Absolute area – 心の中の絶対領域から生まれる音楽! 飛躍を続けるスリーピースを徹底解説

Absolute area – 心の中の絶対領域から生まれる音楽! 飛躍を続けるスリーピースを徹底解説

Absolute areaのメンバー紹介

Vo.G 山口諒也

  • 本名:山口諒也(やまぐち りょうや)
  • 1998年9月5日生まれ
  • 東京都出身

彼が音楽にのめり込むようになったきっかけは中学時代の失恋。この時、心の支えとなったMr.Childrenの楽曲が今の音楽活動の指針となっています。

Mr.Childrenの楽曲の中でも特に影響を受けたのが、アルバムI■U(■はハートマーク)収録の「CANDY」

大丈夫だよといった上っ面の励ましではなく、憎悪のような人間のネガティブな要素を包み隠さず伝える。これが中学生だった彼を救ってくれたんだそう。Absolute areaの楽曲制作は山口が担っているのですが、J-POP要素を入れたくなるのはMr.Childrenの影響が大きいとインタビューで話しています。

Ba.Cho 萩原知也

  • 本名:萩原知也(はぎわら ともや)
  • 1997年10月22日生まれ
  • 群馬県出身

山口・高橋が通っていた専門学校の先輩であった彼。未確認フェスティバル2017出演1週間前にサポートメンバーを打診したことがきっかけでAbsolute areaへ加入。年齢は他2人の1個上です。

元々ミクスチャーロックが好きだった彼。その中でもRIZEの影響は大きく、ベースを始めたきっかけがKenKenのパフォーマンスだったとか。ロックを多く聴いていたこともあり、Absolute areaの曲がポップス寄りになった際にピアノやストリングスといったギター・ベース以外の音とのバランスづけに苦労したそうです。

MEMO

未確認フェスティバル2017でコンピレーションアルバムを出した際にアンケートをとっていたのですが、萩原のコメントは少し特殊でした。

心境の変化について聞かれた際は親知らずが生えてきたと答え、未確認フェスティバルエントリー後の半年間については半年で金髪になった自分についてコメント。ファイナルステージに立った感想も、比較的真面目かと思ったらケータリングのカレーについてコメントを残しています。

途中で関わるようになったので思い入れが薄いのか、若気の至りか…。真相は闇の中です。

Dr.Cho 高橋響

  • 本名:高橋 響(たかはし きょう)
  • 1998年8月27日生まれ
  • 東京都出身

山口とは同級生で、高校時代から活動を共にしています。他2人とは打って変わって彼の音楽のルーツは洋楽。しかもハードロックです。父親が好きだったディープパープルなどを家や車の中で聴く日々だったそうです。ただ、テクニカルなハードロックは苦手だとインタビューで話しています。

彼もまた萩原と同じく、Absolute areaの曲がポップに寄った際はパフォーマンスに困ったと話しています。

まず聴くべきAbsolute areaの有名曲

彼らの楽曲は音楽プラットフォームEggsやYouTubeで一通り聴けます。配信されている中で、まず押さえておきたい3曲をご紹介します!

遠くまで行く君に


2019年リリースの2ndミニアルバム「無限遠点」リード曲です。

このミニアルバム自体が最初の曲に出てくる“少年”と最後の曲の“Girl”の間で繰り広げられるストーリーをもとに制作。この楽曲は少年目線で、夢を追って遠く離れる大切な人との別れを歌っています。別れはさみしいけれど、夢を追う気持ちを応援したい。そんな複雑な気持ちを描いています。

ちなみに歌詞の内容は山口の実体験とフィクションが混ざっているんだそう。大切な人の旅立ちを祝う、背中を押せるような曲にしたいという思いを込めて作った1曲です。

またモデルの村濱遥が出演したPVはYouTubeで再生回数700万回を超えています。

カフネ


2019年リリースの配信限定シングル。彼らがポップ感を強くし始めたころの代表曲です。「より多くの人に自分たちの音楽を聴いてもらいたい」という思いと、ファンが求めるもののギャップを埋めつつも新しい挑戦をした楽曲だとインタビューで語っています。

この楽曲、山口の主観が入っているとのこと。歌詞の中の「僕」様々なものを諦めながら大人になる自分「君」少年のような無垢な自分を指しています。少年のころの自分が今の自分を見たらどう思うのか?大人になることとは何か、彼なりの答えを出しています。

山口はこの楽曲制作前後で20歳を迎えています。人生の節目を迎えた彼だからこそ書ける歌詞なのでしょう。

MEMO

タイトルの「カフネ」はポルトガル語。愛する人の髪にそっと指を通す、または指先で他人の頭をなでる仕草そのものを指しています。日本語の単語として適切に翻訳ができない言葉として有名です。

失恋歌


2018年リリースの1stミニアルバム「あの夏の僕へ」の収録曲です。

シンプルなギターサウンドに乗る歌詞は、失恋ソングの王道ともいえるフレーズたち。「どうせ帰ってくる」と思っていたのに「もうここには帰ってこなかった」。別れの言葉も十分交わせず、別れた女性への励ましを送っていますが若干の未練を感じさせます。

失恋後、感傷気味の心にぐっと刺さる1曲です。

水溜りボンドとの関係性とは?

Absolute areaに関して調べると、とあるYouTuberのチャンネルにたどり着きます。それが、水溜りボンド。チャンネル登録者400万人を誇る2人組YouTuberです。このYouTuberのメンバーであるトミーとDr.高橋がそっくりさんであることを取り上げた動画を上げています。


当時、水溜りボンドに似ている人を募集しており、トミーに似ている人として起用。同時にVo.山口も相方のカンタに似ているとしてより話題になりました。

彼ら曰く、カンタに似ている人は出てくるもののトミー似はレアだそう。Absolute area本人も水溜りボンドの動画を見ていたことから出演が決まったときは大喜びだったようです。

あわせて読みたい!

さいごに

2022年5月18日にはデジタルシングル「mirroring」「まだ名のない歌」をリリース。同月21日に行ったワンマンライブ「mirroring」を開催し、勢いが留まることを知らないAbsolute area。同世代だけでなく、それ以外の世代にも徐々にファンが増えています。

カルチャ独占インタビュー記事で本人たちの口から音楽への思いを聞いています。少しでも興味を持っていただけたなら、ぜひご一読を!

この記事をシェアをしよう!

この記事を書いた人

この記事に関連するタグ

関連記事

新着記事