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三宅健の魅力
「伊藤家の食卓」で大ブレイク
三宅健の名前を全国区に押し上げたのは、間違いなく「伊東家の食卓」の影響が大きいでしょう。
こちらは、1997年10月から2007年3月まで日本テレビ系列で放送されたバラエティ番組。
”生活に役立つ裏技”を紹介する番組として、長年に渡りお茶の間の人気を獲得していました。
同番組は、俳優の伊東四朗を大黒柱にした「伊東家」が登場し、三宅はその長男として出演。
爽やかで可愛らしいルックスと愛されキャラな人柄がマッチし、三宅の人気はうなぎ登りでした。
”伊東家の健ちゃん”からV6にハマっていくファンも多く、ジャニーズアイドルの高感度を確実に底上げしたと言えるでしょう。
40代とは思えない圧倒的なビジュアル
三宅の特徴として、色褪せることのないビジュアルがあります。
デビュー当時からほとんど変わらない若々しさで周囲を驚かせてきた三宅ですが、2023年10月現在で三宅の年齢はなんと44歳。
同じV6のメンバーだった岡田准一からは、その美貌を称えて”奇跡のおじさん”と呼ばれています。
意外にも三宅が美容に気を遣いはじめたのは、30歳の頃から。
本人曰く、その日の汚れはその日のうちに落とすことを徹底しており、何より保湿は美肌をキープするのに欠かせないそうです。
また、出来るだけストレスを溜め込まないように、好きな物に囲まれるような環境づくりを心掛けていると明かしています。
「アイドル」を体現し続けるプロフェッショナル
三宅健を一言で表すと”プロのアイドル”ではないでしょうか。
1995年にデビューして以来ファンファーストの姿勢を貫き、常にハイクオリティのパフォーマンスを目指し続けてきました。
何事も難なくこなせるように見える三宅ですが、元々ダンスには苦手意識があったそうです。
ジャニーズに入所した当時、ジャニー喜多川氏から「Youはビジュアルでいくからいいんだよ」とダンスレッスンを免除されていたという三宅。
しかし、ジャニーズアイドルがダンスを避けて通れることも無く、レッスンを受け始めると自分と他のJr.の実力差に愕然としたそう。
また、ダンスが得意な森田剛とシンメを組んで活動していたため、先輩を差し置いてセンターで踊ることも多かった三宅は、周りに申し訳なく感じることも多かったと語っています。
しかし、そこで終わらないのが三宅健。
彼は自身が傾倒するダンサー・YOSHIEの門を叩き、一般の生徒に混じって週に3〜4回程のレッスンを1年間続けたのです。
V6「10th Anniversary CONCERT TOUR 2005 “musicmind”」のソロパートでは、YOSHIEの振り付けでMr.Childrenの『こんな風にひどく蒸し暑い日』を披露し、会場を熱狂させました。
また、三宅のアイドル像を確立した代表作として『“悲しいほどに ア・イ・ド・ル”~ガラスの靴~』が挙げられます。
こちらは「V6 live tour 2011 Sexy.Honey.Bunny!」にて初披露された三宅のソロ曲。
特徴的な歌声や洗練されたダンス、徹底された表情管理や演出で”アイドル”という儚い存在を見事に表現した一曲です。
三宅だからこそ実現できた幻想的な世界観をぜひ味わってみてください。
『“悲しいほどに ア・イ・ド・ル”~ガラスの靴~』の音源は2010年にリリースされた11thアルバム『READY?』初回限定版B〈BONUS CD盤〉に収録されています。