常田大希(つねた だいき) – King Gnu、millennium paradeを率いる天才の華麗なる経歴とは…?

常田大希(つねた だいき) – King Gnu、millennium paradeを率いる天才の華麗なる経歴とは…?


King Gnuの頭脳としてバンドを牽引する常田大希(つねた だいき)。
この記事では、類まれなる創造性で革新的なアートを世に送り出し続ける常田大希に焦点を当て、その経歴や音楽性を解説していきます。

おヒゲがないほうがOfficial髭男dism、おヒゲがあるほうがKing Gnuと覚えたばかりの人にとっては、「女性みたいな高音ボイスなのに、あごヒゲを生やした大男だった」とKing Gnuのヴォーカリスト・井口理(いぐち さとる)の風貌に衝撃を受けたかもしれません。

あるいは「おヒゲはないけど、モデル並みにスリムでド派手なドラムがやたらと前に出てくる」と気になっている人もいるでしょう。それは勢喜遊(せき ゆう)です。バンド名の印象だけでいうと「Official髭男dismっぽい渋めのベースがいる」と混乱しかねません。それは新井和輝(あらい かずき)です。

もしくは「King Gnuってツインボーカル?拡声器で歌うところが椎名林檎みたい」と驚いている人も多いでしょう。目のまわりに黒いスプレーを振りかけたりして、ジョニー・デップに似ていると大騒ぎになったこともありました。そんな「爆イケ拡声器」が今回紹介する常田大希(つねた だいき)です。

4人組ロックバンドKing Gnuのギター&ボーカル。鍵盤(ピアノ、キーボード、シンセサイザー)や弦楽器(チェロ、ベース)などたくさんの楽器を演奏し、プログラミングも行い、King Gnuの全楽曲を作詞・作曲しています。

最強の音楽家とクリエイティブ(制作者)がそろっているという意味で「無敵艦隊」と自称している、アートを含めた総合プロジェクトmillennium parade(ミレニアムパレード)を率いる船長でもあり、クリエイティブ集団PERIMETRON(ペリメトロン)を立ち上げた張本人です。

才能の塊であることから鬼才、カリスマ音楽家と呼ばれている常田大希のプロフィールや経歴、音楽性、エピソード、おすすめ曲を紹介します。

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常田大希・プロフィール

  • 本名:常田大希(つねた だいき)
  • 生年月日:1992年5月15日
  • 出身地:長野県伊那市
  • 学歴:伊那北小学校→東部中学校→伊那北高校→東京藝術大学 音楽学部 器楽科(チェロ専攻)中退
  • 血液型:O型
  • 担当楽器:ギター、鍵盤(ピアノ、キーボード、シンセサイザー)、ボーカル、プログラミング、チェロ、コントラバス、ベース、ドラムなど
  • 所属:King Gnu(キングヌー)、millennium parade(ミレニアムパレード)、PERIMETRON(ペリメトロン)

常田大希・華麗なる経歴

父はジャズピアノを奏でるロボットエンジニア、母はクラシックピアノの先生、2歳上の兄はバイオリンを奏でる起業家という音楽一家に生まれ育った常田大希。幼少の頃からチェロを習い、ピアノなどは独学で演奏できるようになります。

小中学校では野球部に所属しつつ途中から合唱部にも入り、中学3年の2007年「第74回 NHK全国学校音楽コンクール」(中学校の部)で全国大会に出場。
自由曲「IMBENI~魂の夜明け~」でマリンバを演奏しましたが、受賞には至っていません。その合唱部には高校以外の小中大学が同じ井口理が1学年下の後輩として所属していました。

バンド活動は中学から始め、高校ではビートルズのコピーやオリジナル曲を演奏。
高校2年の2009年にはリットーミュージック主催「最強プレイヤーズ・コンテスト」ベース部門に出場し、課題曲「GO THE DISTANCE」で準グランプリを獲得しています。

高校3年の2010年には「第20回 日本クラシック音楽コンクール」チェロ部門(高校の部)で第3位になりました。

東京藝術大学ではチェロを専攻しますが1年足らずで中退。後にmillennium paradeのメンバーとなるドラムの石若駿、キーボードの江﨑文武(WONK)は大学の同期です。そんな大学1年の2011年には小澤征爾が主宰する若手オーケストラ「小澤国際室内楽アカデミー奥志賀」(OICMA)にチェロ奏者として所属していました。

2011~2012年にはディディーの地下室(Diddy’s Underground Jam、Didi’s Asianground Jam)名義でAudioleafに音源をアップし、世界規模のバンドコンテスト「EMERGENZA JAPAN」(エマージェンザ・ジャパン)に出場。

MEMO

ディディーの地下室まで掘り下げたい方は、こちらで音源を聴くことができます。
https://www.audioleaf.com/diddys_underground/

2013年には中野裕太、中野公揮のGas Lawに参加しつつ、石若駿、須川崇志とMrs.Vinciを結成します。「In Tokyo」「In Rose」の動画をアップした後、Srv.Vinciに改名。PERIMETRONのYouTubeチャンネルを開設して「ABUKU」のMVを公開しました。


Srv.Vinciは2015年7月に常田大希、勢喜遊、新井和輝、井口理の4人体制になり、2015年9月に唯一のアルバム『Mad me more softly』、2016年9月に唯一のミニアルバム『トーキョー・カオティック』をリリース。

2017年4月King Gnuに改名し、2017年10月に1stアルバム『Tokyo Rendez-Vous』、2019年1月に2ndアルバム『Sympa』(メジャーデビュー)、2020年1月に3rdアルバム『CEREMONY』をリリースしました。

Daiki Tsuneta Millennium Parade(DTMP)名義では2016年7月に唯一のアルバム『http://』millennium paradeとしては2021年2月に1stアルバム『THE MILLENNIUM PARADE』をリリース。改名などの破壊と再生を繰り返し、現在に至ります。

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