花冷え。【超詳細解説】「お先に失礼します。」で話題騒然！海外からも熱視線のガールズバンドを徹底解説

花冷え。のおすすめ楽曲3選

2023年1月9日にリリースされた配信限定シングル。「けいおん！」平沢唯役や4人組ユニット・スフィアでの活動などで知られる声優・豊崎愛生がセリフで参加していることでも話題となった、花冷え。最大のキラーチューンです。

和風のメロディとヘヴィなギターリフ、EDM的な打ち込みが交錯するイントロから情報量満載の本楽曲。「ペコペコちゃん♪とする～」のフレーズと、MVで見られる4人のダンスは中毒性抜群です。

歌詞はストレスフルな会社員生活がテーマ。不満を吐き出すようなユキナのシャウトを聴いていると、なんだかスカッとした気分になります。

2021年1月14日にリリースされた1stアルバム「乙女改革」の収録曲。花冷え。楽曲の中では、一際シリアスでダークな一曲です。

浮遊感のあるシンセを大胆にフィーチャーし、バンドサウンドを削ぎ落としたアレンジが特徴的。シンセアレンジは、ボカロPとしての活動やBABYMETALの楽曲への参加で知られるDJ’TEKINA / SOMETHING a.k.a ゆよゆっぺが担当しています。

ボーカルはユキナとマツリによるラップが中心。また、思わず首を振ってしまうようなグルーブを生んでいるサエの細かいドラムフレーズも聴き応えがあります。

マッチングアプリを題材に、現代の歪んだ恋愛観を見事に昇華させた本楽曲。過激な演出と、衝撃的な展開に驚かされるMVも必見です。

2019年11月30日に配信リリースされたシングル。やりたいことやアイデアを詰め込み、半年間をかけて制作されたという渾身の一曲であり、花冷え。がスタイルを確立するきっかけとなった重要曲です。

ユキナの気の抜けたボーカルと重たいバンドサウンドという、一見ちぐはぐにも感じられる組み合わせには、最初は誰もが「？」と思うはず。しかし、だからこそ何度も繰り返し再生してしまい、気付いた頃には沼にハマっている…そんな、花冷え。の魅力が凝縮されている楽曲です。

「ぴえんまる」「あざまる水産」といった言葉選びからも、花冷え。の何でもありな破天荒さが感じられます。しかし、キャッチーなメロディーや、曲中でテンポを変え緩急を付ける楽曲展開を味わえば、花冷え。がただの色物バンドではないことが良くわかるでしょう。

花冷え。の世界へと羽ばたく旅路はまだまだ始まったばかり。これからの活躍も要注目です。

公式YouTubeでは、MVやライブ映像だけではなく、彼女達の日常の姿も垣間見ることができます。是非楽曲や動画をチェックして、「原宿コア」の魅力を体感してみてください。