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インナージャーニーのメンバー
インナージャーニーは自分たちのことを、音楽のルーツも価値観もバラバラで、まとまりのない4人だと語ります。
そんな4人だからこそ起きる予測不能な化学反応は、独特な温かいグルーヴや鮮やかなサウンドアレンジを生み出しています。
Gt.Vo / カモシタサラ
生年月日:2001/2/14
血液型:A型
カモシタが音楽を始めたのは、ピアノを習い始めた7歳の時。
その頃は嵐を聴いていた彼女ですが、中学時代にはラジオを通じてバンド音楽と出会い、THE BAWDIESをきっかけにロックンロールを好むようになったと言います。
高校進学後はロックンロール系のコピーバンドを組んでいた彼女に衝撃を与えたのがandymori。
その影響は、彼女の楽曲にも今でも色濃く反映されています。
コピーバンドではギターを担当していた彼女ですが、作曲家になりたいという思いから自作曲をコンテストに応募。
そうして人前で歌う機会を得たり、楽曲をSNSにアップしたことでライブ出演の声がかかったりしたことから、ソロ活動をスタートさせます。
バンド音楽をルーツに持つこともあり、バンドを組みたいという気持ちが強かった彼女。
インナージャーニーを結成し、バンドとして音を奏でるようになったことに幸せを感じていると言います。
元々彼女は自作曲を他の人に歌って欲しいという考えでしたが、インナージャーニーでの活動を通じて、自分の歌を自分なりの表現で歌って伝えるのが大切だという考えになる程の変化がありました。
毎日移りゆく感情を全て歌にすること、そうして音楽で自分の気持ちを伝えていくことで、人と繋がることができると語る彼女。
人間味溢れる彼女の楽曲は、ありのままの彼女を映し出しているからこそ聴き手の胸に響くのでしょう。
ほんわかとした雰囲気とその中に潜む芯の強さが、彼女の大きな魅力です。
Gt / 本多 秀
生年月日:2001/1/23
血液型:B型
母親がピアノの講師だったという本多は、幼い頃から音楽が身近な存在でした。
最初にバイオリン、次に同じ弦楽器ということでギターを始めた彼。
サカナクションをきっかけにバンド音楽を聴くようになり、自身もバンド活動を開始します。
好きな音楽に、siraphやハイスイノナサといった、ポストロックやエレクトロニカを基調としたバンドを挙げている彼。
インナージャーニーでのリードギターという面では、Oasisや高校時代にカモシタとのバンドでコピーしたGLIM SPANKYの影響を受けていると語っています。
メンバーが集まって行う曲作りでもその場では弾かず、ギターは家でじっくり考えたいという本多。
趣味は喫茶店でゆっくり過ごすことなど、自分の世界を大事にしている印象を受ける彼は、カモシタからも独特の視点を持った変わった人だと言われています。
そんな彼だからこそ、インナージャーニーの大きな個性となるメロディ豊かなリードギターを生み出しているのだと感じずにはいられません。
自分にとって、人の為にギターを弾くことが他人との大きな関わりだと語る彼。
彼と音楽との切っても切れない関係は、至る所に滲み出ています。
Ba / とものしん
生年月日:1999/10/25
血液型:O型
彼が音楽を始めたきっかけは、中学時代に吹奏楽部で担当したチューバ。
その後14歳でベースを始めます。
当時のゆらゆら帝国との出会いは彼にとって大きなもので、今でも自分のベースラインの土台となっている大好きなバンドだと語っています。
高校時代にはbloodthirsty butchersに強い衝撃を受け、オルタナティブサウンドを好んで聴いていた彼。
大学進学後に所属した音楽サークルでは年間120曲にも及ぶ楽曲のコピーをしていたと言います。
演奏したのは、andymoriから筋肉少女帯、JUDY AND MARYやIRON MAIDENに至るまで、実に幅広いアーティストの楽曲。
彼の柔軟性に富んだベースは、そういった経験が結びついているのかもしれません。
個性的なルックスや面白い言動の印象が強い彼ですが、ベースのプレイから感じられるのは抜群の安定感。
メンバーの中でも最年長の彼は、インナージャーニーをずっしりと支える存在なのではないかと感じさせます。
彼はインナージャーニー以外にも、藍色のパレットというバンドでベースを務める他、サポートベーシストとしても活動しています。
Dr / Kaito
生年月日:2001/4/13
血液型:O型
幼少期からサッカーに打ち込んでいた彼は、J-POPを聴いて育ちましたが、ONE OK ROCKをきっかけにバンド音楽に出会います。
中でもドラムに惹かれた彼は、14歳の時に独学でドラムを始めました。
その後Crossfaithといったラウド系のバンドを好んで聴いていた彼は、高校1年時にかけて、BRING ME THE HORIZON、SLIPKNOTといったよりハードなメタルバンドを好むように。
ドラムでもそのようなバンドのコピーをしていたと語ります。
高校2年時には、ボストンのバークリー音楽大学に短期留学をしていました。
留学で言語の違いという壁にぶつかっていた彼が聴きたくなったのが、日本語の楽曲。
そのような中で彼はスピッツと出会い、日本の音楽の魅力を再認識します。
日本人である自分が好きな音楽という原点に立ち返ると同時に、歌を引き立たせるためにはどういうドラムを叩く必要があるのかを考えるようになったと言います。
帰国後はサポート活動をしていた彼でしたが、バンドへの憧れもありインナージャーニーへの参加を快諾。
ラウドなテイストも少し残しつつも、インディーロックを柔軟に取り入れたドラムスタイルを確立していきました。
彼はインナージャーニーのドラマー以外にも、モデルや俳優業、YouTubeチャンネルの開設など、個人としても幅広く活動を行っています。
2021年4月、20歳の誕生日を期に個人での活動名義を櫻井海音に改名。
音楽活動は引き続きKaito名義で行うと発表しました。
発言にもドラミングにも、ストイックでしっかり者な性格が現れている彼。
あらゆる活動の中で、インナージャーニーは心の拠り所のような存在だと語っています。
どのような形であれこのバンドを続けたいという言葉には、彼のインナージャーニーに対する強い想いが感じられます。