2019年に結成されたYOASOBI(ヨアソビ)。
小説を題材にした楽曲が若い世代を中心に話題を呼び、特にデビュー曲である「夜に駆ける」は、彼らの代表曲として高い人気を誇ります。
ここ最近では、アニメ『BEASTARS』第2期OPテーマとして使用された「怪物」も、国内外問わず多くの人に注目されました。
その注目度からテレビ番組にゲストとして登場するなど、今後の活躍が非常に期待されている音楽ユニット・YOASOBI。
今回の記事では、代表曲である「夜に駆ける」の歌詞について解説します。
小説を題材にした楽曲の中にはどのような意味が込められていくのか。また、一部ファンから怖いと思われている理由についてご紹介します。
YOASOBIについてもっと知りたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
目次
YOASOBI(ヨアソビ)とは
YOASOBI(ヨアソビ)は、コンポーザーであるAyaseさんとシンガーソングライターのikuraさんによる音楽ユニットです。
Ayaseさんは音楽合成ソフト・VOCALOIDで楽曲制作を行うボカロPとしても活動しており、Hey! Say! JUMP!やLiSAとUruのコラボ曲などの楽曲提供も手掛けています。
ikuraさんはシンガーソングライター『幾田りら』名義でも活動。アコースティックセッションユニット『ぷらそにか』のメンバーの1人でもあり、カバー曲を中心とした動画をYouTubeへ投稿しています。
ソニーミュージックが運用する小説・イラスト投稿サイト『monogatary.com』で行われた、大賞に輝いた小説を楽曲化するコンテスト『モノコン2019』をきっかけにYOASOBIが結成。以降はデビュー曲「夜に駆ける」を初めとした数々の楽曲を発表しています。
小説を音楽にする斬新な制作スタイルは、邦楽において新たな一石を投じるものとなり、現在に至るまで多くの人から支持されています。
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YOASOBI「夜に駆ける」とは
YOASOBIのデビュー曲となった「夜に駆ける」。
小説・イラスト投稿サイト『monogatary.com』で開催されたコンテンスト『モノコン2019』において大賞となった、星野舞夜さんによる小説『タナトスの誘惑』を原作とした楽曲です。
AyaseさんのYouTubeチャンネルにて公開された同楽曲は、公開から僅か半年あまりで再生回数2000万回を突破し、2021年には2億回再生を記録。その他にSpotifyやLINE MUSIC、TwitterやTikTokといった音楽配信サービスやSNSでも大きく注目され、YOASOBIの代表曲となりました。
「夜に駆ける」の話題性がきっかけとなり、YOASOBIはテレビ番組といったメディア露出の機会を得るようになります。2020年にはブレイクしたアーティスの1組として選ばれ、年末特番『第71回NHK紅白歌合戦』に初出場を果たしました。