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江口拓也さんの魅力
硬派なイケメンからクセ強めなキャラまで演じ分けられる声
江口さんの声優としての魅力は聞きほれてしまう低い声と、江口さんの親しみやすい性格があふれ出た高い声というギャップ。かっこいい硬派なイケメンから俺様系、熱血系、チャラいイケメン、コメディキャラまで幅広いキャラクターを演じ分けています。
とくに印象的なのは、『あんさんぶるスターズ!!』の日々樹渉や『アイドリッシュセブン』の六弥ナギ。話し方にかなり癖があるキャラクターにも関わらず、それに違和感を感じさせない演技力でファンを虜にしました。
また、キャラクター愛が強いのも彼の良さです。各作品のライブでキャラクターの髪色に染めて、そのキャラクターになりきる江口さん。キャラクターを推すファンを喜ばせたいという、彼の優しさが感じられます。
飾らない性格
どんな人に対しても自分を飾らず、ありのままの姿を見せている江口さん。かっこつけようというよりも、一人の人間として見てほしいというのが伝わってきます。
野菜嫌いでカレー好き、皆と一緒に飲むお酒も好きで、欲しいものは迷わず買ってしまうという、人前に出る職業なのにすべてをさらけ出してしまえる江口さん。一言で言えば変人ですが、そんなところが彼の魅力でもあります。
だからこそ彼は先輩や後輩だけでなく、ファンからもいじられる親しみやすい人物なのです。
江口拓也の代表キャラクター3選
『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』比企谷八幡(ひきがや はちまん)
渡航のライトノベルが原作の『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』。ひねくれた性格でぼっちを貫き通していた比企谷八幡は、教師によって無理やり「奉仕部」という部活に入れられてしまい、クラスメイトの女子たちと交流することになります。
江口さんが演じたのは、学力、体力、容姿はそれなりに優れているが、ネガティブでひねくれ者のぼっち主人公・比企谷八幡。
感情を表に出さず冷静に周囲を観察しているように見えて、じつは心の中ではめちゃくちゃ喜怒哀楽が激しい比企谷を演じました。ボソボソとつぶやくようなしゃべり方と、感情の起伏が激しいモノローグ。同じ人物でも感情にギャップがあり、毎回驚かされました。
『アイドリッシュセブン』六弥ナギ(ろくや なぎ)
スマホゲームアプリからアニメ化された『アイドリッシュセブン』。7人組男性アイドル・IDOLiSH7が、アイドルとして1人の人間として悩みながら頂点を目指し切磋琢磨していくストーリーです。
江口さんはIDOLiSH7のメンバー・六弥ナギを演じました。北欧の血を引くナギは、誰もが見とれる美貌と女性を虜にするカリスマ性を持ち合わせています。その一方で、生粋のアニメオタクという変人キャラ。
さらに印象的なのが、独特のイントネーションで話す片言の日本語です。初めはその話し方に違和感を抱いていましたが、聞いているうちにだんだんと癖になってきます。江口さんの女性を魅了させる低音ボイスとナギのカリスマ性が合わさり、多くのファンを虜にしているのです。
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『SPY×FAMILY』ロイド・フォージャー
「少年ジャンプ+」で連載されている遠藤達哉の漫画が原作の『SPY×FAMILY』。凄腕のスパイ・黄昏は任務遂行のため偽の家族を作りますが、なんと妻は殺し屋、娘は超能力者という秘密を抱えているという、ハラハラドキドキギャグ有りのストーリーです。
江口が演じたのは主人公のロイド・フォージャー(黄昏)。スパイのときは冷徹な姿を見せますが、普段は夫として父として温かく優しい一面を持っています。ただ、スパイとしての観察力を持っていても、予想を超える行動をしてくる家族に振り回されるロイド。
シリアス・コミカル・ハートフルとシーンによって、ロイドの声色を演じ分ける江口さんの演技力に驚かされます。
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