ジブリ映画主題歌一覧!作品公開順にご紹介

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目次

【ジブリ映画 主題歌】2000~2009年

千と千尋の神隠し:『いつも何度でも』


作詞:覚和歌子 作曲・歌:木村弓

2001年に公開され、今もなお世界中で愛されている大人気作品「千と千尋の神隠し」

木村弓が歌う主題歌の『いつも何度でも』は映画を象徴する1曲となっており、歌い出しの「呼んでいる胸のどこか奥で いつも心踊る夢を見たい」というフレーズから、映画の世界観に引き込まれます。

実はこの歌詞は、歌い出しのフレーズのみ木村弓が考えたもの。
宮崎駿と手紙をやりとりする中で、知人の作詞家・覚和歌子と2人で案を出し合って次回作をイメージした曲を送ってみたところ、「千と千尋の神隠し」の主題歌を担当することになったのでした。

猫の恩返し:『風になる』


作詞・作曲・歌:つじあやの

2002年に公開された「猫の恩返し」は、「耳をすませば」のスピンオフ作品として制作された映画です。
「耳をすませば」の雫が書いた物語という位置付けで、猫の男爵バロンとムーンが共通して登場します。

主題歌は、ウクレレの弾き語りが特徴的なシンガーソングライター・つじあやのが担当。
爽やかなアコースティックサウンドが明るく活発な主人公・ハルと重なり、穏やかな気持ちになれる1曲です。

ハウルの動く城:『世界の約束』


作詞:谷川俊太郎 作曲:木村弓 歌:倍賞千恵子

2004年に公開された「ハウルの動く城」では、ヒロイン・ソフィー役を務めた倍賞千恵子が主題歌を担当しています。

『世界の約束』は作詞を谷川俊太郎、作曲を「千と千尋の神隠し」の主題歌を手がけた木村弓が行った、優しい歌声が印象的な楽曲。

2003年の時点で木村弓が自身のアルバムに収録していましたが、それを聞いた宮崎駿が「『世界の約束』を主題歌に使いたい」とオファーしたそうです。

ゲド戦記:『時の歌』


作詞・作曲:新居昭乃・宮崎吾朗 編曲:中脇雅裕 歌:手嶌葵

「ゲド戦記」は、2006年に公開された宮崎吾朗監督による作品。
楽曲としては『テルーの唄』が有名ですが、実はこちらは挿入歌で、主題歌はエンディングで流れる『時の歌』となっています。

どちらも歌唱しているのはヒロイン・テルーを演じた手嶌葵で、『時の歌』は主人公アレンの歌、『テルーの唄』は名前のとおりテルーの歌とされています。

どちらも手嶌葵の美しい歌声が印象的で、聞けば「ゲド戦記」の世界に入りこんでしまうような、力を秘めた楽曲です。


作詞:宮崎吾朗 作曲:谷山浩子 歌:手嶌葵

崖の上のポニョ:『崖の上のポニョ』


作詞:近藤勝也・宮崎駿 作曲:久石譲 歌:藤岡藤巻と大橋のぞみ

『崖の上のポニョ』は、2008年公開の同名映画「崖の上のポニョ」のエンディングで流れる本作の主題歌。
藤岡藤巻大橋のぞみによる、一度聞けば耳に残る歌唱が印象的で、映画公開の半年前にCDがリリースされるという異例の展開を行った楽曲でもあります。

作詞は作画監督の近藤勝也と監督の宮崎駿が担当。
「小さい子に歌ってもらいたい」という宮崎駿の希望で、児童劇団に所属する大橋のぞみにデモを歌ってもらったところ、宮崎駿・久石譲の両名は歌声の虜になってしまい、そのままボーカルとして起用することになりました。

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