20年以上続くジャニーズカウントダウンコンサート(通称カウコン)。
2021-2022年は松本潤さんの演出で、盛り上がりましたね。
ジャニーズのデビュー組が一堂に会するこの大イベントは様々なエピソードが詰まっています。
そこで、ここではおまけとして、これまでのカウコンで起こったエピソードを、筆者の独断と偏見で抜粋します。
※グループごとに大小の事件が渋滞しているため、ファンの間で有名なものや、推しに関係なく印象的だったと思われるものに限っています。
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目次
城島リーダー クレーン運転で聖火点灯チャレンジ(2000-2001年)
まだJ-FRIENDSだけでコンサートを行っていた当時のカウコンでのこと。
クレーン免許を持っている城島茂さんが、ライブ中にツナギに着替え、トランシーバーをつけてクレーンに乗り込みました。
目的は、新年を迎えた時に華やかな花火が上がるよう、舞台セットの中央に聖火台をセッティングすること。
他のメンバーが全員で歌唱している間、手元と作業場を見ながらクレーン操作をする城島リーダーがシュールでした。
J-FRIENDS お台場で年越しラーメンを販売(2001-2002など)
J-FRIENDSでカウントダウンを開催していた頃、TOKIO、KinKi、V6各々がフジテレビで持っているレギュラー番組をコラボさせることがありました。
2002-2003年には、当時の番組名を合わせた「超豪華年越し生放送Vivaメントレ兄弟3番組合体スペシャル」という1時間15分の特番を放送。
「メントレ」(TOKIO)、「Viva Viva V6」(V6)、「堂本兄弟」(KinKi Kids)の3つの番組のコラボ特番と、その合間のコーナーとしてカウコンの生中継が入りました。
「Viva Viva V6」とのコラボ企画では、同番組のメインコーナー、ジャンクフード対決を実施。
チームごとに創作料理を開発して屋台で販売し、売上額を競いました。
J-FRIENDSが参戦した特別編では、V6の2名+TOKIOから1名の計3名チームで、オリジナルの年越しそばや年越しラーメンを開発。
このメニューは大晦日に1日限定としてお台場で販売され、カウコンにいけないファンも参加できる企画となりました。
・「ご長寿1本ラーメン」(長野・三宅・松岡チーム)
1食分を1本につなげた長い麺を使用。
盛り付けに海老や金粉をふんだんに使い、縁起の良さを追求しました。
・ 激辛ラーメン(坂本・森田・山口チーム)
冬の寒さ対策を意識し、ハラペーニョや唐辛子などを使用した激辛ラーメン。
・「ラ―メェ~ン」(長野・三宅・長瀬チーム)
メレンゲとエビで新年の干支・羊を模したラーメン
・「ブラック麺」 詳細不明
今井翼&ふぉ〜ゆ〜、本番中にバイク移動(2011-2012年)
この年は「滝沢革命」のため、滝沢さん、錦織さん、A.B.C-Zは帝国劇場から中継で参加。
そこで東京ドームにいた今井翼さんは、帝国劇場にいる滝沢さんと中継で『夢物語』を途中まで歌った後、バックダンサーを務めていたふぉ〜ゆ〜と共に舞台からはけ、東京ドーム前でスタンバイしていたバイクに乗って帝国劇場へ移動。
番組後半で帝国劇場に辿り着き、合流しました。
ライブ中も小窓でバイク移動中の寒そうな今井翼さんが中継され、当時、一視聴者でありながら、大変だなぁと少し可哀想になった記憶があります
タッキー&翼ラストライブ(2018-2019年)
2018年に活動を終えたタッキー&翼。
同年末のカウントダウンコンサートでは、一夜限りの復活をし、ラストライブを行いました。
2人がジャニーズJr.のトップだった頃に脇を支えた、FOUR TOPS(生田斗真さん、山下智久さん、風間俊介さん、長谷川純さん)やふぉ〜ゆ〜、直近でバックダンサーとして活躍した当時ジャニーズJr.のSixTONES、SnowMan、そしてTravisJapanと豪華なメンバーがバックにつきました。
メインステージでは、KAT-TUN、嵐、関ジャニ∞がメッセージうちわを持って応援。
更にラストの曲では、Hey!Say!JUMP!やKis-My-Ft2、A.B.C-Zがバックにつき、まさにジャニーズ総出のライブとなりました。
メドレー後には、本編に出演していなかった近藤真彦さん、東山紀之さん、堂本光一さんが滝沢さんと今井さん花束を贈呈。
豪華な卒業式となりました。
堂本光一さんは、カウコン不参加の堂本剛さんをアピールするよう、背中に剛さんの顔写真がついた衣装を着て登場。
ファンにアピールするため客席に背中をむけ、ステージ上を横歩きする姿は、大先輩の登場で緊張感が走っていた後輩たちを和ませました。
ほくじゅりシンデレラ事件(2018-2019年)
こちらはSixTONESが、テレビなどでもよく話している鉄板のカウコンネタです。
カウコンでSixTONESが「JAPONICA STYLE」を披露していた時のこと。
1番Aメロの松村北斗さんのソロで、足を蹴り上げた際、靴が脱げて飛んでいってしまいました。
それに気づいた田中樹さんが、サビの途中で座るときに、松村さんの靴を回収。
すぐにステージ上に滑らせ、松村さんにパスしました。
サビが終わると、縦一列にSixTONESが並ぶ瞬間があり、松村さんは一番後ろになるため、その間に田中さんから受け取った靴を履き、ことなきを得ました。
この一連の流れは、片方の靴を広い落とし主を見つけたことから、ファンの間で「シンデレラ事件」と呼ばれています。
下記の動画では、以下の瞬間が確認できます。
・サビ前、引きの映像で松村さんが片方靴下になっていること(1:25前後)
・サビ直前、田中さんの前に落ちている靴(1:32前後)
・サビ中に田中さんが座る振り付けで靴を回収する瞬間(1:45前後)
マリウス転落事件(2019-2020年)
本編でもお伝えした通り、ようやく19歳になりカウコン初出演を果たしたマリウスさん。
しかし登場直後にデビュー曲を歌っている最中、ステージ上に設けられた退場用の穴に足がはまり、ステージの下に転落。
その後しばらく姿を見せなかったマリウスさんに、SNSではセクゾファンならずとも「マリウス大丈夫?」との声が散見されました。
コンサート後半でようやく合流した元気なマリウスさんを見て、安堵した視聴者は多かったはずです。
解散しても愛されたV6(2021-2022年)
これまで見てきたような事件も無く、楽しく平和に終わった最新のカウコン。
「セクシー」、「元気」、「王子」のメンバー発表にも会場が沸いたことと思います。
しかし今回のコンサートで印象的だったエピソードの1つは、昨年解散したV6への愛ではないでしょうか。
2021年に26周年とともに解散したV6。
年明けのグループチェンジメドレーではKinKi KidsがV6の名曲「over」を歌い、放送枠最後の締めには出演者全員で「WAになって踊ろう」が歌われました。
今回のコンサートの構成・演出を務めた松本さんは、Jr.時代、V6のバックについていました。
嵐としてデビューした際には、バレーボールワールドカップのメインサポーターを務め、前任だったV6と多くの仕事をしています。
こうした縁から、嵐はV6と仲が良く、締めにV6の曲を持ってきた構成に、松本さんのV6愛が表れています。
また、グループチェンジメドレーでV6の楽曲を歌ったKinKi Kidsは、今回の出演者で最も深い縁があります。
J-FRIENDSとして一緒に活動していただけでなく、坂本さん、長野さん、井ノ原さんは、KinKi Kidsにとっても良いお兄ちゃん。
特に井ノ原さんとKinKiの2人は非常に仲が良く、同じく仲が良かった長瀬智也さんと共に4人でデビューする、という噂がファンの間で駆け巡ったこともありました。
また森田さん、三宅さんの”剛健コンビ”は、KinKi Kidsと同い年。
ジャニーズJr.時代は殴り合いの喧嘩もしたそうですが、当時のJr.を引っ張ってきた2大シンメです。
ファンからは生まれ年にちなみ、4人をまとめて「華の79年組」と呼ばれ、親しまれています。
さらに岡田さんはKinKiと同じ関西出身。
特に剛さんと岡田さんは20歳前後の頃、大親友で、髪型をお揃いにしていた時期もあります。
こうした背景からV6に思い入れが強い、KinKi Kids。
この繋がりを尊重した松本潤さんにも、先輩2組への愛と敬意を感じます。
普段はクールな印象のKinKi Kidsですが、カウコンではV6愛が爆発しました。
30日に放送されたカウコン事前番組では、V6のoverを歌うとわかった光一さんが、「ちゃんと歌わなきゃ。音源早く頂戴」とスタッフに伝達。
そしてカウコン本番では剛さんの愛が爆発。
なんと、overを歌う剛さんの衣装がアップになると、V6の6人がプリントされたインナーを着ていました。
おそらく、最後の挨拶と思われる、6人並んで手を上げている写真です。
さらにカウコン放送枠最後の「WAになって踊ろう」では、曲がかかった瞬間に、光一さんが「V6ありがとう!」と声を張りました。
剛さんも、1曲を通して声量がMAX。
サビでは周りより一歩前に出て、美声を響かせながら歌い、SNSでも「つよしの声・・・」「剛の声量すごい」と話題になりました。
同期繋がりでは、Hey!Say!JUMP!とSnow Manの繋がりも、盛り上がりました。
グループチェンジメドレーでHey!Say!JUMP!の「真夜中のシャドーボーイ」を歌ったSnow Man。
Hey!Say!JUMP!はSnow Manのうちわを持って応援していました。
その際、山田涼介さんが手にしていたのは、同期の阿部亮平さん、深澤辰哉さん。
山田さんのデビューが早かったため、デビューとしては12年の差がありますが、同期の絆を感じ涙したファンも多かったのではないでしょうか。
まとめ
以上、カウコン事件簿、いかがでしたでしょうか。
歴史の長さと出演者が多さから、見どころは豊富にあります。
各出演者に的を絞れば、、まだまだ大小のエピソードはもっともっと出てくるでしょう。
これからも続くであろうジャニーズカウントダウンコンサート。
今年もどんな”事件”が起こるのか、目が離せません。