3年ぶりにNHKホールで有観客開催される『第73回NHK紅白歌合戦』。
今年もさまざまな分野で話題を集めた歌手が集まりました。また、特別企画も見どころ満載です。
そこで本記事では『第73回NHK紅白歌合戦』の初出場歌手11組と、特別企画に出場する歌手を紹介します。
目次
第73回NHK紅白歌合戦
2022年12月31日に開催される『第73回NHK紅白歌合戦』の司会を務めるのは、大泉洋と橋本環奈、桑子真帆(NHKアナウンサー)。そして、スペシャルナビゲーターとして櫻井翔が出演します。
会場はNHKホール。2020年は史上初の無観客、2021年は改修工事のため東京国際フォーラムでの開催となったため、NHKホールでの有観客開催は3年ぶりです。
今年のテーマは「LOVE&PEACEーみんなでシェア!ー」。
なかなかおさまらない新型コロナウイルスの感染拡大や、ロシア連邦のウクライナ侵攻、日本各地で起きた自然災害など。2022年は、改めて平和について考えさせられた1年でした。
2022年の最後は皆が笑顔で過ごしてほしい……。そんな想いが今年の紅白歌合戦には込められています。
初出場アーティスト
IVE(アイヴ)
2021年12月1日にデビューした韓国の6人組ガールズグループ・IVE。韓国人5人、日本人1名で構成されています。
メンバーはYUJIN(ユジン)、GAEUL(ガウル)、REI(レイ)、WONYOUNG(ウォニョン)、LIZ(リズ)、LEESEO(イソ)。
グループ名のIVEは「I HAVE=IVE」を意味しており、「私、そして私たちが持っているものを、IVEらしく堂々とした姿で見せる」という彼女たちの決意が込められています。
YouTubeで公開されたデビュー曲「ELEVEN」は、1億回再生を突破。デビュー1週間にして、韓国の大人気音楽番組『ミュージックバンク』や『音楽中心』、『人気歌謡』で1位を獲得し、最終的に計13冠を達成。新人グループが地上波音楽番組3社でトリプルクラウンを達成したということで、大きな話題になりました。
日本でも若者を中心に人気を集めているIVE。
- 「SHIBUYA109 lab.トレンド大賞2022(SHIBUYA109 lab.実施)」のアーティスト部門で1位
- 「2022年ティーンが選ぶトレンドランキング(マイナビティーンズラボ実施)」の<ヒト>部門で2位
さらに、日本人メンバー・REIが火付け役の「ギャルピース」が、「2022年秋の最新トレンド」の今年一番流行ったポーズ部門で1位に選ばれました。
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ウタ
2022年8月6日に公開された映画『ONE PIECE FILM RED』。
ウタウタの実の能力を使い、自身の歌声を聞いた人の意識を仮想空間「ウタワールド」へと引き込むことができる世界の歌姫・ウタ。赤髪・シャンクスの娘で、ルフィとは幼なじみでした。
ウタのボイスキャストを名塚佳織、歌唱キャストをAdoが担当。
映画は国内動員数1300万人、興行収入は180億円を突破し、2022年を代表する作品となりました。それと同時に、Adoが歌う主題歌や劇中歌も大ヒット。
- 「Billboard JAPAN Download Albums of the Year 2022」で「ウタの歌 ONE PIECE FILM RED」が1位
- 「Billboard JAPAN Artist 100 of the Year 2022」で1位
- 「オリコン年間ランキング2022」のデジタルアルバムランキングで「ウタの歌 ONE PIECE FILM RED」が1位
そんな今年を代表する歌姫・ウタが、紅組の歌手として登場します。アニメのキャラクターが紅白歌手として出場するのは、番組史上初です。
本番では紅白でしか見ることができない、スペシャルステージを披露するとのこと。映画を見た方、ONE PIECEファン、Adoファンは必見です。
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Aimer(エメ)
2011年「六等星の夜」でメジャーデビューしたAimer。詳しいプロフィールを明かさない謎多き女性アーティストです。
幼少期から音楽のある環境で育ち、ピアノやギター、英語での作詞など、音楽活動を開始。しかし、15歳のときに声帯を痛め、声を出せない状態に……。半年間一切声を出さない沈黙療法を経て、今のハスキーな声質へとなりました。
デビュー後、さまざまなアニメやドラマのタイアップを手がけてきたAimer。なかでも、2022年はアニメ『鬼滅の刃 遊郭編』のオープニングテーマ「残響散歌」が大ヒットし、幅広い世代から注目を集めました。
- 「Billboard JAPAN HOT 100 of the Year 2022」で1位
- 「Billboard JAPAN Hot Animation of the Year 2022」で1位
- 「Billboard JAPAN Download Songs of the Year 2022」で1位
- 「オリコン年間ランキング 2022」のデジタルシングル(単曲)ランキングで1位
「残響散歌」は、2022年を代表するアニソンとなりました。
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