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こだわり抜かれた楽曲でリスナーを魅了!
皆歌って下さいね🌹
歌詞も載せていますサビの変拍子・計5回のテンポチェンジ・転調…と、音楽は楽しいですね…👁🗨♥
想いがあっての表現
細部にも宿ってるメロディを沢山聴いて覚えて、貴方の想いを乗せて歌って貰えたら
すごく、嬉しいです。よろしくお願いします🍽🍷 https://t.co/KuYvlUW0Qq
— 𝙼𝚒𝚔𝚞 𝙽𝚊𝚔𝚊𝚖𝚞𝚛𝚊 ꙳ 🇨ö ˢʰᵘ 🇳 ⁱᵉ ꙳ ໒꒱ (@co_shu_mikun) April 5, 2018
エクスペリメンタル・ロックバンドを自称するCö shu Nie。その実験的で独創性に富んだアンサンブルは、常にリスナーを驚かせてきました。
彼らは、変拍子やテンポチェンジ、転調などのトリッキーな手法をふんだんに盛り込み、予想のできない楽曲を巧みに組み立てています。
中村によれば、最初から変拍子の楽曲を作るつもりで制作しているわけではなく、楽曲の中の物語に合わせて不要な拍を削っていくと、結果的に変拍子の楽曲になっているとのこと。妥協を許さない曲作りが、カオスでありつつもキャッチーさや歌詞のメッセージ性を損なわないCö shu Nie楽曲の強みに繋がっています。
また、こだわりが感じられるのは、作編曲だけではありません。レコーディング時には、ストリングスや打ち込みの音色のみならず、砂や水の流れる音や工具や鍵を鳴らす音など、バンド演奏外の音を積極的に取り入れることで、独特の深みあるサウンドスケープを構築しています。メンバーは、ホームセンターで使える音を探しに行くこともあるんだとか。
Cö shu Nieのおすすめ楽曲3選
asphyxia
2018年6月6日にリリースされたメジャーデビューシングル。アニメ「東京喰種トーキョーグール:re」のオープニングテーマに抜擢され、Cö shu Nieの名を世に知らしめるきっかけとなったキラーチューンです。
複雑な演奏や音使いが3分間に詰め込まれ、彼らの個性が爆発するザ・Cö shu Nieな一曲。特に、6/8拍子と5/8拍子が交錯するサビのインパクトは強烈で、リスナーからは「拍が取れないけど癖になる!」といったコメントが寄せられています。
曲名の読み方は「アスフィクシア」で、その意味は「窒息」。「東京喰種トーキョーグール」の原作者である漫画家・石田スイによって名付けられました。
絶体絶命
2019年3月13日にリリースした両A面シングル「絶体絶命 / Lamp」の収録曲。アニメ「約束のネバーランド」のエンディングテーマであり、公式MVの再生回数は約1500万回(2023年5月現在)にのぼる人気曲です。
イントロから、激しく歪んだ松本のベースサウンドが炸裂。その後も一曲を通して、縦横無尽に弾きまくる彼のプレイが楽曲をリードしています。アップダウンの多い高難易度のメロディーをファルセットを織り交ぜて歌い上げるなど、中村の歌唱力も遺憾無く発揮されており、彼らのプレイヤーとしての優れたポテンシャルを堪能できる一曲と言えるでしょう。
2019年4月24日には、中村による同楽曲のリミックス「絶体絶命(micoon remix)」も配信シングルとして発表。エレクトロ主体のアプローチで、原曲とは異なる新たな魅力を創り出しています。
青春にして已む
2022年3月16日にリリースされた2ndアルバム「Flos Ex Machina」の収録曲。2022年4月から5月にかけNHKで放送されたドラマ「卒業タイムリミット」の挿入歌にも起用された、切ないバラードです。
ピアノを主体として、無駄なく引き算されたアレンジで進行する同楽曲からは、どこかノスタルジックな印象を受けます。終盤では、ストリングスの美しい旋律や幾重にも重ねられた中村のコーラスが楽曲をエモーショナルに盛り上げ、涙を誘います。
儚い喪失を綴った歌詞にも要注目。別れの悲しさや辛さを味わいながら、それでも前を向いて生きていこうという意志が込められた力強い言葉は、中村自身が大切な人を亡くしたという経験から生まれました。
最後に
2023年6月28日には約1年ぶりの新曲リリース、さらには2024年秋に新作アルバムのリリースが決定しているCö shu Nie。今後の活動にも目が離せません。
4月から6月にかけては、3か月連続でインディーズ時代に発表したミニアルバム「イドラ」「オルグ」「パズル」を順次サブスク配信開始。ぜひこの機会に、これまでの音源をまとめ聴きして、Cö shu Nieワールドを体感してみてください。