ぼっち・ざ・ろっく! × アジカン【作品解説】ファンならニヤリのオマージュを徹底解説

ぼっち・ざ・ろっく! × アジカン【作品解説】ファンならニヤリのオマージュを徹底解説

「まんがタイムきららMAX」にて2018年から連載を開始し、2022年10月から12月にかけてテレビアニメも放送された大人気作品・ぼっち・ざ・ろっく!

人見知りで暗い性格の主人公・ぼっちこと後藤ひとりが、バンド活動を通して成長していく姿が、大きな反響を呼びました。

また、作中で多くの邦楽ロックバンドや楽曲のパロディが登場したことも話題に。中でも、アジカンことASIAN KUNG-FU GENERATIONが、登場人物の名前や各話のサブタイトルなど、随所でオマージュされました

本記事では、ぼっち・ざ・ろっく!の作中で取り上げられたASIAN KUNG-FU GENERATIONの名曲を徹底解説。アニメファンもロックリスナーも、是非最後までお楽しみください。

ぼっち・ざ・ろっく!とは

はまじあきによる4コマ漫画「ぼっち・ざ・ろっく!」、通称ぼざろ

「ギターヒーロー」の名で演奏動画を投稿していた主人公のぼっちこと後藤ひとりが、偶然出会ったドラム担当・伊地知虹夏に誘われ、バンド・結束バンドに加入。虹夏に加え、ベース担当・山田リョウ、ボーカル&ギター担当・喜多郁代と共に、憧れていたバンド活動をスタートさせる物語です。

陰キャならロックをやれ!」のキャッチコピーの通り、後藤ひとりは筋金入りのコミュ障。「話し始めに『あっ』と付けてしまう」「スマホに届くのは親からのメッセージかクーポンのお知らせ」など、ディテールの細かい陰キャあるあるが視聴者の共感を呼びました。

また、シュールなギャグシーンや胸に迫るストーリー、魅力的なキャラクターのみならず、結束バンドが演奏する楽曲とモーションキャプチャーを駆使した演奏シーンも話題に

OP・ED主題歌や劇中での演奏曲は、KANA-BOON谷口鮪tricot中嶋イッキュウ、アニソンシンガーのZAQ、LiSAの大ヒット曲「紅蓮華」を手掛けた草野華余子など、ロックシーンとアニソン界を横断した豪華アーティスト達が作詞・作曲。

また、ほとんどの編曲をギタリストの三井律郎が担当し、演奏も固定のメンバーでレコーディングすることで、サウンドの統一感を生んでいます。

2022年12月28日にリリースされたアルバム「結束バンド」は、Billboard JAPANのアルバムDLチャートで4週連続首位を獲得するなど、アニソンシーンに止まらない大ヒットを記録しました

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