疾走感あるメロディラインと小説の様な言葉選びで人気を博す音楽ユニットYOASOBI。
文学作品をモチーフにしながら音楽・歌・映像をミックスさせて世界観を紡ぎ上げていく新しいタイプのアーティストです。
今回は12月に発売されたばかりの彼女たちの最新EP「THE BOOK2」を紹介していきます!
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目次
「THE BOOK2」
ツバメ
EPの一曲目、青空に抜ける様な爽やかな歌声から始まります。
小学生が下校中に歌ってそうな…不思議な温かみに安定感さえ感じますよね。これからどんな曲が来るんだろうと、ワクワクさせてくれます!
YouTubeにはMVも上がっていますので是非ご覧ください。
三原色
YOASOBIらしさ満載の2曲目は「三原色」。
背中を押してくれる様な、手をひいてくれる様な駆け抜ける疾走感が抜群です!
1番サビ後の「Ah 何だっけ?」というブレイク部分や、大サビ前の静けさがさらにドラマチックさを掻き立てます。
大正浪漫
「大正浪漫」というタイトルからも、その曲調からも情景を想像せずにはいられない一曲。
MVは現代に生きる男性と、大正時代の女性が何故か手紙で繋がって恋をしていくストーリー仕立てになっています。
ラストに向けて切なさが募る、キュンキュンが止まらない展開です。
もう少しだけ
柔らかく優しい歌声と曲調で、心にふんわり沁みてくる楽曲です。
こちらもMVが公開されており、淡い色使いのアニメーションが曲の雰囲気を最大限に表現しています。
優しい彗星
TVアニメ「BEASTARS」の第二期エンディングテーマとして起用されていた本楽曲は、原作者が書き下ろした小説から楽曲になった作品です。
優しくて、切なくて、どこか懐かしいメロディラインが印象的な曲です。
怪物
印象的なシンセベースが耳に残り、中毒性のある一曲。
こちらも「BEASTARS」の主題歌として話題になりました。強く優しい肉食オオカミと、意志が強く美人すぎてイジメにあっている草食ウサギのラブストーリーです。
重い問題提起がアニメとリンクしていて、オープニングから世界観に入り込むことができます。
もしも命が描けたら
12月12日にMVが公開されたばかりの「もしも命が描けたら」。
具体的な情景描写により、1本の映画を見たかのような感覚になる楽曲です。
冒頭から、月明かりの下で自殺しようとしているところから始まって、2番では月から特殊な能力を得たという描写があります。
「主人公」の他に「彼」「貴方」「君」「母」など登場人物がたくさん出てくるので、是非じっくり聞いてみてください。
ラブレター
「THE BOOK2」を締めくくるのは、音楽への愛を歌った「ラブレター」。
音楽を長年連れ添ったパートナーのように擬人化したリリックがとても暖かく、人の心に寄り添って背中を押してくれます。
まとめ
ここまでお読み頂きありがとうございます!
YOASOBIは、題材にしている小説や映画がどの世代にも親しまれている様に、全世代にその想いを届けることのできる貴重なアーティストです。
そして「THE BOOK2」は、それを証明するかのごとく、これまでの2人の楽曲を詰め込んだ作品となっています。
じっくりと堪能しながら、新たなページへと足を進めるYOASOBIのこれからに期待しましょう!
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