ジャニーズJr.でNo.1のダンス力を誇るTravis Japan。
そのセンター兼リーダーを務めているのが、宮近海斗さんです。
彼自身もまた、人の心を掴むダンスパフォーマンスで観客を魅了してきました。
今回は、そんな宮近海斗さんの経歴や魅力を徹底解説していきます。
目次
Travis Japanとは
Travis Japan(トラヴィス・ジャパン)は、ジャニーズJr.として活動する7人組グループ。
メンバーは、川島如恵留さん、七五三掛龍也さん、吉澤閑也さん、中村海人さん、宮近海斗さん、松倉海斗さん、松田元太さんです。
マイケル・ジャクソンとも仕事をしてきた振付師のトラヴィス・ペインさんによるレッスンを受けたのがグループ結成のきっかけと言われています。
強化合宿を勝ち抜いたメンバーで編成されているため、まさにダンスの精鋭グループとして有名です。
ここから結成当時の様子をさらに細かくご紹介していきます。
Travis Japanが結成されたのは、2012年までさかのぼります。
同年2月、A.B.C-Z主演の舞台「ABC座 星(スター)劇場」が日生劇場で開催されていました。
そこへ見学に来ていたジャニーズJr.が、急遽トラヴィス・ペインさんのレッスンを受けることとなり、後に選出されたメンバーがTravis Japanとしてグループを結成することになるのです。
そうして選出された初期メンバーは、吉澤閑也さん、中村海人さん、阿部顕嵐さん、宮近海斗さん、梶山朝日さんの5人でした。
このレッスンには、当時「JR.A」として活動していた川島如恵留さん、仲田拡輝さん、七五三掛龍也さん、森田美勇人さんも参加していました。
同年7月から開催された「PLAYZONE’12 SONG & DANC’N。PARTII。」には、正式に川島さんらを加えた9人体制のTravis Japanで出演しています。
しかし、Travis Japanとは異なる夢を追いたい等の理由でメンバー脱退が続き、2017年には川島さん、七五三掛さん、吉澤さん、中村さん、宮近さんの5人までメンバーが減っていました。
そこへ加入してきたのが「松松コンビ」として当時から人気だった松倉海斗さんと松田元太さんです。
松松コンビは、Sexy Zoneの松島聡さんが2014年頃にSexy 松(Show)として活動していた際のユニットメンバーでした。
Jr.ながら、その持ち前のダンススキルの高さで松島さんを支えてきた2人だったのです。
こうして「Travis Japan」というグループ名に劣らぬ実力派が集結しました。
Travis Japanの武器は、一糸乱れぬシンクロダンスです。そのダンスの実力は、ジャニーズJr.の中でも随一とも言われています。
YouTubeのジャニーズJr.チャンネルでは、迫力満点のDance Practice動画に加え「倍速ダンス」や「童謡ダンス」等、ダンスに特化した企画動画が多数公開中。
また「+81 DANCE STUDIO」では、ジャニーズの先輩達の楽曲にのせて、オリジナルの振り付けを発信する画期的な企画を展開しています。
トラジャならではのオリジナリティ溢れる活動が人気を集めています。
現在の活動に目を移すと、2022年3月からトラジャはアメリカ・ロサンゼルスに留学を開始しました。
留学中は、ダンスレッスンやボイストレーニングに加え、語学のスキルアップも図る予定だそうです。
現地時間3月27日に開催されたダンス大会「World of Dance Championship Series」では見事第3位に輝き、併せて「ベストコスチューム賞」「オーディエンス賞」も受賞したことを報告しました。
世界に向けてその実力をさらに発信していくであろうTravis Japanから目が離せません。
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宮近海斗さんとは?
宮近海斗さんのプロフィール
- 愛称:宮近、ちゃか、ちゃかちゃん
- 生年月日:1997年9月22日
- 出身地:東京都
- メンバーカラー:赤
- 身長:167.4cm
- 血液型:O型
- 趣味:映画を見ながら寝ること
- 特技:大声
- 尊敬する先輩:屋良朝幸さん
ジャニーズ事務所(現:SMILE-UP.)の入所経緯
宮近さんがジャニーズに入所したのは、2010年10月30日です。
宮近さんと言えば、今やキレキレダンスのイメージがとても強いですが、幼稚園から小学生の間は、サッカーに夢中な少年でした。
実兄の宮近浩之さんは、川崎フロンターレU-15,U-18でDFとして活躍していたそう。 宮近海斗さんがサッカーを始めたのは、お兄さんの影響が強かったのかもしれません。
そんな宮近さんですが、小学3年生の頃に母親からリズム感の無さを指摘され、ダンススクールに通い始めます。
妹さんがダンスを始めた時に体験という形で一緒に始めたため、最初は乗り気ではなかったものの、徐々にダンスの魅力に憑りつかれていきました。
ある日、宮近さんが帰宅するとジャニーズの履歴書が置いてあったそう。
母親から「郵便局に出してきなさい」と渡された封筒には「ジャニーズ事務所(現:SMILE-UP.)」と大きく書かれていたそうで、当時中学生だった宮近さんはとても恥ずかしかったそうです。
宮近さんは「今となっては履歴書ハラスメントですよね」と笑い話にしていますが、この時の母の行動なくして現在の宮近さんはないと、後にラジオで感謝の想いを語っています。
履歴書を送った約1年後、FAXで事務所からオーディションの案内通知を受けた宮近さん。晴れて合格し、中学1年生(当時13歳)でジャニーズ事務所(現:SMILE-UP.)に入所します。
同期には、Sexy Zoneの佐藤勝利さん、King & Princeの神宮寺勇太さん、Snow Manの目黒蓮さん、そしてTravis Japanの中村海人さんと松倉海斗さん等がいます。
後に同じグループで活動する同期の名前が全員「カイト」というのも、運命的なエピソードです。
事務所関係者の方も、2010年10月入所組について「こんなに入れたことない」と語るほど豊作の年だったようです。
宮近海斗さんの魅力
トラジャのセンター兼リーダー!強みは圧倒的なダンス力!
宮近さんは、Travis Japanのセンターとリーダーを兼任しています。
一度でも彼のダンスを見れば、そのたぐいまれなダンス力に度肝を抜かれることでしょう。
宮近さんは、小柄な体格からは想像出来ないほど体の可動域が広く、何と言ってもそのリズム感の良さが目を惹きます。
可動域が広いということは、すなわち先の読めない動きで観客の意識を一気に惹きつけることが出来ます。
また、瞬発力が必要なダイナミックな動きから繊細な振りまで気持ちよく音ハメしていくので、そのあたりのセンスの高さは抜群です。
トラジャのDance Practice動画や本番の映像を見ると、いつも宮近さんが率先して声を出し、全体の士気を高めているのが印象的です。
まさにエンターテイナーという言葉が似合うほどステージを自由に楽しんでいる姿がファンの心を捉えて離しません。
リーダーに選出された理由としては、他のメンバーの推薦で自然と宮近さんになったそうです。
2019年に開催された舞台「虎者ーNINJAPANー」では、尊敬する屋良朝幸さんの指導を受けていたトラジャ。その様子が連続ドキュメンタリー「Ride on time」にて放送されました。
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ダンスに全てを捧げてきた屋良さんの指導は、優しくも核心をついたものばかり。
テクニック的な面だけでなく、ダンス中のコミュニケーション不足や空気感の作り方について熱く語っていました。
その指導を受けて「正直、悔しいです」と涙する宮近さん。トラジャの一員として、そしてリーダーとしての彼の責任感や誠実さを感じさせた一場面でした。
宮近さんが凄まじい速さで成長出来る理由は、強みは自信をもって伸ばし、足りない面は素直に受け入れて先人の声を聞く謙虚さにあります。
ダンスに対する確固たる自信と謙虚さの絶妙なバランス感覚は、彼の穏やかな性格から派生しているのかもしれません。
トラジャのドラマ班!奥行きのある芝居が話題に!
宮近さんは、トラジャのドラマ班と言っても過言ではありません。
近年、出演した作品の中で特に話題になった「特捜9」をピックアップしてご紹介します。
「特捜9」は、元V6の井ノ原快彦さんが主演の刑事ドラマです。渡瀬恒彦さんが主演を務めていた前シリーズ「警視庁捜査一課9係」の初放送は2006年まで遡るため、長年愛されているドラマの1つとして有名です。
宮近さんは、season1からseason4に新人鑑識官の佐久間朗として出演しました。
宮近さんは「特捜9」以前にも様々な映像作品に出演していましたが、特に本作で役者としての知名度が高まりました。
こちらのドラマへの出演は、オーディションではなく直接オファーを受けて決まったそう。
本人も「“やるべきこと”だけじゃなく、なにか自分もアプローチしないと」と語っており、その努力もあってかシーズンが進むごとに台詞量も増えていきました。
新人らしい初々しさと鑑識官としての聡明さを見事に表現した宮近さんは、結果的に長寿ドラマのファンにもあたたかく受け入れられました。
2022年3月からのアメリカ留学を受けて「特捜9」の出演は一旦卒業ということになりましたが、帰国後の再出演に期待したいですね。
慈愛に満ち溢れた優しい人柄!ギャグセンスもピカイチ!
宮近さんと言えば、とにかく優しい人柄が大きな魅力です。
普段の柔らかい雰囲気とステージ上のギラギラしたギャップに撃ち抜かれた方も多いのではないでしょうか。
彼の穏やかな性格は、ジャニーズ入所前から変わっていないようです。
同期の佐藤勝利さんが、2020年9月4日に放送されたラジオ番組「VICTORY ROADS」にて宮近さんとのオーディション秘話を語っています。
当時、ダンス経験が無かった佐藤さん。そこで、経験者の宮近さんがオーディションのダンスの振付を佐藤さんに教えてあげたのだそう。
一種の闘いの場であるにもかかわらず、当たり前のように親切にしてくれた宮近さんに対して、佐藤さんは「今と変わらず良い人」と宮近さんを絶賛していました。
現在、トラジャというダンスの精鋭グループに所属しながら、あの頃と全く変わらない優しさを持っている宮近さんに、佐藤さんは尊敬の念すら抱いているようでした。
また、宮近さんはそのギャグセンスの高さでもファンから愛されています。
誰かを不快にすることなく、クスッと笑わせてくれる宮近さんの言動は、いつも周りの人に幸せを届けています。
頭の回転が速く、YouTubeではMCをこなすことも多い宮近さん。
動画の最後にはアドリブで締めの一言を発表するなど高いバラエティ力も持ち合わせているので、今後のバラエティー番組等への出演も期待したいですね。
最後に
今回は、Travis Japanのリーダー・宮近海斗さんについてご紹介しました。
人の心を掴む素晴らしいダンスや温和な性格など、宮近さんは本当にたくさんの魅力を持っていることが分かりました。
アメリカ留学が始まったばかりのTravis Japan。これからますます成長した姿を見せてくれることでしょう。
宮近海斗さんのこれからの活躍にも注目していきましょう。
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