目次
エレン・イェーガーの壮絶な最期
【キャスト・スタッフコメント動画公開!】
「進撃の巨人」The Final Season放送を記念して、キャスト・スタッフコメントを公開しました!
今回は、キャラクターデザイン・岸友洋さん!https://t.co/YjDm1cNoKZhttps://t.co/uriVvCyn4O#shingeki— アニメ「進撃の巨人」公式アカウント (@anime_shingeki) December 4, 2020
エレンが始めた大量殺戮である地ならし。
この暴走はエレンの死をもって終焉を迎えます。
エレンは誰に殺されて、最期に何を思ったのか。
「進撃の巨人」のクライマックスに迫ります。
ミカサが地ならしを終わらせた
ミカサがエレンの首を落とすことで、地ならしは終わりを迎えます。
超巨大化した始祖の巨人となったエレン。
始祖の巨人の本体となったエレンは巨人の口の中にありました。
ミカサは始祖の巨人の口に入り、エレンの首を落とします。
これはエレンが最も望んでいた結末です。
エレンを一番大切に思っているミカサに殺されるシーンは進撃の巨人のクライマックスとして非常に重要なシーンです。
エレンのミカサへの本当の想い
物語の序盤から中盤にかけて、エレンはミカサに好意を寄せている様子は見られませんでした。
しかし物語の終盤、エレンもミカサを大切に思っていたことが分かるシーンがあります。
それは、親友のアルミンに「俺が死んでも10年は引きずっていて欲しい」と泣きながら語るシーンです。
ミカサがエレンに気持ちを寄せるように、心の深いところではエレンもミカサに好意を寄せていたことが分かります。
エレンは人生の全てを巨人の駆逐にかけていたため、ミカサの好意に応えないのは彼なりの覚悟だといえます。
まとめ
エレンが行った地ならしが正義なのか悪なのかは、置かれた立場によって変わります。
ただ、地ならしは大量殺戮であり世界を地獄に陥れたのは変わりありません。
しかし、壁外の人々が恐怖や憎悪といった感情をパラディ島に押しつけてきた見返りが、地ならしとなって返ってきたのも事実です。
このことから、恐怖や怒りの原因となる問題を一カ所に押しつけて本質的な問題解決に目を背けると、後々苦しむことになるというメッセージが隠されていると解釈することもできます。
作者が伝えたかった主題を考察しながら進撃の巨人を読み進めていくと、より深く作品を楽しめるでしょう。
▼合わせて読みたい!