『うらみちお兄さん』キャラの担当声優を紹介!アニメのお兄さんたちも見逃せない!

『うらみちお兄さん』キャラの担当声優を紹介!アニメのお兄さんたちも見逃せない!

社会に揉まれ疲れ切った大人たち。そんな大人たちの心の闇を代弁しているのが、久世岳さん『うらみちお兄さん』。ブラックジョーク多めで、大人には必ずグサッと刺さるセリフに共感する人続出の漫画です。

本記事では、アニメ『うらみちお兄さん』のキャラ&担当声優を紹介。最後までお楽しみください。

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『うらみちお兄さん』キャラ&担当声優紹介

表田裏道:担当声優「神谷浩史」

本作の主人公・表田裏道(おもた うらみち)。「ママンとトゥギャザー」で体操のお兄さんをしており、皆からは「うらみちお兄さん」と呼ばれています。

爽やかな笑顔を振りまく好青年に見えますが、その実態は裏表が激しい情緒不安定な大人。仕事や人間関係、変わり映えしない私生活、将来への不安などで精神が削られ、闇の深い大人になってしまったようです。

笑顔で話していたと思いきや突然表情を失くしてネガティブになったり、大人の闇を暴露したりと、子どもたちだけでなく大人も怯えさせます。

そんな典型的なダメ人間のうらみちお兄さんですが、意外にも子どもたちの笑顔や応援には弱く子ども好きな一面も

もともとは体操選手として活躍していましたが、怪我により断念。その後、今の業界に入りました。

表田裏道の声を務めるのは、神谷浩史(かみや ひろし)さん

神谷浩史さんのプロフィール

  • 生年月日:1975年1月28日
  • 出身:千葉県
  • 所属事務所:青二プロダクション
  • 代表作品:『夏目友人帳』夏目貴志役、『化物語』阿良々木暦役、『進撃の巨人』リヴァイ役など
  • 受賞歴:声優アワード最多得票賞受賞。5年連続受賞したのちに殿堂入りを果たす。

高校3年生の時に空手部を引退した後、友人が作った演劇部に参加。大会で個人演技賞を受賞したことがきっかけで、役者を志すようになります。

神谷さんの代表作といえば『進撃の巨人』のリヴァイ。人類最強と呼ばれる作品にとっては欠かせないキャラクターで、自分にも他人にも厳しい彼ですが仲間想いな一面も持っておりファンから愛されています。

そんな神谷さんの魅力は、作品・キャラクター・演技に対する情熱が誰よりも熱いということ。

2019年に密着取材を受けた『プロフェッショナル 仕事の流儀』では、セリフの言い回しやタイミング、息づかいなど、気になったことは納得するまで追求していました。

また、声優以外にも歌手やラジオパーソナリティとしても大活躍。声優とはまた違った一面を見せていますので、ぜひご覧ください。

兎原跳吉(ウサオ):担当声優「杉田智和」

「ママンとトゥギャザー」でウサオ君の中の人を演じている兎原跳吉(うさはら とびきち)。裏道とは体育大学時代の先輩後輩という関係です。

裏道から、ほぼ毎日八つ当たりを受ける被害者。裏道の一挙一動に恐れていますが、裏では陰口を叩いており、毎回本人に気づかれてしまう間の悪い男です。

失言の多いお調子者で、外見も内面も薄っぺらいダメな大人。ギャンブル好きですが負けてばかりで、常にお金がありません。

学生時代は陸上部に所属し、走り高跳びの選手として活躍していました。

兎原跳吉の声を務めるのは、杉田智和(すぎた ともかず)さん

杉田智和さんのプロフィール

  • 生年月日:1980年10月11日
  • 出身:埼玉県
  • 所属事務所:AGRS
  • 代表作品:『銀魂』坂田銀時役、『涼宮ハルヒの憂鬱』キョン役など
  • 受賞歴:「第3回声優アワード 助演男優賞」

学校の行事で舞台脚本を担当していた杉田さん。その際に自身の声を録音したデータを聞いた兄から、声を生かした仕事を勧められたことがきっかけで声優を目指すように。

養成所のオーディションで自身の印象を強く残すため漫才調で自己紹介をしたところ、見事合格。高校に通いながら、声優を目指します。

学生時代から、普通とは少し違ったことをしていた杉田さん。知名度を上げたのは『銀魂』の坂田銀時役『涼宮ハルヒの憂鬱』のキョン役でした。

杉田さんの魅力は一度聴いたら忘れない独特の雰囲気を持った低音ボイスと、力の抜けた話し方あの声と独り言のように淡々と呟く話し方に、なぜだか引き寄せられてしまいます。

また、声優以外にもクリエーターとして活躍している杉田さん。同じ声優仲間の小野大輔さんに作詞を提供したり、ゲームソフト『月英学園KOU』のシナリオを作成しています。

熊谷みつ夫(クマオ):担当声優「中村悠一」

「ママンとトゥギャザー」でクマオ君の中の人を演じている熊谷みつ夫(くまたに みつお)。兎原同様に裏道とは体育大学時代の先輩後輩という関係です。

お調子者の兎原とは対照的に、寡黙で落ち着いた雰囲気の熊谷。あまり感情が表に出ることはなく、基本無表情です。自分が不利になりそうなときは、サッと動ける世渡り上手な一面も。本作の中では一番まともな大人かもしれません。

歌のお兄さんである池照とは仲が良いようで、彼が何か困っていると影武者のように近づき助けています。

学生時代は弓道部に所属していました。

熊谷みつ夫の声を務めるのは、中村悠一(なかむら ゆういち)さん

中村悠一さんのプロフィール

  • 生年月日:1980年2月20日
  • 出身:香川県
  • 所属事務所:インテンション
  • 代表作品:『マクロスF』早乙女アルト役、『俺の妹がこんなに可愛いわけがない。』高坂京介役、『魔法科高校の劣等生』司波達也役など
  • 受賞歴:「アニメグランプリ 第18回最優秀男性声優賞」「第3回Yahoo!検索大賞 パーソンカテゴリ 声優部門賞」など

『リーサル・ウェポン2/炎の約束』で日本語吹き替えをしていた磯部勉さんに憧れて、声優を目指し始めた中村さん。声優になるため、高校卒業後に上京しました。

『ヴァルキリープロファイル2 シルメリア』のルーファス役や『おおきく振りかぶって』の阿部隆也役、『CLANNAD』の岡崎朋也役をきっかけに、メインキャラクターを演じることが増えて知名度が上がっていきました。

中村さんの魅力は、爽やかで落ち着きのある声「THEイケボ」という男前な声から、正統派イケメンを演じることが多いです。

近年で注目を集めたのは『呪術廻戦』の五条悟役。作品に登場するキャラクターの中で、一番人気のキャラクターです。強くてかつカッコイイ、そして親しみやすくて色気もあるという「THEイケボ」の中村さんにピッタリの役柄でした。

また、ゲーマーとしても有名な中村さん。2020年4月からは『わしゃがなTV』というチャンネルを開設し、ゲーム実況を中心に配信も行っています。

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蛇賀池照:担当声優「宮野真守」

「ママンとトゥギャザー」で歌のお兄さんをしている蛇賀池照(だが いけてる)。皆からは「いけてるお兄さん」と呼ばれています。

元ミュージカル俳優で低くて伸びのある美声と歌唱力、美しいルックスがママさんから人気を集めています。

しかし、中身は小学生低学年。低レベルな下ネタが大好きで、作中では「ちん」という言葉が入った単語やフレーズに笑いが止まらなくなっていました。

その他にも行間や空気、アナログ時計が読めない(けれどいつも時計は持ち歩いている)、いつもなぜかおにぎりのことを考えていて人の話を聞いていないと、残念な部分が隠されているイケメンです。

蛇賀池照の声を務めるのは、宮野真守(みやの まもる)さん

宮野真守さんのプロフィール

  • 生年月日:1983年6月8日
  • 出身:埼玉県
  • 所属事務所:劇団ひまわり
  • 代表作品:『機動戦士ガンダム00』刹那・F・セイエイ役、『うたの☆プリンスさまっ♪』一ノ瀬トキヤ役
  • 受賞歴:「第2回声優アワード 主演男優賞」「第6回声優アワード 助演男優賞」「第8回声優アワード 歌唱賞」「第14回声優アワード インフルエンサー賞」など

兄の影響で小学生時代から劇団ひまわりに所属し、子役をしていた宮野さん。中学高校は俳優としてテレビドラマに出演していました。

声優としてデビューしたのは、NHK教育の海外ドラマ『私はケイトリン』。これをきっかけに、声優として活動を広げていきます。宮野さんが一躍有名になったのは、『DEATH NOTE』の夜神月役。この年には「第2回声優アワード 主演男優賞」を受賞しました。

宮野さんの魅力は、男性にしては高めで爽やかさを感じる中低音美声ボイス正統派イケメンから王子キャラ、ハイテンションキャラなど幅広いイケメンを演じてきました。

また、歌手としても大人気の宮野さん。2008年に歌手デビューしてから、圧倒的な歌唱力とパフォーマンスでライブを大成功させています。

多田野歌乃:担当声優「水樹奈々」

「ママンとトゥギャザー」で歌のお姉さんをしている多田野歌乃(ただの うたの)。皆からは「うたのお姉さん」と呼ばれています。

有名音楽大学を卒業しているエリート・うたのお姉さん。しかし、元売れないアイドル歌手→ものまね演歌歌手・追出やす子(おいで やすこ)→ナイトクラブのジャズシンガーと、エリートとは思えない経歴を持っています。

その原因は、お姉さんの運のなさとタイミングの悪さ

現在もその力は発揮されており、売れないお笑い芸人の彼氏とは6年同棲していますが、いまだに結婚の予定はありません。

多田野歌乃の声を務めるのは、水樹奈々(みずき なな)さん

水樹奈々さんのプロフィール

  • 生年月日:1980年1月21日
  • 出身:愛媛県
  • 所属事務所:シグマ・セブン
  • 代表作品:『NARUTO -ナルト-』日向ヒナタ役、『魔法少女リリカルなのは』フェイト・テスタロッサ役など
  • 受賞歴:「第1回声優アワード 歌唱賞」など

幼い頃から演歌歌手を夢見ていた水樹さん。15歳で単身上京し、堀越高校芸能コースに入学します。しかし、声質の問題から途中で演歌歌手を断念。その後は、声優とアニソン歌手を目指して、代々木アニメーション学院に通います。

水樹さんの魅力は、幼い頃から鍛えられた圧倒的な歌唱力とカリスマ性です。

演歌歌手を目指していた水樹さんは、父親と毎日休むことなくレッスンに励んでいたそう。上京してからも内弟子生活を送っており、ずっと努力を積み重ねていました。

演歌独特の歌い方や細かなビブラートといった技術が、今の水樹さんを作り上げているのです。

その実力は、他の声優アーティストとは比較にならないほど。声優個人として初めて「NHK紅白歌合戦」に出演したり、西武ドームや日本武道館で声優初としてコンサートを開催したりと、いくつもの偉業を成し遂げています。

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木角半兵衛:担当声優「木村良平」

MHKエンタープライズ・販売企画部でグッズ開発を行っている木角半兵衛(きかく はんべえ)

長い髪と、口や耳にたくさん付いたピアスが特徴的な元バンドマン。人当たりの良さそうな笑顔の彼ですが、突如怒りだしたり真顔になったりと裏道以上に感情の起伏が激しい刺激的なキャラクターです。

木角半兵衛の声を務めるのは、木村良平(きむら りょうへい)さん

木村良平さんのプロフィール

  • 生年月日:1984年7月30日
  • 出身:東京都
  • 所属事務所:劇団ひまわり
  • 代表作品:『黒子のバスケ』黄瀬涼太役、『銀の匙 Silver Spoon』八軒勇吾役、『ハイキュー!!』の木兎光太郎など
  • 受賞歴:「第6回声優アワードで助演男優賞」

母親の勧めで3歳から劇団ひまわりに所属している木村さん。子役時代は実写作品や舞台に出演していました。

声優としてデビューしたのは、1994年の『逮捕しちゃうぞ』。2009年に『東のエデン』で主人公・滝沢朗を務め、注目を集めます。

木村さんの魅力は、聞いている人を共感させる声木村さんの声には、主人公を身近に感じさせる不思議な魅力があります。ノイタミナ作品で木村さんを何度も主人公に起用したプロデューサーは、木村さんのその共感性や親近感のある声を絶賛していました。

さらに木村さんは演技に対して貪欲な一面も。主人公のオーディションで別のキャラクターを演じたくなり直談判したり、原作には登場するけれどアニメにはいないキャラクターを演じたくてセリフをテープに吹き込んで持っていったりというエピソードが挙げられています。

上武裁人:担当声優「鈴村健一」

MHKエンタープライズでデジタル企画部に所属している若手社員・上武裁人(うえぶ さいと)。木角とは同期。

仕事では必要最低限しか関わりたくない今どき社員で、テンションは常に低め。

二次元を愛するオタク男子で、三次元の女性には一切興味がないと断言しています。

上武裁人の声を務めるのは、鈴村健一(すずむら けんいち)さん

鈴村健一さんのプロフィール

  • 生年月日:1974年9月12日
  • 出身:大阪府出身
  • 所属事務所:インテンション
  • 代表作品:『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』シン・アスカ役、『銀魂』の沖田総悟役
  • 受賞歴:「第2回声優アワード ベストパーソナリティ賞・シナジー賞」「第10回声優アワード 助演男優賞とパーソナリティ賞」など

もともとは調理師になろうとしていた鈴村さん。学校の願書を取り寄せていたところで、同級生から声優のオーディションを教えられて興味を持ち、応募したところ見事合格。

デビュー作は『マクロス7』。鈴村さんが声優として注目を浴びたのは、『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』シン・アスカ役『銀魂』の沖田総悟役でした。

2011年には同じく声優、歌手として活躍している坂本真綾さんと結婚。

鈴村さんの魅力は、固定概念にとらわれない行動力声優は声優だけをしていればいいのではなく、声優以外にも歌手やラジオのパーソナリティーなど、表現者として声優という職業を知ってもらおうと活動しています。

鈴村さん自らが歌手として活動したり、プロデューサーとして即興舞台を開いたり、さらには自身の事務所を立ち上げたりと、声優そのものの魅力を発信しているのです。

猫田又彦:担当声優「小野大輔」

Bar「CAT KICK」の店長をしている猫田又彦(ねこた またひこ)。兎原と熊谷とは体育大学時代の同級生で、同じ寮に暮らしていました。

バツ2で、子ども2人分の養育費を払うために日々働いています。

物腰が柔らかく人懐っこいのですが、どこかダメな大人のように見えてしまいがち。意外と常識人?

猫田又彦の声を務めるのは、小野大輔(おの だいすけ)さん

小野大輔さんのプロフィール

  • 生年月日:1978年5月4日
  • 出身:高知県
  • 所属事務所:フリーランス
  • 代表作品:『ジョジョの奇妙な冒険』シリーズの空条承太郎役、『黒執事』シリーズのセバスチャン・ミカエリス役など
  • 受賞歴:「第2回声優アワード サブキャラクター男優賞(助演男優賞)」「第4回声優アワード 主演男優」「第9回声優アワード 主演男優賞・パーソナリティ賞」など

大学ではテレビ番組の制作を学んでいましたが、途中で挫折。その後、転向したラジオ番組制作現場で、スタッフ不足のために出演したラジオドラマをきっかけに声優を目指すようになります。

小野さんの魅力は、体中に響き渡るバリトンボイスどんなイケメンでも演じ切れるイケボブームの火付け役の一人として、数々のイケメンキャラクターを演じてきました。

とくに印象深いのは『黒執事』のセバスチャン・ミカエリス役。「坊ちゃん」「イエス、マイロード」といったセリフに誰もがキュンとしたでしょう。

さらに、小野さんの魅力はもう一つ。それは自身の個性を生かした自己プロデュース力自身をカッコよく見せたり、面白く見せたりと、イケボ声優におさまらない活躍をしています。

現在は事務所に所属せず、フリーで活動している小野さん。これからもいろんな小野さんの姿に期待したいです。

『うらみちお兄さん』アニメOP・EDもおすすめ!

オープニングテーマ『ABC体操』/いけてるお兄さん、うたのお姉さん

『うらみちお兄さん』のOPテーマを歌うのは、いけてるお兄さん(CV宮野真守さん)とうたのお姉さん(CV水樹奈々さん)。作詞はもちろん作者の久世岳さんです。

歌詞の内容はなかなかですが、子ども向け番組らしく明るくポップな楽曲に仕上がっています。何より「ABC!ABC!A~B~C~!」というサビと振付は覚えやすくて、一緒に踊りたくなってしまいます。

ちなみにウサオ君とクマオ君がOPテーマを踊ってみた♪という動画もあるので、あわせてこちらもご覧ください。

エンディングテーマ『Dream on』/宮野真守

『うらみちお兄さん』のEDテーマを歌うのは、宮野真守さん。

OPとは対照的に、落ち着いた雰囲気の楽曲になっています。こちらは「ノスタルジーなムードでOPとの対比を出してほしい」と作者・久世学さんからの要望を受けて作られたそう。

テレビや子どもたちの前で見せる表の顔とは違う、素の表情がEDテーマに込められているような映像になっています。

宮野さんのMVでも郷愁をテーマに撮影されたとのこと。どちらも楽曲の雰囲気にピッタリのMVになっています。

まとめ

『うらみちお兄さん』には個性強めなキャラクターばかり。大人だからこそ、このキャラクターの気持ちがわかる!となるはずです。

漫画はもちろん面白いですが、実力派声優さんたちが声を拭き込んだアニメも面白いこと間違いなし!ぜひご覧ください。

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