ASCA【超詳細解説】海外からも注目を浴びるアニソン界の歌姫! 経歴や魅力を徹底解説

ASCA【超詳細解説】海外からも注目を浴びるアニソン界の歌姫! 経歴や魅力を徹底解説

ASCAのおすすめ楽曲3選

RESISTER

ソードアート・オンライン アリシゼーション」の第2オープニングテーマに起用された、4thシングル。

これぞASCAの代名詞と言わんばかりの、ロック×ストリングスサウンドが炸裂する一曲です

前述の通り、ASCA最大のヒット曲である本曲は、iTunesアニメチャートやmora総合チャートなど、主要配信サイトの8つのランキングで1位を獲得し、アニメ放送直後から大きな話題に。公式YouTubeでのMVの再生回数は2022年12月現在145万回以上となっています。

切ないアコースティックギターのアルペジオから一変、イントロから疾走感溢れるギターリフとドラマチックなストリングスの音色が交錯するサウンドは、もはやシンフォニックメタル的とも言えるほどに激しく、冒頭から一気に楽曲を盛り上げます。

Aメロからは音数をグッと減らし、ドラム・ギター、ベースと段階的に重なっていくアンサンブル。そして、徐々に高まったテンションをサビで爆発させる巧みなアレンジには、デビュー以来多くの楽曲でASCAとタッグを組んでいる作曲家・重永亮介の手腕が光っています。

アップダウンの多い複雑なメロディーを、ファルセットを交え歌いこなすサビでは、ASCAの歌唱力を堪能できます。

MEMO

「Mela!」や「Shout Baby」などのヒットで知られるバンド・緑黄色社会のギタリストである小林壱誓は、自身が出演するラジオ番組にて「RESISTER」を絶賛。

ASCAのファルセットや低音部でも声量が落ちない歌唱の力強さや、歌詞を聴き取りやすい表現力などを本楽曲の魅力として挙げています。

Howling

魔法科高校の劣等生 来訪者編」のオープニングテーマに起用された、7thシングル。

アップテンポな楽曲が目立つASCAのディスコグラフィーの中でもとりわけ速いビートで駆け抜け、高揚感を感じることができる一曲です。サビで繰り返される「wow wow」のシンガロングでは、ライブのような興奮を体験できます。

また、本楽曲では、ASCA本人も作詞に参加(作編曲を手掛けるSakuとの共作)。コロナ禍にリリースされたこの楽曲に、「今を一生懸命に生きてるみんなと声を上げたい」という思いを込めたと語っているASCA。「叫び続けろ」と力強く背中を押してくれる歌詞には、ファンとの固い絆が感じられます。

RESISTER」と並んで、ライブでの定番曲としても知られる「Howling」。

声出しが出来るようになった暁には、この曲で一体となって盛り上がりたいですね!

KOE

パワーが発揮されるファストチューンだけではなく、繊細な表現力が味わえるバラードも、ASCAの醍醐味

Fate/Apocrypha」エンディングテーマでもあるデビューシングル「KOE」は、その曲名の通り、ASCAの声の様々な表情を引き出した名曲です。

一音目から緊張感が走るストリングスに導かれるように儚げな歌唱から幕を開け、サビでは伸びやかなハイトーンで解放感を生み出します。

別れや絶望の中でも光を見出そうとするアニメの登場人物ともリンクする見事な感情表現は、これぞアニソンシンガーの本領発揮とも言うべき説得力。

また、Aメロ→Bメロ→サビの繰り返しといったよくある展開ではなく、Aメロ→サビ→Aメロ→Bメロ→ストリングスソロ→Cメロ→ギターソロ→ラストサビという変則的な展開もこの曲の聴きどころ。

1分30秒のアニメエンディング尺を超えたこだわりは、ただのアニメソングでは終わらせないという意気込みの表れでしょう。

目まぐるしい場面転換に合わせ、ASCAのボーカリゼーションも切り替わる様には、まるで一つの物語のような味わいがあります。

天秤-Libra-

西川貴教+ASCA名義でリリースされた、「白猫プロジェクト ZERO CHRONICLE」オープニングテーマ。

T.M.Revolutionabingdon boys schoolでの活動でも知られる西川貴教とのコラボレーションによる重厚なロックチューンです。

25年以上に渡るキャリアを誇る西川貴教。その目を見張るような歌唱力は、お茶の間でもよく知られていることでしょう。

多くのアニメやゲームとのタイアップも担当する、そんな大先輩との真っ向勝負に対し、受けて立つと言わんばかりに、一歩も引けを取らず勇猛果敢に歌い上げるASCA。貫禄溢れる西川貴教との相性は抜群です。

オペラ風のクワイアと荘厳なオーケストレーションが響き渡るイントロは、最初からクライマックス!性急に掛け合い楽曲の盛り上がりを加速させたかと思えば、サビでは美しいハーモニーを響かせる二人の歌唱には、ツインボーカルの旨味が詰め込まれています。

西川貴教といえば、かつて水樹奈々とのコラボレーションで二度の紅白出場を果たしたことでも有名です。天秤-Libra-」でのASCAの迫力ある歌唱は、そんなアニソン界のレジェンドの姿すら彷彿とさせる可能性に満ちています

蒼穹のファンファーレ

FictionJunction feat. 藍井エイル & ASCA & ReoNaとしてリリースされた、「ソードアート・オンライン」10周年記念テーマソング。

FictionJunctionは、伝説的なアニソンユニット・Kalafinaのプロデュースや、多くのアニメ作品の劇伴、近年では第62回日本レコード大賞を受賞したLiSA」を手がけたことでも知られる、梶浦由記によるソロプロジェクトです。

梶浦由記を「憧れの存在」と語るASCAにとって、このプロジェクトの参加には並々ならぬ思い入れがあったことでしょう。

エモーショナルなウィスパーボイスを操るReoNa、凛とした高音が特徴的な藍井エイルといった実力者達の中でも、埋もれずに確かな存在感を見せるASCA。

ミュージカル風の管楽器から始まるミドルテンポの本楽曲で、ASCAは自身のソロ楽曲とは一味違ったニュアンスを要求されていますが、器用に歌いこなし、そのポテンシャルの高さを示しています。

ソードアート・オンライン」の歴代主題歌アーティストが夢のコラボレーションを果たした「蒼穹のファンファーレ」は、アニメファンにとって、まさに「神曲」です

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最後に

2022年12月31日には新曲「Real Dawn」の配信リリース、さらに同日、初のサウジアラビアでのライブも予定されているASCA。

国内のみならずグローバルな舞台でもさらなる飛躍を予感させる彼女からは、これからもまだまだ目が離せません。

この記事で紹介できなかった楽曲も名曲揃いなので、皆さんも是非、お気に入りの一曲を見つけてみてください。

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