多くの声優が在籍する株式会社81プロデュースに所属している声優・羽多野渉。
「アイドリッシュセブン」「僕のヒーローアカデミア」など、さまざまな人気作に出演しています。
耳にスッと入ってくる柔らかい声や、優しい笑顔が印象的な彼。
今回は、羽多野渉の魅力をご紹介します。
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目次
羽多野渉とは?
とっても雰囲気のある場所で朗読させて頂きました。
オカルト好きにもたまらない作品『ダンダダン』!
まだ読んだことのない方、迫力満点の原作にぜひ触れてみてください♪
第6巻発売中です!
怪談ダンダダン【羽多野渉】 https://t.co/Pnwmq6b6Fk @YouTubeより pic.twitter.com/s6UWOT3EeY— 羽多野渉 公式 (@hatano_official) August 9, 2022
声優になりたいと思ったきっかけ
小学生の頃から「アニメの世界に入りたい」と声優に興味を持っていた羽多野渉。
そう思ったきっかけのひとつとして1988年から放送されていたテレビアニメ「魔神英雄伝ワタル」を挙げています。
冒険の中でさまざまな人と出会い、「ワタル!」と慕われる主人公を見て、「自分が呼ばれているみたい!」と嬉しくなったのだそう。
「どうしてもこの世界に行きたい!」と悩み、母親に相談したところ、アニメ好きで声優にも詳しかった母は「声優になりなさいよ」と彼を応援してくれたのだといいます。
進路決定の際には家族会議が開かれた
「アニメの世界に入りたい」とぼんやり考えていた小学生時代を経て、中学生になった羽多野は「声優になる」と固く心に決めていたのだそう。
しかし、なり方がわからず「どうすればいいんだろう」と考えた彼は、友人に相談。
「どうやら東京に専門学校があるらしい」という情報をつかみ、「高校を卒業したらそこに通おう」と決心します。
ただ、住んでいた場所が長野県だったこともあり、絶対に反対されるだろうと覚悟しながら家族に相談。
父、母、祖母、弟を集め、緊張しながら「どうしても声優になりたいから、高校卒業後は東京に行かせてください」と打ち明けたところ、両親の反応は「おぉ、そうか!頑張れ!」だったといいます。
当時、尾崎豊に憧れていた羽多野渉は「どんなに反対されても跳ね返してやる!」と意気込んでいたため、拍子抜け。
この時のことを振り返り、彼は「盗んだバイクで走り出すこともなく、むしろ最先端のアシスト自転車買ってもらっちゃった、くらいの感じでした」と語っています。
想定外の漫画研究会入部
高校生になった羽多野渉は、バンドへの憧れがあり、軽音楽部に入部。
しかし、バンド仲間が身近におらず、軽音楽部に一人で飛び込んだ彼はバンド結成に至らなかったそう。
「ちょっと違うな」と彼が軽音楽部に行かなくなった頃、友達が「漫画研究部に遊びに来なよ」と誘ってくれたのだといいます。
正式に入部の手続きをしていないのにも関わらず、気づくとなぜか副部長になっていた彼。
漫画研究部に誘ってくれた友達は漫画家を目指しており、家業を継ぐために田舎に戻った今も漫画を描いているそう。
羽多野渉は、「彼が描いた漫画のキャラクターを演じるのが夢」と話しています。