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気迫あふれるロックサウンド&ライブパフォーマンスに注目!
TRiDENTの音楽性は、心に直接ガツンと響くようなストレートなロック。メンバーが共通して影響を受けているというONE OK ROCKにも通ずる、キャッチーなメロディと疾走感あるサウンドを武器としています。
SERINAは5弦ベース、NAGISAはツインペダルを駆使しており、そのヘヴィなアンサンブルはラウドロック好きにも刺さること間違いなし。
そんな彼女達の真価が発揮されるのは、なんといってもライブ。ガールズロックバンド革命時代は「圧倒的ゆるふわ系女子3人組がステージに上がると豹変。見る人の心に激雷を走らせるパワフルライブをお届け!」をコンセプトに活動していた彼女達は、その言葉通り見た目からは想像もつかない激しいパフォーマンスでオーディエンスを驚かせてきました。
個々の優れた演奏力に加え、息の合った3人のコンビネーションから放たれる生のサウンドは、音源以上の破壊力で迫ります。SERINAの煽りに合わせて、拳を掲げずにはいられません。
ガールズロックバンド革命時代には、ONE OK ROCK「完全感覚Dreamer」のカバー動画を投稿。原曲へのリスペクトが感じられる熱演には絶賛のコメントが寄せられており、再生回数は130万回を突破(2022年5月現在)しています。
TRiDENTのおすすめ曲3選
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TRiDENTとして初めて公開された記念すべき1曲目。MV再生回数は約380万回(2023年5月現在)にのぼる大人気曲です。
メンバー脱退という大きな壁にぶつかりながらも、バンド活動を続ける決断をした彼女達。同楽曲では、その覚悟を力強い言葉とサウンドで表現しています。
「超えて 過去未来も全部背負って」というフレーズからは、ガールズロックバンド革命としての活動に誇りを持ちながら、苦楽を共にしてきたかつてのメンバーの思いも連れて、これからさらなる舞台へと駆け上がっていくという熱く固い意思が感じられます。
2番サビ後のミクスチャーロック風なラップとスラップベースが印象的なパートや、ド派手な速弾きで駆け抜けるギターソロも聴き逃せません。
Spoopy
2022年10月26日にリリースされたミニアルバム「D-X」収録曲。PaleduskのDAIDAIが編曲を手掛け、TRiDENTの名を世界中に知らしめたキラーチューンです。
これまでになくヘヴィな楽曲となっており、打ち込みのサウンドや複雑なリズムパターンが多用される、TRiDENTの新境地ともいえる一曲。細かいフレーズやキメの連続にメンバー自身もレコーディングで苦戦しましたが、それによってより成長できたと語っています。メタルコア仕込みの強烈なブレイクダウンはヘドバン必至です。
歌詞では、型破りなサウンドに呼応するように、決められたルールに縛られない彼女達のスタンスが表明されています。メンバーそれぞれの個性が爆発したスタイリングや、スタイリッシュな演奏シーンが鮮烈なMVも要チェックです。
CRY OUT
2022年10月26日にリリースされたミニアルバム「D-X」収録曲。PENGUIN RESEARCHの堀江晶太が編曲を担当し、恵比寿LIQUIDROOMでのリリースツアーファイナルでは二度にわたって演奏された、ライブでも人気の一曲です。
元々堀江の大ファンであったASAKAにとっては念願の一曲。彼の持ち味である、メリハリの付いた演奏で歌を引き立てながらクライマックスに向け熱量を高めていくアレンジが、ASAKAの優れたメロディーセンスと見事にマッチしています。まるでライブの熱狂がそのまま閉じ込められたかのようなシンガロングパートには、テンションが上がらずにいられません。
SERINAとNAGISAにも好評だったという歌詞には、「パンデミック」というワードも登場し、バンドとファンへの思いがまっすぐな言葉で綴られています。コロナ禍で様々な困難や葛藤を経験した彼女達だからこそ語れる、明るい未来へ向かうビジョンに胸が熱くなります。
最後に
止まることなく突き進み続ける彼女達は、2023年秋にミニアルバム「Dream Up」をリリース予定。12月からは、自身最大規模の会場となるZepp Shinjuku公演を含む、東名阪のリリースツアーを開催します。
そんな彼女達が掲げる目標は、東京ドームでのワンマンライブ。3人がさらに広いステージで熱いライブを繰り広げるその日が、楽しみで仕方ありません。