インナージャーニー【超詳細解説】エバーグリーンな楽曲が話題沸騰中! 期待の新星バンドを徹底解説

インナージャーニー【超詳細解説】エバーグリーンな楽曲が話題沸騰中! 期待の新星バンドを徹底解説

インナージャーニーの人気曲

クリームソーダ

2020年3月に配信リリースされた「クリームソーダ」は、インナージャーニーの1stデジタルシングルです。

クリームソーダについて考える”僕”を通して描かれるのは、ちょっぴり気怠くて眩しい夏や、切なくて愛おしい青春。

前のめりに突き進むポップな音像は、聴き手の胸を自然と高鳴らせます

歌うようにメロディを奏でるリードギター、弾けるドラム、骨太なベース、そしてイノセントな歌声。

「大好きだったあの曲の最後の4小節が終わる頃/頭の中の炭酸が抜ける音がした」
「背伸びをしているダサい君のこと/愛していたのさ」
飾らない言葉なのにグッとくる歌詞には、カモシタの類まれなるワードセンスが存分に発揮されています。

みずみずしさに満ちた「クリームソーダ」
インナージャーニーのピュアな魅力が詰まった楽曲です。

会いにいけ!

「会いにいけ!」は2020年11月にリリースされた3rdデジタルシングルで、疾走感溢れるインディーロックナンバー。

ドラムのハイハットから始まり、リズミカルなベース、遊び心の効いたギターがハイテンポで駆け抜けます。

健やかな歌声が届けるのは、「花束片手に走れよ/会いたくなったら会いにいきなよ」というエネルギッシュなメッセージ。

4人の奏でる音は、どれも眩しい程カラフルです
しかしそれら全ては絶妙なバランスで共鳴し、更には一体となって、柔らかさまでも纏っているように感じられるのです。

インナージャーニーの、唯一無二のグルーヴが心地良い「会いにいけ!」
聴き手の足を前に運んでくれるような、晴れやかな楽曲です。

グッバイ来世でまた会おう

「グッバイ来世でまた会おう」は、カモシタが作曲を始めて間もない頃につくり、歌い続けてきただけでなく、バンド結成のきっかけにもなった楽曲です。

インナージャーニーの中で大切に温められ、2021年3月にデジタルシングルとしてリリースされました。

祖母の死をきっかけに生や死について考える時間が増えたというカモシタ
この曲をつくった高校2年生の当時、死に対して恐怖を抱いていた彼女が辿り着いたのが、亡くなっても再び巡ってくる、忘れずにいればまた会える、という考え方でした。

そのような死生観が綴られたこの楽曲は、奥深いテーマを扱っていながらも、曲調から歌詞まで、全てが至って温和かつポップ。

丸みを帯びた楽器の音色から成る素朴なサウンドは、どこか懐かしい雰囲気を醸し出します。
そこに心地良く乗せられていくのが、温かく、まっすぐな歌声です。

「グッバイ来世でまた会おう/君に会いに戻ってくるよ/ああだからなんにも悲しいなんてことはないのさ」

心を浄化してくれるような優しさが溢れる歌詞は、美しい涙を誘います

カモシタがこの先も信じて歌い続けていきたいと語る「グッバイ来世でまた会おう」
エバーグリーンなこの楽曲は、インナージャーニーの代表曲だと言えるでしょう。

最後に

世の中にある無数の楽曲の中で、何年経っても、何度でも、思い出して聴きたくなる楽曲はあまり多くはないかもしれません。

そんな中で、聴き手の心にずっと残るような音楽を届けるのがインナージャーニー。

彼女たちの今後の活躍が楽しみでなりません。

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