2019年3月にデビューした日向坂46。
3番目の坂道グループとして、今グングン飛躍しています。
デビューするまで苦節の時を過ごした彼女たちの道のりは、けして平坦なものではありませんでした。
今回は、ようやくトップアイドルの切符を掴んだ日向坂46にスポットを当ててまいります。
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目次
日向坂46ってどんなグループ?
結成のきっかけ
日向坂46は、乃木坂46、欅坂46に続いて2019年3月にデビューした坂道グループの一つです。
2015年11月、欅坂46のアンダーグループ「けやき坂46」としてスタートしました。
2015年8月に誕生した欅坂46の追加メンバーオーディションで最終審査に残ったにも関わらず、アイドルになることに反対していたお母さまの意向で、突如地元に戻されてしまった長濱ねるさん。
アイドルになりたいと強く想っていた長濱ねるさんの気持ちを汲んだ運営が、欅坂46をひらがなにしたアンダーグループ「けやき坂46」の新設を決めたのでした。
そして、長濱ねるさんの仲間を募集するため、けやき坂46のオーディションを開催。
2016年5月、長濱ねるさんを含めた12名でけやき坂46の活動が開始されました。
しかし、欅坂46が華々しくデビューを飾る一方、けやき坂46の認知度はなかなか上がりませんでした。
欅坂46の2ndシングル「世界には愛しかない」以降、各シングルのカップリング曲をけやき坂46が担当しますが、どこか欅坂46の影に埋もれてしまっていたのです。
それでもひたむきに努力を重ね、「いつかは」というメンバーの熱い想いが徐々にグループに光を集めさせます。
2017年、全国ツアー「ひらがな全国ツアー2017」を開催。
それは、先輩の欅坂46よりも先に全国ツアーを行うという異例の開催でした。
同年8月、ひらがなけやき2期生として新たに9名のメンバーがレッスンを開始し、さらなるパワーアップを目指します。
同年10月、まだデビュー前にも関わらず、テレビ東京系ドラマ「Re:Mind」にて、けやき坂46が主演・主題歌を担当することに。
この1年間、それまで欅坂46とけやき坂46を兼任していた長濱ねるさんが欅坂46の専任となり、新メンバーを迎え、ドラマにも挑戦し、3月にスタートした全国ツアーも12月公演まで見事に完走するという怒涛の日々を過ごしました。
2017年は、けやき坂46として大きな変化と飛躍を遂げ、誰もが目を見張る快進撃を見せた一年でした。
突然の単独武道館〜涙のデビュー決定
2018年、欅坂46と共に出演予定であった武道館3days公演でしたが、諸事情により急遽けやき坂46のみの出演になってしまいます。
しかし、この突然の大舞台も、日向坂46メンバーは見事に成功させました。
公演最終日、メンバーにはサプライズで、けやき坂46単独の初アルバム『走り出す瞬間』リリースの決定が発表されました。
同時に、テレビ東京系のレギュラー番組「ひらがな推し」(2019年4月〜「日向坂で会いましょう」にリニューアル)のスタートも発表されました。
この時、それまで欅坂46の影に潜むことの多かったけやき坂46はファンと共に涙を流し、武道館は歓喜の渦に包まれたのでした。
2019年3月、けやき坂46改め「日向坂46」として、1stシングル『キュン』でメジャーデビュー。
1stシングルの初週売上は約47万6000枚を記録し、女性アーティストによるファーストシングル初週売上枚数歴代1位に輝きました。
さらに、2ndシングル『ドレミソラシド』が初週売上約44万枚、3rdシングル『こんなに好きになっちゃっていいの?』が初週売上約47万枚を記録。
1stシングルから3作連続の初週売上40万枚超えは、女性アーティストで史上初の快挙でした。
そして、「第61回 輝く!日本レコード大賞」「第70回NHK紅白歌合戦」に初出場を遂げ、怒涛の勢いでトップアイドルの仲間入りを果たしたのです。