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【ジブリ映画 主題歌】 2020~2023年
アーヤと魔女:『Don’t Disturb Me』 / 『あたしの世界征服』
2020年公開の「アーヤと魔女」は、ジブリ映画初の3DCG長編アニメーション。
主題歌として、作詞を監督の宮崎吾郎が手がけた楽曲『Don’t Disturb Me』が制作され、パワフルなロックサウンドで映画の世界を表現しています。
ボーカルは、インドネシアの国民的シンガーソングライター・俳優のシェリナ・ムナフが担当。
EDテーマ『あたしの世界征服』も歌唱しています。
ジブリ映画の主題歌としては珍しい方向性の楽曲で、音楽家・武部聡志が一貫して舞台・イギリスにちなんだUKロック風のサウンドづくりを行っています。
作詞:宮崎吾朗 作曲:武部聡志 歌:シェリナ・ムナフ
君たちはどう生きるか:『地球儀』
「君たちはどう生きるか」は、2023年に公開されたジブリ映画最新作。
宣伝を一切打たずに公開するという実験的な手法が取られた作品でもあり、映画公開と同時に主題歌が米津玄師の書き下ろし楽曲『地球儀』であることも判明しました。
ピアノを中心とした壮大な楽曲で、ひとつひとつ語りかけるような歌声が印象的。
映画タイトルでも提示されている「生きること」という大きなテーマに正面から向き合って作られた曲で、米津玄師自身もインタビューで「『君たちはどう生きるか』の為の曲」と語っています。
米津玄師が手がけた『パプリカ』を聞いた宮崎駿自身が依頼し、4年の年月をかけて完成したという経緯を持つ楽曲です。
まとめ
今回は、1984年公開の「風の谷のナウシカ」から2023年の最新作「君たちはどう生きるか」まで、ジブリ映画に起用された主題歌をご紹介しました。
ジブリ映画の主題歌の特徴は、どれも作品と強く紐づいていること。
既存曲を使用する場合も、必ずそこには監督やプロデューサーの意図があり、こだわりを持って主題歌やボーカルが決められています。
音楽単体でも楽しめますが、ぜひ映画と合わせて聞いてみてください。