今聴きたい!Official髭男dism|隠れた名曲10選!

今聴きたい!Official髭男dism|隠れた名曲10選!

人の心を掴む歌声と歌詞、どこか日本的ではないハイセンスなメロディが魅力のOfficial髭男dism

2019年5月15日発売の「Pretender」は、8月にオリコン週間ストリーミングランキングで12週連続の1位を獲得。
2021年5月12日、ビルボードジャパンは「Pretender」がストリーミング累計再生回数5億回を突破したことを発表しています。

その後も「宿命」、「I Love …」など次々ヒット作を生み出し続けるヒゲダン。

まだまだ色んな曲を聞いてみたいという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

そこで今回は最新の「HELLO EP」の収録曲も含めたOfficial髭男dismの隠れた名曲10選をリリース順にご紹介していきたいと思います。

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Official髭男dism 隠れた名曲10選

ゼロのままでいられたら

 

1曲目にご紹介するのは「ゼロのままでいられたら」

2nd Mini Album「MAN IN THE MIRROR」収録曲でライブ映像がYouTubeで公開されています。

この曲は遠距離恋愛をしているカップルをテーマに、その女性の気持ちを想定して書かれた曲で、彼には伝えられていない彼女の本音が描かれています。聴いているとこちらも思わず胸が苦しくなってしまうような曲です。

またメンバーの楢崎さんは「ゼロのままでいられたら」を「デモの段階から好きだった」と、お気に入りの曲であることを明かしています。

コーヒーとシロップ

 

「コーヒーとシロップ」は2016年6月15日発売の2nd mini album 「MAN IN THE MIRROR」 収録曲で、仕事に対して感じる矛盾や違和感をコーヒーとシロップに例えた曲です。

実はボーカルの藤原さんは、バンド活動をしながら2年間営業職のサラリーマンをしていた経歴があり、そのサラリーマン生活の中で感じた違和感や、悩みといったマイナスな感情がこの曲には反映されているのです。

多くの人が、働く中で感じてはいても、無視してしまう感情に真正面から向き合っているヒゲダン。

仕事という一つの事柄に対しても様々な角度から感情を切り取り、それを楽曲に落とし込むこの曲を聴くと、彼らがなるべくして日本を代表するバンドの一つになったのを感じずにはいられません。

What‘s going on?

「What‘s going on?」は2016年11月02日リリースされた曲で、ヒゲダン1st EPのリード曲になっています。
LINE LIVEなどで放送されたアニメ「秘密結社 鷹の爪 GT」新エンディングテーマとして起用されました。

現実を生き抜く辛さを歌いながらも、自分と同じような境遇の人を励ます楽曲で、苦しい現実ばかり見ていないで、最高のイメージをして最後はそんなイメージ通りの世界に一緒に行こうとエールを送っている歌です。

実はこの曲はいじめをテーマに書かれた楽曲で、いじめられている人の心が折れてしまいそうな時に寄り添える楽曲にしたいという思いから作られた曲です。ヒゲダンと一緒に苦しい状況を乗り越えようというメッセージが込められています。

相思相愛

こちらは2018年4月11日リリースの1stアルバム「エスカパレード」の収録曲で、相思相愛というハッピーなタイトルとは真逆の失恋ソングです。

別れたことが頭では分かっていても、心では整理が全くついていない失恋後のもどかしい感情が上手に表現されています。

藤原さんは自らを、切り替えが下手で気持ちの切り替えに時間がかかると語り、不器用だからこそこういう歌詞になったとインタビューで答えられています。

失恋はいくつになっても辛いものですよね。
失恋直後の整理しきれない自分の感情に寄り添ってほしい方にもおすすめの一曲です。

Driver

こちらも1st Full Album 「エスカパレード」収録曲で、軽快なピアノとドラムの音色、特にエレキギターの音が印象的な曲です。

アラームや休日、調べ物など、日常のどこを切り取ってもスマ―トフォンが離せない存在となっていることからアイデアが生まれた曲で、曲中ではスマホが「僕」として扱われ、人間のような存在として描かれています。

最近はスマホの悪影響が語られることも少なくないですが、こんな風にスマホを違った角度から見直してみると、スマホの存在に感謝できるかもしれませんね。

115万キロのフィルム

浜辺美波さん、北村匠さんなどが出演した映画「思い、思われ、ふり、ふられ」の主題歌に起用されました。

この楽曲は藤原さんの優しいボーカルからはじまる、ウェディングゾングです。格好悪い自分をありのままにさらけ出しながらも、一生彼女を守って行こうという気持ちが感じられる曲です。

ところでこのタイトルの「115万キロのフィルム」、これは人の寿命を80年として、映画の撮影などに使われるフィルムで人の一生分撮った場合に必要とされる長さのことなんです。

“一生一緒にいよう”という言葉ではなくフィルムの長さで思いを表現しているのが何とも素敵ですよね。

ビンテージ

 

「ビンテージ」は2019年10月にリリースされたメジャー1stアルバム「Traveler」の収録曲で、2020年8月5日リリースの「HELLO EP」 のCD、ライブDVDにも収録されています。
また、フジテレビ「あいのり:African Journey」の主題歌にも起用されました。

優しいボーカルと他のメンバーのコーラスが美しい曲で、今も格好悪い過去も、大切な思い出として抱きしめていこうという気持ちにさせてくれる歌です。

「ビンテージ」は、リスナーの方が毎日を振り返った時に、日々をビンテージ品のように幸せな日も苦しんだ日も愛していけるようにという願いが込められて作られた曲です。

旅は道連れ

 

「旅は道連れ」は、1stアルバム「Traveler」の収録曲で、 「HELLO EP」のライブDVDにも収録されています。

休日の天気の良い日に聞きたくなるような明るいメロディの曲です。
また明るいメロディで軽く聴ける曲ではありますが、後半ではヒゲダンらしいしっかりしたメッセージも含まれています。

こちらはベースの楢崎さんが作詞作曲した曲で、“どんどんすごいスピードで有名になっているヒゲダンの中に隙を見せたい”という気持ちから製作したもの。歌詞は楢崎さんが関わっている人の考えを参考に“人は1人では生きていけない”ということについて書かれた歌詞です。

ラストソング

次に紹介するのは「ラストソング」。「旅は道連れ」と同様アルバム「Traveler」の収録曲で「HELLO EP」の ライブDVDにも収録されています。

もともとはライブや遊び、帰り道など、何かが終わった時にふと感じる寂しさについて書こうと思い作られた曲で、メンバーにとってはヒゲダンをさらに好きになってもらう曲。ヒゲダンに出会ってくれた人たちに届けたい歌でもあります。

せつないメロディの中にも、もっとファンと関わりあっていたいというヒゲダンの強い気持ちが感じられる曲です。

夏模様の猫

 

「夏模様の猫」は2020年8月5日リリースの「HELLO EP」 収録曲で、ピアノとボーカルのみのバラードソングです。

この曲はヒゲダンがまだアマチュアとしてCDを手売りしていた時代の曲を改めて録り直したもの。

“こうでなければならない”といった曲作りに対するルールがまだない時の曲だったため、アルバム収録をするにあたり、ヒゲダン自身もいい意味でリフレッシュできたのだといいます。

ちなみに曲中に出てくる「街灯は~青い光ぶら下げ佇む」の「街灯」はヒゲダンの故郷でもある島根県松江市の菅田公園にある防犯用の青い街灯がモデルになっているんです。ヒゲダンの故郷に対する愛が感じられます。

まとめ

以上が「Official髭男dism隠れた名曲10選」でしたが、いかがでしたでしょうか?気になる曲は見つかりましたか?

8月18日にはニューアルバム「Editorial」の発売も控えているOfficial髭男dism。

新しいアルバムを聞く前にヒゲダンの隠れた名曲についても一度聞いてみてはいかがでしょうか。

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