Galileo Galilei【超詳細解説】活動再開で話題沸騰!稚内発・ギターロックバンドを徹底解説

Galileo Galilei【超詳細解説】活動再開で話題沸騰!稚内発・ギターロックバンドを徹底解説

Galileo Galileiの人気曲

ハローグッバイ

Galileo Galileiを閃光ライオット2008の初代グランプリに導き、彼らの人生を一変させるきっかけともなった楽曲「ハローグッバイ」
結成して間もない頃に作られたこの楽曲は、2014年2月にニューアレンジバージョン「Hellogoodbye」として配信リリースされました。

疾走感のあるオリジナルバージョンから打って変わって、ニューアレンジバージョンはミディアムテンポのギターロックナンバーに
音数が少なく、温かいボーカルが印象的な前半から、後半に入るとサウンドが大きく展開して楽器の音色がダイナミックに広がります。

そんな強弱も相まって、繰り返される「ハローグッバイ」という言葉が、どこか切なく、エモーショナルに胸に響いてくる1曲です。

夏空

「夏空」は2010年6月にリリースされた1stシングル曲で、TVアニメ『おおきく振りかぶって 〜夏の大会編〜』のオープニング曲に起用されました。

「僕らが一つ一つの夢を守りぬけるなら / 夏空にした約束は100年後でも破れない」

この楽曲は、夏にした一つの決意、約束の歌だと言います。
迷わず前に進んでいく強い決意の表明と、爽やかで鮮やかな音像が眩しい楽曲
みずみずしさに溢れ、聴き手の気持ちも前向きに運んでくれるような音像が魅力です。

青い栞

2011年6月に発売された4thシングル曲「青い栞」は、幼なじみの青春や葛藤を描いたアニメ『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』のオープニング曲として書き下ろされた楽曲です。

大人も泣けるアニメとして話題になり、通称”あの花”として大人気を博した同アニメ。
「青い栞」はそんなアニメに見事にマッチしたもので、聴き手の心を包み込むかのような尾崎雄貴のボーカル、丁寧に花を添えるように音を鳴らすギターやベース、ドラムに、カリンバという民族楽器の柔らかい音色も加わり、その全てが優しく響きます。

聴き手にいつまでも寄り添ってくれるような「青い栞」は、Galileo Galileiの代表曲とも言える1曲です

クライマー

「クライマー」はTVアニメ『ハイキュー!! セカンドシーズン』のエンディングテーマに起用された楽曲で、10thシングルとして2015年12月にリリースされています。

この楽曲は、勢いのある直球ギターロックナンバー
そんな中にも、イントロには爽快なギターストロークからのミュートと大きな起伏が付けられたり、Aメロにはドリーミーなシンセ音が混ぜられたりと、フックの効いたアレンジを楽しむことができます。

前のめりな音像や歌詞も、駆け抜けた勢いそのままに音が止まる曲の終わり方も、気持ちの良い清々しさに溢れた楽曲です

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管制塔

「管制塔」は、彼らがバンド結成後に初めて作ったオリジナル曲であり、2011年、映画『ソラニン』などで知られる三木孝浩監督によって映画化されました。
稚内のシンボル「開基百年記念塔」を管制塔に見立てて書いたというこの楽曲は、彼らの故郷を最も直接的にイメージして作られた楽曲とも言えます。

映画は、居場所を見つけられない少年と転校生の少女が心を通わせていくという淡い青春物語で、全てのシーンが真冬の稚内で撮影されています。
主演を務めたのは、当時若手俳優として注目を集めていた山﨑賢人橋本愛
2人のフレッシュな演技と、三木監督による透明感溢れる映像は、Galileo Galileiの音世界を見事に表現しています

彼らの中に強く根付いている稚内の景色や空気が、音楽からも映像からも、美しく鮮明に伝わってくるこの作品。
Galileo Galileiの原点を感じられる1曲です。

最後に

前向きな再スタートをきったばかりのGalileo Galilei。

彼らのバンドに対する純粋な気持ちや音楽への探究心は、Galileo Galileiを新しいステージへと運んでいくことでしょう。

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