漫画を原作としたアニメで気になることは人によって様々です。
代表的なのがアニメ会社、キャラクターデザイン、声優などが挙げられます。
「主題歌」もそのうちの一つです。
作風に沿ったオープニングテーマ曲やエンディングテーマ曲を聴いていると、ストーリーのこの部分を歌っているのかと考えたりもしてしまうでしょう。
今回、大人気バスケットボール漫画を原作としたテレビアニメ「黒子のバスケ」の歴代主題歌をまとめて紹介していきます。
目次
「黒子のバスケ」とは
黒子のバスケとは、作者の藤巻忠俊さんによるバスケットボールを題材にしたスポーツ漫画です。略称は「黒バス」か「黒子」と呼ばれています。
週間少年ジャンプで2009年から2014年まで連載され、連載終了後には少年ジャンプ+で後日談が番外編として連載されました。
1990年代のジャンプ黄金期を築き上げた、井上雄彦によるSLAM DUNK(スラムダンク)を彷彿とさせ、2000年を代表するバスケットボール漫画として多大な人気を誇った作品です。
その人気から2012年にはアニメ化を果たし、第1期から第3期まで計75話が放送されました。また、OVAを含めると76話。そして劇場版アニメ『黒子のバスケ LAST GAME』が公開されています。
黒子のバスケの特徴は、他のバスケットボール漫画と比べ、個々の才能や能力が突出した作品となっています。
そのため個性的なキャラクターが多く登場し、キャラの一人ひとりからドラマを感じさせ、火花を散らす試合展開には思わず手に汗握るでしょう。
作者曰く「物理法則には矛盾しないように」と念頭を置いた作品ではありますが、キャラクターの繰り出す高難易度な技の数々には驚きを隠せません。
「黒子のバスケ」の歴代主題歌を紹介
ここでは、TVアニメ「黒子のバスケ」の作品を彩ってきたオープニング・エンディング・劇場版の主題歌を一覧にて紹介しています。
オープニングテーマ曲一覧 Part.1
OP1「Can Do」/GRANRODEO
初代第1期オープニング曲となった、GRANRODEOの「Can Do」です。
GRANRODEOはこれまでに数多くのアニメ・ゲーム作品の主題歌に携わっており、黒子のバスケでの主題歌も期待を裏切らない臨場感溢れるロックな曲調となっています。
イントロからのギターから盛り上げ、爽やかさの中に熱さを感じさせる歌には青春がそのまま込められているかのようです。
OP2「RIM FIRE」/GRANRODEO
2代目第1期オープニング曲として使用された、GRANRODEOの「RIM FIRE」です。
スポーツ特有の仲間を意識させるような言葉が随所に散りばめられており、所々にバスケを思わせるフレーズがあるのがポイントです。
ストレートであるからこそ力強さをより感じさせるサビ、鳴り響くギターサウンドには気持ちよさすら感じさせます。
OP3「The Other self」/GRANRODEO
3代目第2期オープニング曲として再び選ばれた、GRANRODEOの「The Other self」です。
作曲を担当したGRANRODEOの飯塚昌明さん(e-ZUKA)は、この曲に新しい挑戦を試みたと語っています。
「『Can Do』のような曲ではなく、僕らが今までやったことのないようなメロスピ系の”勝利のテーマ”みたいなのを意識して作った」
黒子のバスケのキャラクターたちが勝利を目指して努力するように、主題歌を担当するGRANRODEOも作品に負けないような曲を作ろうとしているのがわかります。
そんな新しい試みを取り入れた曲は、テンポが早く、かつ爽やかさを感じさせる曲調となっています。
OP4「変幻自在のマジカルスター」/GRANRODEO
4代目第2期オープニング曲として使用された、GRANRODEOの「変幻自在のマジカルスター」です。
GRANRODEOの曲としてはややポップな曲調が濃く出た曲となっています。
しかし、走り続けようというテンポには、耳に自然と入ってくる気持ちよさすら感じさせます。
今までのオープニング曲はやや尖った部分がありましたが、今回の曲は爽やかさと甘酸っぱさを両方兼ね備えた、フレッシュで新しい青春の形を彩っているかのようです。