1988年、ジャニーズ事務所(現:SMILE-UP.)よりデビューした伝説のアイドルバンドグループ・男闘呼組。
人気絶頂のなか、1993年にメンバーの1人である高橋和也が事務所を解雇され、男闘呼組も活動休止となりました。しかし、2022年に期間限定で活動を再開。大きな話題となりました。
2023年現在は、男闘呼組のメンバーを中心に結成された6人組バンド・Rockon Social Clubとして活動中です。
そこで本記事では、男闘呼組メンバーのプロフィールや現在までの経歴を詳しく解説します。
目次
男闘呼組とは?
1988年、ジャニーズ事務所よりデビューした4人組アイドルバンドグループ・男闘呼組(おとこぐみ)。
メンバーは成田昭次・高橋和也・岡本健一・前田耕陽です。
まずは男闘呼組の経歴について詳しく解説します。
男闘呼組結成
1984年12月に雑誌「マイアイドル」の撮影に成田昭次と高橋和也と岡本健一の3人がジャニーズJr.として呼ばれたことが、グループ結成の始まりです。
雑誌の企画で、ジャニーズJr.のなかから数名を集めてバンドグループを結成すると発表。このメンバーに成田と高橋と岡本の3人が選ばれ、1985年から東京というグループ名で活動を始めました。
その後、遠藤直人と守屋二郎が加入。このころから東京男組と名乗るようになり、バンドのサポートメンバーとして前田耕陽も参加します。
同年3月には、グループ名を東京男組から男闘呼組に改名。
しかし、守屋が大学受験を理由に脱退。入れ替わりで土田一徳が加入しますが、すぐにメンバーから外されます。さらに、遠藤もダンスがしたいという理由でグループを脱退しました。
しばらくは成田・高橋・岡本の3名で活動が続きましたが、東京男組からサポートメンバーとして参加していた前田を正式にメンバーとして迎え入れ、男闘呼組は4人体制で活動を始めます。
1988年2月、メンバー4人が主演の映画『ロックよ、静かに流れよ』が公開。この作品は、高い評価を得ました。
「キネマ旬報ベスト・テン」第4位
「第10回ヨコハマ映画祭」ベスト10 第1位、作品賞、監督賞、新人賞
「DAYBREAK」でデビュー
1988年8月24日、男闘呼組は「DAYBREAK」でデビュー。
本楽曲はオリコン最高チャートで1位を獲得。さらに「第30回日本レコード大賞」で最優秀新人賞を受賞しました。
彼らの人気の勢いは止まらず、第39・40回の『NHK紅白歌合戦』にも出場。1989年には東京ドームでコンサートも行いました。
田原俊彦、近藤真彦、シブがき隊、少年隊、光GENJIといった歌って踊れるアイドルがデビューするなか、バンドスタイルを貫いた男闘呼組。
結成当初は、プロの作詞家・作曲家に楽曲を提供されていましたが、4thアルバム以降は自分たちで作詞作曲を手がけるようになります。