coldrain メンバーの年齢や名前、意外な経歴とは…?

coldrain メンバーの年齢や名前、意外な経歴とは…?

ヘヴィメタルなどに見られる熱狂感と、ラウド系に見られるスタイリッシュで格好良いロックを掛け合わせたスタイルが実に魅力的と言えるロックバンド『coldrain』

  • エモ
  • ヘヴィメタル
  • スクリーモ(スクリームとエモを掛け合わせた音楽ジャンル)

など、細分化すると様々な結構いろんなジャンルの音楽を手がけていることがわかりますが、実際のところ、coldrainが掲げる音楽の根幹とはどんなスタイルの音楽を指すのでしょうか?

本記事では、coldrainの魅力を、彼らの経歴やメンバーのプロフィール、オススメソングベスト3を交えながら、たっぷりご紹介していきます。

coldrainとはどんなバンド


ラウド系ロックバンドの1組として、ここ数年で大ブレイクしている『coldrain』

メジャーデビューが2008年のことなので、

  • GLAY
  • X JAPAN

のように、数十年活動してきた超有名バンドと比べたら知名度は低いかもしれませんが、コアなロックファンの間では、非常に人気のバンドとして音楽シーンを牽引し続けています。

メンバーは

  • Masatoさん(メインヴォーカル担当)
  • Y.K.Cさん(ギター、キーボード、プログラミング担当)
  • Sugiさん(ギター、バリトンギター、ヴォーカル担当)
  • RxYxOさん(ベース、ヴォーカル担当)
  • Katsumaさん(ドラムス担当)

の5名。

基本は、ヘヴィメタル・ラウド系を軸とした、時に激しく時にスタイリッシュで格好良いロックサウンドを演奏しています。

近年は、Official髭男dism のようなJ-POPを主流としたロックバンドが増えていますが、coldrainは、全くJ-POPの枠には当てはまらず、完全にロック一筋といった印象を受けるロックバンドです。

もちろん冒頭でもお話ししたとおり、厳密に言うと、

  • ヘヴィメタル系
  • ラウド系

のようないくつかのジャンルに携わっていますが、決してポップス調な音楽を手がけることはありません。

一応、公式サイトでは『メロディアス・ラウド・ロック』と称されているcoldrainの音楽スタイルですが、あくまで、筆者の印象としては、

「黙って俺についてこい!」

と言わんがばかりのカリスマ性を感じるパワフルで頼もしさも感じる音楽を奏でるロックバンドという印象を受けます。

また、一部コアなファンの中には、ただラウド系というだけではなく、とにかく格好良くてスタイリッシュというファンもいます。

ある意味、格好良い=カリスマ性があると捉えることも出来るでしょうし、かなり硬派なロックバンドなので、ロックの王道を好む音楽ファンには、かなり魅力的なロックバンドとして非常におすすめです。

後ほど、彼らのオススメソングを3曲ご紹介しますが、いずれも格好良い楽曲なので、ぜひ、この機会に、coldrainの音楽を体感してみてくださいね。

coldrainの経歴(歴史)


カリスマ性も高く、王道ロックを好むコアなファンから絶大な人気を得ているロックバンド『coldrain』

とはいえ、彼らも、現在に至るまでには紆余曲折を経てきています。

では、ここまでのcoldrainの経歴(歴史)を振り返ってみましょう。

二つのバンドが解散して生まれたロックバンド


実は、coldrainは、すでに解散してしまった二つのバンド

  • RxYxOさんが率いるWheel of Life
  • Masatoさんが率いるAVER

の中で残されてしまったメンバー5名が集まり結成したロックバンドです。

本来ならば、それぞれがバンドとして成功することを夢見て活動していたはず・・・

しかし、現実はそう甘くはなく、いろいろ事情を抱えてしまい結果として解散となってしまいました。

そして、まだ夢を捨てきれず残された5名が集まり、2007年に新たなロックバンドとして『coldrain』が結成されたのです。

バンド名『coldrain』の由来


『coldrain』というバンド名の由来ですが、実はある色が大きく関係していました。

その色とは『青』

メンバーたちは、バンド名を決める際に、

「色がついているバンド名は格好良い!」

と、何か色を想像させるバンド名を名付けようと考えます。

そして、

  • 『cold』:冷たい・冷やした
  • 『rain』;雨

というそれぞれ直接『青』を意味しているわけではないものの、青を想像させる言葉を繋げ『coldrain』とバンド名を名付けました。

メジャーデビュー


ロックバンドの中には、メジャーデビューに至るまで数年かかるバンドもありますが、coldrainは結成からメジャーデビューまで2年かかっていません。

そもそも結成1ヶ月ほどで、シングル『1st DEMO』をライブ会場で2000枚の限定販売し完売させていますし、彼らが元々所属していたバンドのコアなファンも多数いたため、メジャーデビューまでの道のりは、それほど厳しいものではなかったのかもしれませんね。

最も紆余曲折を経験した時期は、coldrain結成する前の時代だったのだと、筆者は考えています。

そして、そのときの経験が、今のcoldrainの礎となっていると言えるでしょうね。

タイアップソングリリース、フェス・全国ツアー開催


2008年11月5日、映像・音楽ソフトメーカーとして有名な『株式会社VAP』から、1stマキシシングル『Fiction』をリリースしメジャーデビューとなったcoldrainは、その後、数々のタイアップソングを手がけ、ライブやフェスも精力的に開催し続けます。

そのほか全国ツアー・ライブも数多く実施し、全国を精力的に飛び回っているcoldrainは、多くのファンから多大な支持を受け続けています。

そして、現在、coldrainは、

  • LUNA SEA
  • MAN WITH A MISSION

など、ジャンルを問わず、いろんなロックバンドをゲストとして自身のライブツアーに招待し、対バンドを行うことで実力に磨きをかけて、より多くのファンに支持され続けるロックバンドとして注目されているのです。

海外レーベルとの契約・活動も活発!

一方、coldrainの活動は、国内だけにとどまりません。

  • MEGAPORT FESTIVAL 2013 大港開唱、爆裂核心BURSTING CORE presents coldrain x SiM(台湾)
  • 海外のロックバンド『BULLET FOR MY VALENTINE』の欧州ツアー
  • 『ROCK AM RING 2014』、『ROCK IM PARK 2014』(共にドイツ)
  • Download Festival(イギリス最大級のロックフェス)

など、海外の様々な場所でのライブやツアーに参加し、海外のファンも大熱狂!

さらに、2014年には、アメリカのロックレーベル『Hopeless Records』とも契約し、確実に海外に爪痕を残す活躍をされています。

海外のファンのハートもわしづかみしたcoldrainは、今後も国内外問わず、大人気ロックバンドとして、多くのファンから高い支持を受け続けることでしょう。

coldrainメンバーのプロフィール


ヘヴィメタル・ラウド系を主軸とした、激しく格好良い音楽スタイルを掲げるロックバンド『coldrain』

特に近年多くのファンから人気を集めているロックバンドですが、個々のメンバーのことを知らないファンもまだまだ多いはず・・・

では、ここからはcoldrainメンバーのプロフィールを掘り下げてご紹介していきますね。

Masato (マサト、ヴォーカル担当)


Masatoさんは、1986年12月17日生まれの33歳(出身地非公表)で、本名は早川雅人

父が日本人、母がアメリカ人のハーフで、普段から英語と日本語でご両親と会話をしていたため、二カ国語を話せるバイリンガルに・・・

しかし、一方では、ハーフであることで容姿をからかわれいじめに遭っていたというエピソードもあります。

また、二カ国語とも楽に話せるというよりは、

  • 話すときは日本語
  • 歌うときは英語

が楽という考えがあり、基本的には、状況に応じて日本語・英語を使い分けているらしく、その思考は、少なからずも音楽に影響されているように感じます。

なお、Masatoさんは、coldrain結成前にAVERというロックバンドを率いた経験もあります。

ヴォーカルとしてだけでなく、バンドを牽引するスキルも活かしながら、今のcoldrainの中心メンバーとして牽引し続けているわけです。

ちなみに、2019年10月25日にモデルのケルクハナさんとも結婚し、公私ともに今充実しています。

Y.K.C(ヨコチ、ギター・キーボード・プログラミング担当)


Y.K.Cさんは、1982年11月7日生まれの32歳(出身地は非公表)で、本名は横地亮

楽曲によっては、キーボードやプログラミングも担当されていますが、メインはギターを担当されています。

元々、MI JAPANという音楽学校や、ギター教室でギター演奏を学びギタリストとしての技術を高めつつ、

  • VAN HALEN
  • 久石譲さん
  • SEVENDUST

などの音楽に影響を受け音楽活動を続けてきたY.K.Cさんのギターテクは、多くの音楽関係者をうならせ信頼を勝ち得てきました。

その信頼の証として、彼の名前がついたモデルのギターも販売されています。

確かに、独自のブランドを立ち上げ自身の名のモデルのギターを販売することも可能なのかもしれません。

しかし、少なからずも協力してくれる販売所やギターを製作する技師などがいなければ、いくら独自ブランドを立ち上げたところで、自身の名のついたモデルのギターを販売するなんてなかなか難しい話です。

ギタリストとしてY.K.Cさんに対する信頼が高いからこそ、協力する人たちも多く、彼の名の付いたモデルのギターが販売されているのでしょうね。

なお、coldrainで活動する前は、ロックバンド『Wheel Of Life』で活動し、実績は申し分なし!

ギタリストとしての彼の腕前を知る上でも、ぜひcoldrainの音楽に触れてみてください。

きっと、あまりのすごさに衝撃を受けるはずですよ。

Sugi(スギ、ギター・バリトンギター・ヴォーカル担当)


Sugiさんは、1982年4月3日生まれ、岐阜県出身の38歳で、本名はKazuya Sugiyama(漢字表記は不明)。

基本的には、ベース音を強調させるようなリズムを刻むためのギター・バリトンギターが主な担当パートで、その他にもスクリーム(絶叫)を含めたコーラス的役割のヴォーカルも担当されています。

Y.K.Cさん同様、以前は、Wheel Of Lifeで活動し、現在は、低音パートを軸に、coldrainの奏でる音域を広げるような貢献をしている貴重なメンバーです。

RxYxO (リョウ、ベース・ヴォーカル担当)


RxYxOさんは、1983年3月12日生まれの37歳(出身地不明)で、本名は清水亮

以前は、Wheel Of Lifeで活動していたことがあり、当時はリードヴォーカルを担当していたことも・・・

現在は、coldrainのベーシストとして活動し、他にもシャウト系の高音パートも手がけています。

なお、ギターのY.K.Cさんとは幼なじみで、魚を飼っているという意外な一面も持っているメンバーですね。

Katsuma(カツマ、ドラムス担当)


Katsumaさんは、1987年3月18日生まれの33歳(出身地非公開)で、本名は南谷克真

元AVERのメンバーで、現在はcoldrainのドラムス担当として、またバンドのムードメーカーとして欠かせない存在です。

実は、Katsumaさんは、2012年に先天性持病を治療するために、一時バンドから抜けていたことがあります。

詳しい病名までは公表されていませんが、手術をされたという話も聞きますし、一時抜けていたことを踏まえても、風邪のような簡単に治る病気ではなく、なかなか治りにくい慢性的な病気だったのでしょう。

病気に対する苦しさは本人しかわかり得ないことですし、手術し治療しながら復帰を目指していくことは、すごく大変なことだったと思います。

そんな、思いを胸に秘めながらも、Katsumaさんは、復帰前に控えていたレコーディングに参加したいと病気治療に奮起し、見事数ヶ月でカムバック

彼自身、

「たとえ復帰できても、休んでいる間にcoldrainが前に進み、その間の音楽を自身がコピーしなければいけなくなるかもしれない状況に耐えられない」

と弱音も吐露されていたようですが、本当はすごく心の強い人物ではないかと筆者は考えています。

病気に立ち向かう試練にも負けないKatsumaさんのメンタルの強さは、まさに、ハードな音楽を主体とするcoldrainには打ってつけともいえますね。

さて、そんなKatsumaさんですが、coldrainでの活動以外でも、DURANさんやロックバンド黒夢のメンバー『清春』さんのソロ活動でサポートドラマーとしても活動されています。

coldrainのムードメーカーでもあるKatsumaさんですが、決してムードメーカーだけではなく、ドラム裁きも上手く、多くのアーティストから信頼を得ているドラマーなのです。

coldrainのオススメソングベスト3


ラウド系ロックバンドという枠を飛び越え、多彩な魅力を放つ『coldrain』の楽曲は、いずれも魅力あふれる楽曲ばかりです。

では、その中でも特におすすめしたいオススメソングベスト3をご紹介します。

Die Tomorrow


出典:YOUTUBE(coldrainのMV)

Die Tomorrowは、coldrain が2011年にリリースしたミニアルバム『Nothing Lasts Forever』に収録された楽曲の一つ。

コンシューマーゲーム『ウイニングイレブン2011』にも収録されている1曲ですが、サッカーゲームのBGMにも使われているだけあって、曲調も歌詞もエッジの効いた楽曲に仕上がっていますね。

とにかく、タイトルにすごくメッセージ性を感じさせられます。

直訳すると『明日死ぬ』という意味を持つ『Die Tomorrow』ですが、実はこの言葉には、

「明日が永遠に来るとは限らないのだから、日々全力で生きろ!」

という力強いメッセージが込められているのです。

後悔の無いように全力を出し続けることは、すごく体力を消耗するハードなことです。

しかし、余力を残したまま後悔するなんてしたくはありませんよね。

Die Tomorrowは、すごく激しくパワーを感じる魅力的な楽曲です。

ぜひ、日々全力投球できるように、Die Tomorrowを聴いて背中を押してもらってくださいね。

No Escape


No Escapeは、2012年7月にリリースされたcoldrainの2ndミニアルバム『Through Clarity』に収録された一曲。

ゲームソフト『バイオハザード オペレーション・ラクーンシティ』のCMソングとしても起用されたこの楽曲は、とにかく、ラウド系を飛び越え完全にシャウト系と化した、激しいサウンドが魅力的な楽曲です。

『No Escape』とは、○○から逃げられないというニュアンスの意味を持ち、この楽曲からは、責務やプレッシャー・恐怖から逃げられず、そのことへの不安から逃げたい思いを叫び続けているといった印象を受けます。

バイオハザードも、ゾンビキャラを駆除しながら舞台となる洋館からの脱出を図ることを目的としたゲームなので、CMとしてNo Escapeが起用されたのも頷けますね。

人間誰しも決して強いわけではなく、時に何かから逃げ出したくなる衝動に駆られることも多々あります。

そんな心理の人にはNo Escapeは非常に共感できる楽曲であるので、思い切りシャウトするNo Escapeを聴いて不安や恐怖を取り除いてくださいね。

MAYDAY(feat. Ryo from Crystal Lake)


出典:YOUTUBE(coldrainのMV)

MAYDAY(feat. Ryo from Crystal Lake)は、coldrainの6thフルアルバム『THE SIDE EFFECTS』に収録された楽曲の一つで、テレビアニメ『炎炎の消防隊(第2期)』のOPとして起用されています。

ちなみに、第1期のOPがMrs. GREEN APPLEの『インフェルノ』を起用し、基本的にかなり攻撃的で疾走感の高い楽曲を主題歌として用いている傾向があります。

そんな炎炎の消防隊第2期OPに起用された『MAYDAY(feat. Ryo from Crystal Lake)』も、かなり攻撃的で格好良い楽曲なので、非常におすすめ!

まず、イントロからサビに至るまで、かなり攻撃的な曲調でまとまっていて、なおかつ、時折見せるスクリーム(絶叫)部分が、上手くサウンドと融合させていて格好良く決まっている点はかなり魅力的!

ヘヴィメタル系独特のシャウト系が苦手な人でも、思わず熱狂できるほどハートをわしづかみするサウンドに、これまでの感覚が根底から覆されること間違いなし!

ヘヴィメタルは少し苦手だけど、海外のロックバンドを彷彿するような格好良いロックサウンドを聴きたい方は、ぜひ、MAYDAY(feat. Ryo from Crystal Lake)を聴いてみてください。

全体的なサウンドとヴォーカルの掛け合いが実に素晴らしいので、非常におすすめですよ。

最新情報

最後に・・・

以上が、coldrainのオススメソングベスト3と、彼らの経歴やメンバープロフィールを交えた魅力のご紹介となります。

ONE OK ROCKやSurvive Said The Prophetのように、格好良いサウンドを奏でるロックバンドはいくつか存在しますが、その中でも際だってラウド系という位置づけだけでは計り知れない魅力を輝かせるロックバンドが『coldrain』です。

coldrainの音楽は超攻撃的でエッジの効いていて、それでいて格好良い

間違いなくハートをわしづかみされてしまう魅力的なロックバンドなので、ぜひ、coldrainの音楽に一度触れてみてくださいね。

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