ジブリ映画主題歌一覧!作品公開順にご紹介

ジブリ映画主題歌一覧!作品公開順にご紹介

目次

【ジブリ映画 主題歌】 2010~2019年

借りぐらしのアリエッティ:『Arrietty’s Song』


作詞:セシル・コルベル 日本語詞:伊平容子 作曲:サイモン・キャビー, セシル・コルベル
歌:セシル・コルベル

2010年に公開された「借りぐらしのアリエッティ」では、ジブリ作品で初の海外アーティストを起用。
フランス出身の歌手・ハープ奏者セシル・コルベルが主題歌を担当しました。

セシル・コルベルはジブリ作品の大ファンで、作品と手紙をジブリへ送ったところ鈴木敏夫プロデューサーの目に留まり、主題歌の仕事が決まったのだとか。

ひっそりと床下で暮らすアリエッティの世界観が、ケルティック・ハープの異国情緒あふれる音色で幻想的に表現されています。

コクリコ坂から:『さよならの夏 〜コクリコ坂から〜』


作詞:万里村ゆき子 作曲:坂田晃 歌:手嶌葵

2011年公開の映画「コクリコ坂から」の主題歌を担当したのは、「ゲド戦記」でも歌声が高く評価された手嶌葵です。

汽笛の音から始まる本楽曲は、船乗りの父を持つ映画の主人公にぴったりですが、実はオリジナルは森山良子によるもの。
作詞家の万里村ゆき子が映画のために2番を新たに作詞し、より作品とリンクする楽曲に仕上げています。

優しく沁みわたる手嶌葵の歌にも注目です。

風立ちぬ:『ひこうき雲』


作詞・作曲・歌:松任谷由実(荒井由実)

『ひこうき雲』は、2013年公開の映画「風立ちぬ」の主題歌に起用された楽曲です。

元々映画のために書き下ろされたものではなく、松任谷由実が高校生の頃に制作した曲で、映画の世界観にマッチしているという理由から鈴木敏夫プロデューサーがイベント中に公開オファー。
その場で松任谷由実は快諾し、主題歌が決定しました。

「空に憧れて 空をかけてゆく」という歌詞はまさに映画の主人公の生き様を表しており、映画をより印象づける楽曲となっています。

かぐや姫の物語:『いのちの記憶』


作詞:作曲:歌:二階堂和美

『いのちの記憶』はシンガーソングライターの二階堂和美が、2013年公開の映画「かぐや姫の物語」のために書き下ろした楽曲です。

高畑勲監督から直接「おそらくは映画を観終わった方がやりきれない気持ちになる。それを慰める歌が欲しい」というオファーがあり、エンディングで流れることを意識して制作されました。

透き通った歌声とゆったりとしたピアノの音色が心地よく、映画の余韻に浸れる1曲です。

思い出のマーニー:『Fine On The Outside』


作詞:作曲:歌:プリシラ・アーン

ジブリ映画で初めて起用された全編英語詞の主題歌が、ロサンゼルスを拠点に活動するシンガーソングライターのプリシラ・アーンが歌う『Fine On The Outside』です。

『Fine On The Outside』は、プリシラ・アーンが学生時代に感じた孤独な心情を基に制作した楽曲で、なかなか周囲になじめない主人公・杏奈の思いとつながっていると感じたプロデューサーがオファー。
2014年公開の映画「思い出のマーニー」の主題歌として使用されました。

アコースティックなサウンドと落ち着いた歌声が心の隙間に沁みわたり、そっと寄り添ってくれるやさしい楽曲です。

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