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世界進出に至るまでの挑戦
Austin Mahoneの来日公演にゲスト出演
トラジャが飛躍するきっかけの1つとなったのが、世界的に活躍するAustin Mahone(オースティン・マホーン)氏との共演です。
トラジャがゲスト出演したのは、「Austin Mahone Live Tour 2019」の東京公演でした。
彼らにとってまたとない大きなチャンスでしたが、同時にトラジャの実力が試された機会でもありました。
ライブ前日にバックダンサーとして参加する楽曲が増えた上、フォーメーションや振付が大幅に変更になる等、本番までの道のりは簡単ではありませんでした。
そんな中でも、ダイナミックな体の使い方や細かな音の取り方など、新しいことをどんどん吸収できる環境に喜びを感じていたトラジャ。
メンバーが口をそろえて語っていたのは、この貴重な経験をトラジャの夢のために活かしていきたいということでした。
準備期間が限られていたにもかかわらず、プロのダンサーに混じって堂々とパフォーマンスするトラジャは、これまでのパフォーマンスとまた一味違う魅力を放っていました。
YouTubeでは、本番の裏側に密着した動画も公開されていますので、ぜひこちらもあわせてご覧ください。
涙を飲んだ8・8
どんな時でも前を向いて努力し続けてきたTravis Japan。そんな彼らにとって厳しい現実が突きつけられました。
2019年に開催され、ジャニーズJr.総勢300名以上が集結した「ジャニーズJr. 8・8祭り ~東京ドームから始まる~」。
その中で、共にしのぎを削ってきたSixTONESとSnow ManのCDデビューがサプライズ発表されたのです。
華々しいデビュー報告の裏には、悔しさから思わず涙したり、現実を静かに噛み締めるトラジャの姿がありました。
「自分達に足りないものとは何なのか」と顧みるトラジャ。その目には、もっと成長して必ずデビューを掴み取ってやるという決意が滲んでいました。
悔しさを抱えながらも、目の前の観客を楽しませようと全力を尽くすトラジャの姿は、多くの人々の胸を打ちました。
こちらの模様は、ジャニーズJr.ライブ&ドキュメントDVD「素顔4」にも収録されています。
ソロ公演や全国ツアーの開催
「ジャニーズJr. 8・8祭り」の開催後、トラジャがステップアップに選んだ舞台はソロ公演でした。
東京ドームで開催された「Summer Paradise 2020 俺担ヨシヨシ 自担推し推し 緊急特別魂」では、トラジャが1日ずつ交代でソロ公演を敢行。
トップバッターの川島さんを皮切りに、7人それぞれの異なる個性で観客を魅了しました。
さらに、2020年には単独アリーナツアー「Travis Japan LIVE 2020 ENTER 1234567」を開催。
ソロ公演で培った経験を糧に再び7人が集結し、さらにグレードアップしたパフォーマンスを披露しました。
2021年にはさらに規模を拡大し、初の全国ツアー「IMAGE NATION ~全国ツアーしちゃってもいいですかっ!?〜」を開催しました。
このツアータイトルは「想像・空想・想像力」などを意味ずる”Imagination”に掛かっています。
トラジャが今できる全てを詰め込んだライブは、タイトルに相応しい非日常的な空間を生み出しました。
屋良朝幸と共に作り上げた主演舞台
2021年には、トラジャの集大成となった主演舞台「虎者 NINJAPAN 2021」が開催されました。
2019年には、初演にともなって同舞台のテーマソング『Namidaの結晶』のMVを公開しています。
「虎者ーNINJAPANー」は二部構成からなり、第一部は”忍者”をテーマに激しいアクションを織り交ぜた芝居形式。
そして、第二部は歌やダンスを取り入れたショー形式となっており、多彩な要素を融合させた見応え抜群の舞台です。
2021年の再々公演では、ジャニーズが誇るダンサー・屋良朝幸さんをコレオグラファーに迎え、新たな舞台を完成させました。
屋良さんが担当したのは、第ニ部のショーの振り付けです。
トラジャの良さを引き出すために試行錯誤を繰り返す屋良さん。公演に関わる姿勢は真剣でありながらも、終始和気あいあいとした雰囲気でリハーサルを進めていきます。
リハーサルの合間には、屋良さんに相談を持ち掛ける中村さんの姿も見られました。屋良さんは、自分のためだけに踊る時間を作ってみることを中村さんに提案。
ダンスを極め続けたからこそ抱える悩みは、見方を変えるとまた一歩成長できるきっかけにもなります。それらを共有できる先輩の存在は、ジャニーズならではの強みではないでしょうか。
本番まで1週間を切ったころ、トラジャは初めて2幕の全通しをしました。
彼らのダンスを一通り見た屋良さんは、ただ振り付けをこなすのではなく、パフォーマンス中にコミュニケーションをとることが大事と熱く語りました。
その瞬間にしか生まれない熱量を、パフォーマンスの中に還元し続けてきた屋良さんならではの言葉でした。
一見厳しく感じますが、それは屋良さんからトラジャに対する期待の裏返しでもありました。
彼らが良いパフォーマンスをしているからこそ、もっと成長できるという確信があったのでしょう。
結果的に、「虎者 NINJAPAN 2021」はトラジャらしさを詰め込んだ素晴らしい作品に仕上がりました。
こちらの模様は、フジテレビ系「連続ドキュメンタリー RIDE ON TIME」Season2のepisode6でご覧いただけます。
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「+81 DANCE STUDIO」で見出した個性
グループ結成時から磨き続けてきた「シンクロダンス」がトラジャの代名詞となった頃、彼らはダンスを活かした新しい試みを始めます。
それが、YouTubeに開設した「+81 DANCE STUDIO」です。
こちらのチャンネルは、第一線で活躍するコレオグラファーを招き、ジャニーズの楽曲に新しい振付を付けてパフォーマンスするというもの。
メンバーそれぞれが得意とするダンス・ジャンルを上手く取り入れながら、楽曲に合った世界観を新たに創り出しました。
「+81 DANCE STUDIO」では、トラジャのメンバー1人ひとりにフォーカスしたショート動画も公開。
これまでと異なる画作りを意識したことで、表情や仕草から溢れ出す各々の魅力がよりいっそう視聴者に伝わるようになりました。
同チャンネルは、トラジャの成長を支えた唯一無二のクリエイティブ・コンテンツとなっています。
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