この素晴らしい世界に祝福を! – 魅力的なキャラと作品の見どころ、アニメ主題歌をまとめて紹介!

この素晴らしい世界に祝福を! – 魅力的なキャラと作品の見どころ、アニメ主題歌をまとめて紹介!

『この素晴らしい世界に祝福を!』は、異世界を舞台に繰り広げられるドタバタコメディ作品です。アニメ・漫画・ゲームと幅広く親しまれ、国内だけでなく海外からも注目されています。

今回の記事ではキャラクター紹介に加え、作品の魅力や歴代主題歌も併せてご紹介します。

『この素晴らしい世界に祝福を!』とは


https://twitter.com/konosubaanime/media

原作・暁なつめ(あかつき なつめ)イラスト・三嶋くろね(みしま くろね)によるライトノベル作品『この素晴らしい世界に祝福を!(以下:このすば)』。元々は小説投稿サイト『小説家になろう』で連載されていた作品ですが、後に角川スニーカー文庫から出版されました。

近年における異世界ジャンルの代表作の一つでもあり、ファンからは『このすば』と親しまれている同作品。2013年に書籍化されて以降、小説だけでなく漫画・アニメ・ゲームなど多くのメディアで展開されました。原作そのものは完結したものの、続編となるアニメシリーズやゲーム化による外伝ストーリーなど、いまだに人気のあるコンテンツです。

『このすば』の世界観

『このすば』は、いわゆる異世界を舞台にした作品です。主人公であるカズマがなんともくだらない理由で死んでしまい、魔法や魔物といった存在が当たり前にある異世界へと転生。シリアス展開強めかと思いきや、ギャグ要素たっぷりのファンタジーコメディです。

強敵と戦う場面こそありますが、その戦いですらギャグがほとんど。原作はストーリーの繋がりはあるものの、一つ一つの章が短く構成されており、サクサクと読み進められる内容となっています。アニメ版ではその要素を上手く繋ぎ、テンポ良く物語が語られているので、ギャグ作品としてストレスなく楽しめるでしょう。

『このすば』主な登場人物を紹介


https://sneakerbunko.jp/konosuba/

数ある異世界作品の中でも突出した面白さを誇る『このすば』。

ギャグ特有のスピーディな展開はもちろんですが、その世界観を彩るキャラクターも非常に魅力的です。特に女性キャラクターは一癖も二癖も特徴があり、『このすば』の面白さをより高めてくれる存在でしょう。

どのようなキャラクターが登場するのか、声優と共に下記の項目でご紹介していきます。

クズでゲスな主人公「カズマ」

主人公・佐藤和真(さとう かずま)。アクセルの街ではカズマと呼ばれています。くだらない理由で死んでしまい異世界へと転生。主人公でありながら主人公らしからぬ言動の数々に、仲間だけでなく敵すらもドン引き。それらは戦闘以外でも発揮され、そのせいもあってアクセルの街では「クズマ」「カスマ」と呼ばれています。幸運のステータスは高いものの、それ以外は突出した能力もなく、職業も最弱職の冒険者。魔王討伐を目的に転生したものの、本人はあまり乗り気ではない様子。

声優を務めるのは福島潤(ふくしま じゅん)。『このすば』がテレビアニメ初主演の作品。主な代表作として『MAJOR 2nd(眉村渉)』『転生したらスライムだった件(ガビル)』『理系が恋に落ちたので証明してみた。(犬飼虎輔)』『弱虫ペダル(鳴子章吉)』などがあります。

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ゲロイン・宴会の女神「アクア」

水の女神・アクア。死んでしまったカズマを異世界に送り込む際に反感を買ってしまい、異世界へと道連れにされた不運な女神。パーティでは上級職であるアークプリーストで回復やデバフを担当。元が女神なので能力はずば抜けているものの、知識と幸運度が絶望的に低く、とんでもない事態を巻き起こすことも少なくありません。また、クエストなどで稼いだお金も全てお酒や宴会などで溶かしてしまい、ヒロインの一人でありながら飲みすぎてゲロを吐く始末。困ったらカズマに泣きつくも、泣きつかれた本人は厄介者として扱っています。

声優は雨宮天(あまみや そら)。アニメ『一週間フレンズ。』で初のメインヒロインを務めました。代表作として『一週間フレンズ。(藤宮香織)』『東京喰種(霧嶋董香)』『七つの大罪(エリザベス)』『理系が恋に落ちたので証明してみた。(氷室菖蒲)』などを演じました。

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中二病で頭のおかしい爆裂娘「めぐみん」

天才魔法使い・めぐみん。能力値が高いことでも有名な紅魔族の少女で、パーティでは攻撃の要として立ち回ります。しかし、そんな彼女には大きな欠点があります。職業は上級職であるアークウィザードですが、使える魔法は爆裂魔法(エクスプロージョン)ただ一つ。爆発系最上級の魔法ではあるものの、魔力を大きく消費するため一日一発が限度。使用すればその場で倒れてしまい、カズマに魔力を補給してもらうか、背負ってもらわなければ動くこともできません。爆裂魔法を愛するあまり、アクセルの街では「頭のおかしい爆裂娘」と呼ばれています。

声優は高橋李依(たかはし りえ)。代表作は『ゆるキャン△(斉藤恵那)』『Re:ゼロから始める異世界生活(エミリア)』『Fate/Grand Order(マシュ・キリエライト)』『からかい上手の高木さん(たかぎさん)』などが挙げられます。

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ドMで変態貴族な女騎士「ダクネス」

ダスティネス・フォード・ララティーナ。仲間内からは主にダクネスと呼ばれています。クールな見た目や言動から、パーティ内でもやや大人びた印象。職業は上級職であるクルセイダーとして主に防御面を担っています。その防御力はめぐみんの爆発魔法を防ぐほど。しかし、あまりの不器用さに攻撃がほとんと当たらないのが玉に瑕。また、敵の攻撃を真っ向に浴びて興奮するなど、かなり偏った性癖を持っています。カズマが怒鳴ってもそれをプレイの一つとして喜んでしまい、カズマでさえ扱いに困ってしまうほどの変態ぶりです。

声優は茅野愛衣(かやの あい)『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』で初のヒロインを演じました。代表作は『ノーゲーム ・ ノーライフ(白)』『ソードアート・オンライン(アリス)』『3月のライオン(川本あかり)』『鬼滅の刃(胡蝶カナエ)』などを演じました。

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「このすば」3つの見どころ・魅力を紹介!


https://store.kadokawa.co.jp/shop/pages/konosuba_special.aspx

異世界ファンタジーとして人気となった『このすば』。いまだに多くのファンから愛されている作品ですが、ではどのような魅力があるのか。下記の項目ではこれまで『このすば』シリーズに触れてこなかった人にもわかりやすく、その魅力について触れていきます。これから読んでみたい・見てみたいと考えている人は、ぜひ参考までにご覧ください。

緩さ9割、シリアス1割のストーリー

『このすば』の魅力の一つとして、ほぼギャグで構成されたストーリー展開が挙げられます。シリアス展開はあるにはあるものの、それらも結局はギャグへと転じてしまうので、ストレスなく楽しむことができるでしょう。また、アニメを見る際には原作を事前に読んでおくなどの予備知識が必要になる場合がありますが、『このすば』ではアニメからでも充分に楽しめる内容となっています。気軽に楽しみたい、そんな人にもおすすめできる作品です。

個性豊か過ぎる登場人物たちが物語を盛り上げる

登場人物の紹介でも一部触れていますが、『このすば』に登場するキャラクターは非常に個性に溢れています。良い意味でも悪い意味でも独特な性格や属性を持っているので、ストーリーやギャグシーンによりインパクトを与えます。また、登場人物が多いと名前を覚えるのが大変という人もいるでしょう。しかし、『このすば』ではその個性のおかげもあり、名前をすんなりと覚えることができます。キャラ名を覚えているかどうかでも作品の楽しさは変わってくるので、その点でも『このすば』は魅力の一つと言えるでしょう。

そんな物語をまとめるカズマが面白い

そしてやはり『このすば』において大事なのは、主人公であるカズマの存在です。カズマは何か特別な力があるわけでも、最初から女の子にモテまくるようなハーレム展開を構築する主人公でもありません。ごく普通の少年であり、強敵を前に逃げ出し、簡単に死んでしまいます。また、時にはヒロインそっちのけで風俗に通うなど、欲望に忠実な様はある意味好感が持てます。『このすば』には魅力的なキャラクターが多数登場しますが、やはり作品内において最大の魅力なのは主人公カズマの存在でしょう。

作品を彩る歴代主題歌もおすすめ!

原作から幅広く展開する『このすば』ですが、やはり特に注目を浴びたのがアニメシリーズでしょう。アニメになったことでギャグのテンポがよりわかりやすくなり、原作を読んでいない人でもすんなりと作品を楽しめる展開が描かれました。

そんなアニメシリーズを彩ってきたのが主題歌の存在です。どれも世界観に沿いながら、ノリの良い曲となっています。

第一期OP「fantastic dreamer」


Machicoによる『この素晴らしい世界に祝福を!』の第一期OP「fantastic dreamer」。弾けるように明るく、ステップを踏みたくなるような一曲。初のアニメシリーズを彩るにふさわしい曲です。

声優だけでなく歌手としても活動するMachico。『このすば』の全てのOP曲を担当しており、アニメシリーズにおいて彼女の歌声無しでは語れません。ここ最近では話題のゲーム『ウマ娘プリティダービー』のトウカイテイオー役でも話題となりました。

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第一期ED「ちいさな冒険者」


メインヒロインを演じる雨宮天・高橋李依・茅野愛衣が歌う第一期ED「ちいさな冒険者」。スローテンポな一曲は、まるで動揺の「夕焼け小焼け」のようなのどかさと寂しさを感じさせます。この曲を聴いていると、カズマ達が冒険からクタクタになって帰路につく様子が目に浮かぶかもしれません。

第二期OP「TOMORROW」


第一期に引き続きMachicoが歌う第二期OP「TOMORROW」。前回の明るい曲調を引き継ぎながら、爽快感が強調された一曲。リズムの合間にギャグ特有のドタバタ具合が挿入され、聴くだけでワクワクと気分を高揚させてくれるでしょう。

第二期ED「おうちに帰りたい」


雨宮天・高橋李依・茅野愛衣の三声優による第二期ED「おうちに帰りたい」。前回のED曲に続き、のどかなテンポが特徴的。OPや本編とのギャップを感じさせ、温かみのある魅力が詰め込まれているように思えます。ただ、筆者個人の意見としては、この曲を聴いてしまうと今日はもう終わりなのかと残念な気持ちになってしまいます。

劇場版メインテーマ「1ミリ Symphony」


劇場版アニメ『この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説』のメインテーマとして使用された「1ミリ Symphony」。テレビアニメ同様にMachicoが歌唱を担当しました。今回の楽曲はテレビ版の『このすば』を含めた、まさに集大成とも言える内容。明るさや爽快さだけでなく、カッコよさも含ませ、劇場版ならではの仕上がりとなっています。ちなみにこの楽曲の制作にはガールズバンド・チャットモンチーのドラマーだった高橋久美子、音楽ユニット・Superflyの多保孝一がそれぞれ携わっています。

劇場版EDテーマ「マイ・ホーム・タウン」


劇場版のEDテーマを飾ったのは、雨宮天・高橋李依・茅野愛衣による「マイ・ホーム・タウン」。物語を語るような優しさ溢れる一曲は、劇中でのストーリーであるめぐみんの里帰りの様子を表しているのかもしれません。ほのぼのとした雰囲気は、面白かったと感じられる後味の良い曲調となっています。

『このすば』テレビアニメ3期が決定!

原作が完結してしまった『このすば』。アニメシリーズも第二期と劇場版以降は音沙汰がありませんでしたが、ファン待望の第三期の放送が決定しました。公式サイトではキービジュアルが公開されており、詳細はまだ不明なものの、おそらく原作『この素晴らしい世界に祝福を!6 六花の王女』を元にアニメ化されるのではないかと思います。

放送時期は未定なので、時期が確定するまでは登場キャラを振り返る意味でも原作を読み直したり、またスマホ及びPCゲームとして配信されている『この素晴らしい世界に祝福を!ファンタスティックデイズ』をプレイするのがおすすめです。このゲームでは『このすば』に登場するキャラクターが総出演すると言っても過言ではなく、アニメではまだ登場していないアイリス王女の声を聞くことができます。

まだ原作やゲームに触れたことがない人は、ぜひ三期放送前に手にとってみるといいでしょう。今後放送されるアニメがより楽しいものとなるはずです。

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