしいものでした。

鈴木さんは、『ファイナルファンタジーXV』の主人公であるノクティスを演じられていることでとても有名です。他には『七つの大罪』のバン役や、『魔王学院の不適合者』の主人公アノス・ヴォルディゴード役などを演じられています。
奥さんはあの『鬼滅の刃』の主題歌『紅蓮華』で一世を風靡した歌手・LiSAさんです。

▼ LiSA さんに関してはこちら

プロシュートの名台詞①「『ブッ殺す』と心の中で思ったならッ!その時スデに行動は終わっているんだッ!」

こちらはプロシュートが弟分である『ペッシ』に、厳しいギャングの世界について説いた時に発言された台詞です。プロシュート達『暗殺チーム』の仲間は「殺す」という言葉は使ったことがないとプロシュートは言います。なぜなら、その言葉を頭に思い浮かべた時には実際に相手の息の根を止めてしまっているからです。ここではその『お手本』とでも言わんばかりに、ペッシの前でプロシュートはジョルノの仲間である『ミスタ』の頭を撃ち抜きました。

プロシュートの名台詞②「ペッシペッシペッシペッシよォ~オレはオメーを信じてるんだ オレがさっきおまえを怒ったことなら『自身を持て』・・・」

こちらはミスを犯してしまったことですっかり自信をなくしていたペッシに対し、プロシュートが叱咤激励するために言った台詞です。プロシュートは、ミスはミスとして、しっかりと叱り飛ばしますが、自信を持たせてやりたい時はきちんと励ましてくれる、良き兄貴分なのです。
一見、仲間であろうと一定の距離を取っていそうなプロシュートですが、スキンシップを取ることには意外と積極的です。プロシュートがペッシの頭を撫でまわす姿は少し面白さも感じられるので多くの人に見て頂きたいシーンです。

リゾット・ネエロ


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『暗殺者チーム』のリーダーであるリゾット・ネエロ役を演じられたのは藤真秀(ふじしんしゅう)さんです。

2007年頃から声優としての活動を始められた藤さんは、『007シリーズ』のダニエル・クレイグが演じるジェームズ・ボンド役を担当されています。ゲームでは『ディシディアファイナルファンタジーオペラオムニア』にてフィガロの国の双子の弟の方であるマッシュ・レネ・フィガロを演じておられます。
渋くて落ち着きのある藤さんの声は、個性的なメンバーが集まる『暗殺者チーム』をまとめるリーダー役としてピッタリで、誰もが納得のいく配役と言えるでしょう。

リゾット・ネエロの名台詞①「オレはおまえに・・・近づかない」


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『ジョジョ』シリーズの特徴の一つであるのが『ジョジョ立ち』と呼ばれる独特なポージングですが、リゾットも『リゾット立ち』と名付けられたポーズを作品の中で披露しています。とても有名なポーズなので、リゾットがフィギュア化された際にも、このポーズが採用されています。アニメの中で、そのリゾット立ちをした時にリゾットが発言した台詞がこの「オレはおまえに・・・近づかない」です。
遂に本格的に登場したリゾットを強くインパクトづけていて、この後の物語の展開に非常に引き込ませてくれる台詞となっています。

リゾット・ネエロの名台詞②「勝ッた!!頭を切り飛ばすッ!とどめだくらえ『メタリカ』ッ!」

こちらの台詞は、リゾットが闘った相手である『ドッピオ』にトドメを刺す際に放たれた台詞です。『メタリカ』とは、リゾットのスタンドの名前ですが、一見クールなリゾットも、他のキャラクターのように自分のスタンド名を呼びながら攻撃するのだなと思うと、なんだか親近感が湧いてしまいました。この後は形勢を逆転され、リゾットは敗北してしまいますが、『暗殺者チーム』としての誇りを捨てることなく散っていったリゾットの姿は、我々の胸にいつまでも残るキャラクターとなりました。

ヴィネガー・ドッピオ


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ジョルノ達が所属する組織『パッショーネ』のボスである『ディアボロ』のもう一つの人格であるドッピオを演じたのは斉藤壮馬(さいとうそうま)さんです。

キャラクター達がラップを興じる作品の『ヒプノシスマイク』で『夢野幻太郎(ゆめのげんたろう)』を演じられています。他には、作者である『本田さん』の書店での働く姿を描いたエッセイ漫画『ガイコツ書店員本田さん』では、主人公でもある本田さん自身をコミカルに演じられていました。

ヴィネガー・ドッピオの名台詞「トォルルルルルルルルウウウウウーッ!ザケてんじゃあねーぞッ!!なんでこんな時に電話してくんだあああああああッ!!」

ドッピオはボスと電話で連絡を取り合う演技を作中でよく行っていますが、ご丁寧にその着信音も自分で「トォルル…」と口に出して表現します。
斉藤さんは、ドッピオが電話を取った時の「プッ」という音までオーディションにて再現したことから、見事ドッピオ役をゲットすることが出来たのではないかと言われています。

斉藤さんのこの細かい演技は、『黄金の風』のイベントでブチャラティ役の中村さんが褒めちぎっていました。
「トォルルル…」という電話の着信を表現する高い声から一転して、電話の相手であるボスに対し「ザケてんじゃあねーぞッ!」怒りを見せるその変り様の演技は見物です。斉藤さんの、感情を切り替える演技のレベル高さを窺うことが出来ます。

『ジョジョの奇妙な冒険』第5部『黄金の風』キャラクターを入れ替えての演技

『黄金の風』では、作中にキャラクター同士の精神が入れ替わるという物語の展開があります。この際、声優さんは入れ替わったキャラクターの人格で演技をしなくてはならないのですが、何の違和感もなく声優さん達は各キャラを演じ切り、その実力を見せてくれました。

ジョルノと仲間の『ナランチャ』、ミスタとボスの娘『トリッシュ』の魂がそれぞれ入れ替わることになりました。ジョルノの小野賢章さんは、ナランチャの魂が入ったジョルノを演じることになるのですが、ジョルノとはまるで違う性格のはずのナランチャを見事に演じ切っていました。

そして、面白いのが性別も異なるミスタトリッシュの入れ替わりです。トリッシュの精神が入ってしまったため、女性言葉で演技をしなければならなくなったミスタの役の鳥海浩輔さんの演技は、思わず笑ってしまいます。

常に命がけのギャング達の姿が描かれている『黄金の風』ですが、この場面は少しコミカルで面白い見所となっています。

まとめ

以上、今回は『ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風』より、各キャラクターの声優さんと、その演技が光る名台詞を紹介致しました。
『ジョジョ』シリーズのキャラクターの声優さんは皆、配役がピッタリで、アニメ制作者さん達の「良い作品を作ろう」という心構えがアニメを視聴していてとても伝わって来ますね。
第5部以降の、まだアニメ化がされていないシリーズの声優さんも、どんな方が配役に当てられるのか、今からとても楽しみです。
それでは、今回はこの辺りで失礼させて頂きます。
最後までお付き合い下さり、本当にありがとうございました!

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