東西のジャニーズJr.達が紡いできたジャニーズの伝統舞台「少年たち」。
今年9月には “スノスト“から引き継いだHiHi Jetと美少年(通称:ハイ美)が主演を務め話題になりました。
実はこの作品、数多くあるジャニーズ舞台の中で最も長い歴史を持っています。
これまで東西の主要なジャニーズJr.達が主演を務めてきた同舞台のストーリーや歴史をご紹介します!
目次
少年たちとは?
「少年たち」は、少年刑務所を舞台に、仲間との争いや脱獄計画を通じて友情や命の大切さを知り、成長していく少年たちを描いたミュージカルです。
初演は1969年。
故・ジャニー喜多川氏が演出し、フォーリーブスによって大阪フェスティバルホールと日生劇場で上演されました。
フォーリーブスの後、なかなかミュージカルとしては継承されませんでしたが、2010年にABC-ZとKis-My-Ft2によって復活。
その後、関西ジャニーズJr.とSnow Man・SixTONES達に引き継がれ、今年2021年にはHiHi Jetsと美少年が初座長となりました。
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少年たちのあらすじ
物語は、新しく少年刑務所にやってきた少年(「新入り」)の視点で描かれます。
刑務所では対立する2つのグループがあり、日々喧嘩を繰り返していました。
新入りは、最初こそ戸惑ったものの、次第に馴染み、刑務所で知り合った友人たちが大切な仲間となっていきます。
ある日、この少年刑務所に新しい看守長がやってきます。
彼は過去に刑務所にいる少年たちからリンチに合い、恨みを晴らすように受刑少年たちに言いがかりをつけ、恐怖政治を始めました。
次第に少年たちは自由を求め、外の世界への憧れを強めます。
仲間のため、家族のため、夢のため・・・少年たちはそれぞれの想いを胸に一致団結し、脱獄を企て始めます・・・。
少年たちでの2つのグループの対立は、ジャニーさんが好きだった「ウェスト・サイド・ストーリー」を意識しているとも言われていますね。
「少年たち」の特徴
1)次世代を担うジャニーズJr.が総出演!
ストーリー上、主要キャストだけで10名前後が必要になることから、次世代を担うジャニーズJr.が総出演しています。
その中でも、物語の視点となり進行役でもある「新入り」、各グループのリーダー、看守長は重要な役なので、事務所の「推し」もわかり、キャストが変わる度に注目されています。
また、ショータイムはJr.の新曲披露の場にもなり、ジャニーズファンとして注目すべき舞台となっています。
特に東京では、“エビキス”、“スノスト”、“ハイビー”など対となる2つのグループが、作中でも対立するグループとして出演しています。
ファンにとってもデビューを見据えた2組を一緒に応援でき、グループ間の交流も楽しめます。
エビキス、スノストは共に、デビュー後も音楽番組など一緒に仕事をする機会が多く、ファンにとっても懐かしさを感じる組み合わせになります。
スノストの場合は、「少年たち」で一緒に切磋琢磨してきたことが同時デビューの理由になりましたね。
2)ジャニーズ舞台で最初に映画化!
Endless SHOCK、DREAM BOYS、滝沢歌舞伎、ジャニーズワールド、ジャニーズアイランド・・・
数々のジャニーズ舞台がある中で、いち早く映画化されたのが、この「少年たち」です。
2019年に「少年たち」50周年を記念し、Snow Man、SixTONES、関西ジャニーズJr.総出演で制作されました。
このことからも、伝統のあるジャニーズ舞台の中でも歴史が古く、期待されていることがわかりますね。
なお、少年隊の「PLAYZONE’87 TIME-19」は「19 ナインティーン」という少年隊主演の映画がありますが、これは映画が先にあり、後にミュージカル化したものになります。
「少年たち」の後、新型コロナウイルスの影響により上演中止・延期等を受けて、2020年に「滝沢歌舞伎ZERO 2020」が、2021年に「Endless SHOCK」が、それぞれ映画化されましたね。
3)オリジナル演出!ジャニーさんこだわりの「桶ダンス」
「桶ダンス」とは出演者が全裸となり、桶で隠しながら踊るダンスです。
ワイドショーなどでも映像が流れることがあるため、目にしたことがあるかもしれめあせん。
主人公の「新入り」が刑務所に馴染み、各グループ同士の交流を深めるため、みんなでお風呂に入るシーンで登場します。
前後から明るい雰囲気があり、シリアスな同作の中でも、ふざけあったり、アドリブでコントのようなシーンです。
今や「少年たち」定番の桶ダンスはジャニーさんのこだわりが詰まっており、照明の当て方など演出面も含めて丁寧なスタッフへの指示や打ち合わせあったようです。
「少年たち」の歴史
フォーリーブス時代(1969年〜1975年)
「少年たち」の初演は1969年で、大阪と東京で上演されました。
しかし、実は初演の前に原型となるレコードが発売されていました。
L Pレコード「フォーリーブス ヤング サプライズ 少年たちー小さな抵抗」です。
この収録曲を共にミュージカルが作られています。
残念ながら筆者はレコードを聞くことができませんが、一部は今でも歌い継がれているようですね。
その後、フォーリーブスによって1971年までの2年間で第6作まで上演されました。
1970年
少年たちシリーズ第2作 〜 ミュージカル’70「少年たち 〜完結篇〜」
少年たちシリーズ第3作 〜 フォーリーブス・ミュージカル「素足で駆けるとき ―ある少年の記録―」(※文化庁芸術祭参加作品。企画・構成・演出:フォーリーブス)
1971年
少年たちシリーズ第4作 〜 フォーリーブス・ミュージカル「太陽からの少年」
少年たちシリーズ第5作 〜 フォーリーブス・ミュージカル「明日なき友情」
少年たちシリーズ第6作 〜 フォーリーブス・ライブ・ミュージカル「生きていくのは僕たちだ!」(※文化庁芸術祭参加作品)
その後1975年に「少年たち 〜フォーリーブス・不朽の名作〜」が東京・名古屋・大阪で上演されました。
この時は、当時のジャニーズJr.にあたるメンバーだけで演じています。
さらに、1976年のフォーリーブス結成10周年記念リサイタルで、ライブ・ミュージカル「少年たちパートⅡ 〜 青春の光と影」を上演しています。
その後、少年隊も一度、ライブツアーの中で「少年たち」の一部を上演しました。
少年たち 格子無き牢獄(2010年)
34年の時を経て、2010年に「少年たち」が復活。
8月に関西ジャニーズJr.が大阪松竹座で、9月にA.B.C-ZとKis-My-Ft2が東京日生劇場で上演しました。
舞台は2部構成で、1部はミュージカル、2部はショータイムでした。
演出は出演者に任せられていたため、同じタイトルでありながら演出は異なっていました。
特にショータイムは曲構成から全くの別物だったようです。
またこの年、後に名物になる「桶ダンス」がお披露目されます。
※以下、キャストは敬称略。また出演時、現メンバーと同じグループはメンバー名を割愛。
<大阪 松竹座>
B.A.D. 桐山照史、中間淳太
BOYS 中田大智、濵田崇裕
Veteran 浜中文一、室龍規、伊藤政氏、菊岡正展、室龍太、山碕薫太
7 WEST 神山智洋、藤井流星、重岡大毅、竹本慎平、小瀧望、新垣佑斗
Shadow WEST 向井康二、金内柊真、古謝那伊留、朝田淳弥
Gang-Star 楠本幸登、フューガルショーン悟空、上村雅哉、有本祐
Little Gangs 藤原丈一郎、岡崎拓弥、竜田昴征、中田篤志、今江大地
<東京 日生劇場>
A.B.C-Z、Kis-My-Ft2
Mis Snow Man
真田佑馬、野澤祐樹、深澤辰哉、佐久間大介、渡辺翔太、宮舘涼太、岩本照、阿部亮平
その他ジャニーズJr. 後藤泰観、石垣大祐、岸本慎太郎
同公演でジャニーさんはKis-My-Fts2のデビューを決意したそうですよ!
少年たち 格子無き牢獄 (2011年、2012年大阪)/少年たち Jail in the Sky (2012年東京)
Kis-My-Fts2がデビューし、2011年の公演からは大阪は関西ジャニーズJr.のみ、東京公演は東西Jr.の共演となります。
<大阪公演>
7 WEST 重岡大毅、神山智洋、藤井流星、小瀧望、竹本慎平、新垣佑斗
B.A.D. 桐山照史、中間淳太
濵田崇裕 with Veteran 濵田崇裕、浜中文一、室龍規、菊岡正展、室龍太、山碕薫太
Shadow WEST 向井康二、金内柊真、古謝那伊留、北田和也、朝田淳弥
Aぇ少年 吉野伊織、永瀬廉、西畑大吾、白本祥太、正門良規
京男 千崎涼太、渡邉黎哉、室将也、仁田直人
<東京公演>
A.B.C-Z
関西ジャニーズJr. 重岡大毅、桐山照史、中間淳太、神山智洋、濵田崇裕
Mis Snow Man 真田佑馬、野澤祐樹
They武道 江田剛、林翔太
他ジャニーズJr.
岸優太、岸本慎太郎、川島如恵留、仲田拡輝、森田美勇人、
渡辺大輝、松本晃央、後藤泰観(バイオリン)、石垣大祐(ピアノ)
交互出演:倉本郁、松島聡、佐藤勝利、マリウス、羽生田挙武
特別出演:菊池風磨
2011年の東京公演では、直前に河合郁人さんが『PLAYZONE’11 SONG & DANC’N.』で左足を脱臼骨折してしまい、急遽、菊池風磨さんが出演。
出演者がポスターと異なってしまった、ということがありました。
<大阪公演>
B.A.D. 桐山照史、中間淳太
7 WEST 重岡大毅、神山智洋、藤井流星、小瀧望、
濵田崇裕 with Veteran 濵田崇裕、浜中文一、菊岡正展、室龍太、山碕薫太
Kin Kan 向井康二、金内柊真
Naniwa Oji 永瀬廉、西畑大吾、大西流星
Aぇ少年、Spe千(千崎涼太)、Gang Star、Little Gangsほか
<東京公演>
A.B.C-Z
関西ジャニーズJr. 重岡大毅、中間淳太、桐山照史、神山智洋、濵田崇裕
Hey! Guys 林翔太、江田剛、山本亮太
Travis Japan
森田美勇人、川島如恵留、仲田拡輝、七五三掛龍也、中村海人、宮近海斗、吉澤閑也、梶山朝日、阿部顕嵐
後藤泰観(バイオリン)、石垣大祐(ピアノ)
安井謙太郎、アンダーソン・ケイシー、渡辺大輝、山倉沙瑠芙 ほか
主役の塚田僚一さんは稽古中に右足靭帯を痛め、アクロバットを封印しました。
この年は関西公演でNaniwa Ojiがお披露目となりました。
東京公演でもTravis Japanが初出演を果たすなど、Jr.内のグループ編成も大きな変化があったようですね。
少年たち 世界の夢が・・・ 戦争を知らない子供達 (2015年)
3年の休止中に、主力だったABC-ZとジャニーズWESTがデビューし、2015年からはキャストを一新して再スタート。
関西は西畑大吾さん、向井康二さん、室龍太さんが中心。
東京公演はまだ6人のSnow ManとSixTONESが主演を務め、関西の3人も看守役など重要人物として舞台を支えました。
内容も、従来の刑務所を舞台にしつつも、友情に加えて反戦を強く訴えるようになりました。
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関西ジャニーズJr. 西畑大吾、向井康二、室龍太
(大阪公演のみ)
関西ジャニーズJr.
大西流星、藤原丈一郎、大橋和也、朝田淳弥、草間リチャード敬太、林真鳥、
今江大地、古謝那伊留、末澤誠也、赤名竜乃介、正門良規、小島健、高橋恭平、
道枝駿佑、長尾謙杜、毛利柊和、吉野伊織、石澤晴太郎
(東京公演のみ)
SixTONES、Snow Man(※当時は6名体制)
スノストのオリジナル曲ができたのもこの舞台がきっかけ。
SixTONESは「この星のHIKARI」、Snow Manは「ZIG ZAG LOVE」を初披露しました。
少年たち 危機一髪! (2016年)
2016年は東京公演のみで、SixTONES、Snow Manが主演を務めました。
ストーリーは大幅に変更され、2幕ものの芝居になっています。
1幕の登場人物はスノスト12名のみで、他のキャストは2幕のみの出演となっています。
当時HiHi Jetは帝国劇場での「DREAM BOY」との掛け持ちをしていましたね。
演出においては、「桶ダンス」が4年ぶりに復活。
また手越祐也さん作曲・京本大我さん作詞の「茜空」が追加となりました。
SixTONES、Snow Man(※当時は6名体制)
特別出演:マリウス葉さん
HiHi Jet 橋本涼、井上瑞稀、猪狩蒼弥、髙橋優斗
あおい輝彦 ※声のみ
あおい輝彦さんはジャニーズ事務所最初のグループ「ジャニーズ」のメンバー。
解散後は劇団四季などを経て役者として活躍されています。
代表作には「水戸黄門」の3代目助さんなどがあります。
少年たち 南の島に雪は降る/少年たち ~Born Tomorrow~ (2017年)
2017年は東西で上演。
さらに「少年たち LIVE」として、スノストを中心とした全国でのライブ形式の凱旋公演も行われました。
大阪公演は「ANOTHER」という舞台の要素も取り入れられました。
サブタイトルの「南の島」にもANOTHERの要素が見えます。
ANOTHERは1991年にSMAPが初めて上演し、当時Jr.だったKinKi Kidsも出演。
その後は2002年と2013年に関西ジャニーズJr.を中心に上演されました。
一方東京公演は、ジャニーさんの実体験を取り入れるなど、戦争の描写がよりリアルになり、シリアスなシーンが増えました。
またショータイムではスノストの新曲の発表もありました。
SixTONESは「JAPONICA STYLE」を、Snow Manは岩本照さんが振付・構成を手がけた「VI Guys Snow Man」を披露し、今でもファンには大切な曲となっています。
<大阪公演> 「少年たち 南の島に雪は降る」
関西ジャニーズJr.
西畑大吾、向井康二、大西流星、室龍太、
高橋恭平、道枝駿佑、長尾謙杜、大橋和也、今江大地、吉岡廉、小島健、
正門良規、草間リチャード敬太、藤原丈一郎、佐野晶哉、岡佑吏、
岡﨑彪太郎、嶋﨑斗亜、大西風雅、小柴陸、川北翔、當間琉巧
<東京公演>「少年たち ~Born Tomorrow~」
SixTONES、Snow Man(※当時は6名体制)
あおい輝彦
明日を駆ける 少年たち/少年たち そして、それから・・・ (2018年)
2018年は東西とも前年を踏襲する形で上演。
ただし、関西は世代交代を促した大幅な配役変更がありました。
西畑大吾さんと向井康二さんが演じたライバル役を、高橋恭平さんと道枝駿佑さんが演じ、向井さんは看守長に。
また大西流星さんが演じた新入りを、長尾謙杜さんが演じました。
<大阪公演> 「明日を駆ける 少年たち」
関西ジャニーズJr.
大西流星、西畑大吾、向井康二、室龍太、今江大地
道枝駿佑、長尾謙杜、嶋﨑斗亜、佐野晶哉
高橋恭平、大橋和也、小島健、藤原丈一郎、正門良規
浅倉吏玖、朝田淳弥、伊藤篤志、伊藤翔真、大内リオン、大西風雅、岡﨑彪太郎、
岡佑吏、川北翔、河下楽、小久保澪、小柴陸、佐田一眞、竹村翔、辻本良、
當間琉巧、西村拓哉、福井宏志朗、福本大晴、藤森凌駕、真弓孟之、丸岡晃聖、
山中一輝、山本琉輝
<東京公演>「少年たち そして、それから」
SixTONES、Snow Man(※当時は6名体制)
東京B少年 岩﨑大昇、藤井直樹、那須雄登、浮所飛貴、佐藤龍我、金指一世
少年忍者 (ローテーションで7人ずつ「7忍者」として出演。全員で出演した回もあり。)
青木滉平、安嶋秀生、ヴァサイェガ渉、内村颯太、織山尚大、川﨑皇輝、北川拓実、
久保田空輝、黒田光輝、豊田陸人、檜山光成、平塚翔馬、村上真都ラウール、元木湧
あおい輝彦 ※声のみ出演
ラウールが少年忍者としてSnow Manと共演していますね!
少年たち 青春の光に・・・ (2019年)
大阪で行われた本公演は、「なにわ男子」にとって初めての座長、そしてプロデュースまで行った節目の回でした。
公演を1ヶ月切ったタイミングでジャニー喜多川氏が亡くなりました。
そこで大倉忠義さんが助言をし、ショータイムの構成と演出を道枝さんが、衣装を長尾さんが、一部のグッズを大西さんがプロデュースしています。
お笑いと楽曲を減らし、シリアスな芝居メインの構成となっています。
なにわ男子 西畑大吾、大西流星、道枝駿佑、長尾謙杜、高橋恭平、大橋和也、藤原丈一郎
関西ジャニーズJr.
嶋﨑斗亜、西村拓哉、大西風雅、岡﨑彪太郎、當間琉巧
古謝那伊留、岡佑吏、小柴陸、奥村颯太、浅倉吏玖
今江大地、福井宏志朗、河下楽、澤田雅也、吉川太郎
浦陸斗、丸岡晃聖、角紳太郎、伊藤篤志、山中一輝ほか
映画 少年たち(2019年公開)
「少年たち」50周年を記念し、Snow ManとSixTONESが主人公となる対立するグループのメンバーを演じ、2つの対立を煽る第3のグループを関西ジャニーズJr.が務め、東西融合した形で制作されました。
重要文化財に指定されている奈良少年刑務所で夏と冬にロケが行われました。
ストーリーは少年たちが非常な看守長の下で脱獄を計画する最もオーソドックスなものです。
看守長は関ジャニ∞の横山裕さんが務め、ABC-Zの·戸塚 祥太さんも出演しています。
その他、7 MEN侍の中村嶺亜さん、Travis Japanの宮近海斗さん、少年忍者の川崎皇輝さん、Lilかんさいの嶋崎斗亜さんなどが出演されています。
また音楽シーンはワンカメショーとして撮影され、躍動感のある映像作品になっています。
作中では「少年たち」の楽曲の他、”JAPONICA STYLE” や “VI Guys Snow Man” など、オリジナル曲も挟み込まれファンにとっては2倍楽しめます。
少年たち To be (2019年)
スノストだけで上演した、デビュー前、最後の「少年たち」です。
Snow Manに目黒蓮さん、向井康二さん、ラウールさんが加入したことで、演出を大幅に変更。
刑務所内よりも、その後にフォーカスしました。
また等身大のメンバーが透けて見えるような演出があり、日替わりでメンバーたちによる手紙の朗読シーンは、本人やファンにとって感無量だったようです。
目黒蓮さんはこれが初めての「少年たち」でした。
少年たち 君にこの歌を (2021年)
歴代最長の座長を務めたスノストの卒業から2年。
HiHi Jetsと美少年(ハイ美)によって復活しました。
公演会場はシリーズ初の新橋演舞場。
ストーリーは従来のものを引き継ぎ、ジャニー喜多川氏こだわりの桶ダンスも健在です。
さらに今年は、滝沢秀明さんが発案したメンバーが太鼓を叩く際、太鼓に水が落ちてくる「Crash Beat」が追加されました。
HiHi Jets、美 少年
少年忍者 稲葉通陽、鈴木悠仁、川﨑星輝、長瀬結星
「少年たち 格子なき牢獄 2011年4月13日発売 ※絶版
2010年の東京・大阪公演を収録した2枚組。
「少年たち Jail in the Sky」 2013年3月20日発売
2012年9月の東京公演を収録。
「映画 少年たち」2019年12月4日発売
まとめと今後
少年たち、いかがでしたでしょうか。
ジャニーズ舞台として一番長い歴史を持ちながら、ジャニーズJr.だけで構成される舞台。
次世代を担うジャニーズJr.が総出演し、応援したくなる注目の舞台です。
ストーリーはまだ荒削りな点もありますが、もしかすると今後、DREAM BOYSのように堂本光一さんが演出に加わり、ストーリーを固めていくかもしれませんね。
期待の星を探すためにも、「少年たち」から目が離せません。