THE YELLOW MONKEY – 結成30周年を迎えた伝説的ロックバンド・初めに聞くべき代表曲3選

1990年代前半から2000年代前半にかけて活躍したバンドの1つであるTHE YELLOW MONKY（ザ・イエローモンキー）。

妖艶なビジュアルに、グラムロックをルーツとしたバンドサウンドは当時の日本では珍しく、大人気のロックバンドとして多くの人々を魅了してきました。

そんなTHE YELLOW MONKEYには数多くのヒット曲がありますが、その中でも代表曲を3曲紹介していきます。

THE YELLOW MONKEYとは？

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THE YELLOW MONKEYは1992年にデビューしたロックバンドです。

メンバーは吉井和哉（Vocal）、菊地英昭（Guitar）、廣瀬洋一（Bass）、菊地英二（Drams）の4人で1988年に結成されました。

THE YELLOW MONKEYの楽曲はグラムロックがルーツではありますが、ハードロックや、ガレージロック、ブルースなどの要素が取り入れられたものもあります。
さまざまな要素が合わさって、THE YELLOW MONKEY独自の世界観が作られてきました。

『Romantist Taste』でメジャーデビュー。

1990年代の日本の音楽シーンを代表するロックバンドとして活躍してきた彼らでしたが、2001年1月8日に活動停止を発表。
活動再開を望むファンの願いも叶わないまま、2004年7月7日に解散してしまいます。

しかし、解散から12年が経った2016年（さる年）1月8日に再結成が発表されました。

2016年2月12日には新曲『ALRIGHT』をリリース。
全国アリーナツアー・野外フェス・紅白歌合戦への出場など、再結成してからもとどまることなく活動し続けて今に至ります。

THE YELLOW MONKEYの代表曲3選

『JAM』（1996年2月29日リリース）

という歌詞が衝撃的な『JAM』はTHE YELLOW MONKEYの代表曲といえます。

再結成をした年でもある2016年には紅白歌合戦に出場し『JAM』を演奏しました。
また、紅白歌合戦がテレビで放送される2016年12月31日には、朝日新聞の朝刊にて『JAM』の歌詞が一面になったことが話題になりました。

スローテンポなメロディーにメッセージ性の強い歌詞は、世の中にあるどうにもならないできごとや、それらを自分の力ではどうにもできないという歯がゆさなどを表現しています。

「君に会いたくてまた明日を待ってる」という歌詞がありますが、この「君」とはVocalの吉井和哉さん曰く、ご自身の娘さんのことなんだとか。

LOVE LOVE SHOW（1997年4月19日リリース）

ポップでキャッチーなメロディーが印象に残っている人も少なくないでしょう。
THE YELLOW MONKEYの楽曲はどこか憂い帯びた曲が多いのですが、『LOVE LOVE SHOW』は明るくアップテンポで、思わず口ずさみたくなるほどのキャッチーさです。

『LOVE LOVE SHOW』のミュージックビデオはアニメーションもおりこまれており、映画『007は二度死ぬ』をモチーフにしているそうです。

THE YELLOW MONKEYのメンバーがコミカルなタッチで登場しています。
ぜひミュージックビデオと合わせてお聴きください。

BURN（1997年7月24日リリース）

「限りない喜びは遥か遠く 前に進むだけで精一杯」というサビが印象的なこの曲は「東北とラテンを融合させる楽曲をイメージして、傷付きながらも、前に進んでいく女性をイメージした」と吉井和哉さんが語っています。

力強いイントロ、どこか切ないメロディーに吉井和哉さんが書いた女性目線の歌詞が合わさって、ファンの間でも非常に人気の高い曲です。

タイトル『BURN』とは「燃やす」という意味ですが「傷付いた過去、消せない思い出はすべて燃やしていこう」という前向きなメッセージが込められているのかもしれません。

まとめ

今回は、THE YELLOW MONKEYの代表曲を3曲紹介しました。
THE YELLOW MONKEYは、1990年代前半から2000年代前半中心に活躍したロックバンドです。一度解散するも、2016年に再結成し、現在も幅広い世代から人気を博しています。

主に1990年代後半に発表された曲を紹介しましたが、THE YELLOWMONKEYにはこの3曲以外にもたくさんの代表曲があります。

『THE YELLOW MONKEY GOLDEN YEARS Singles 1996-2001』という代表曲を集めたベストアルバムがあるので、「これからTHE YELLOW MONKEYを聴いてみたい！」「THE YELLOW MONKEYの代表曲をまとめて聴きたい！」という方はぜひ聴いてみてください。

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