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藤井 風(ふじい かぜ)・オススメ曲
超大型新人の名にふさわしい活躍を見せている藤井風。
1stアルバム『HELP EVER HURT NEVER』も大きなセールスを記録しており、早くも次作が楽しみな存在です。
そんな彼が発表した楽曲の中から選りすぐりのオススメ曲をご紹介します。
何なんw
2019年11月に配信が開始された衝撃のデビュー曲で、2020年1月リリースの『何なんw EP』にも収録されています。
ピアノを軸にしつつもタイトにアンサンブルをまとめ上げるドラムや控えめながらも良い仕事をするギターの響きも心地よく、「ピアノで弾き語るシンガーソングライター登場!」というよりも、「岡山弁R&B爆誕!」と表現した方がしっくりくるかもしれません。
「なんなん」や「やばめ」というフレーズの連呼すらも、藤井 風の口から発せられるとお洒落な響きを帯びてしまうのは、これはもう彼が持つ天賦の才によるものでしょう。
ニューヨークで撮影されたMVも実にスタイリッシュで、音をミュートして見たとしても「かっこいい!」と脱帽させられるクオリティを誇っています。
もうええわ
2019年12月に2曲目のオリジナル楽曲として配信が開始され、2020年2月にリリースの『もうええわ EP』にも収録されています。
デビュー曲“何なんw”がシンプルに聴こえてしまうほど音楽的な成長を感じさせる“もうええわ”は、ヒップホップからの影響を感じさせるトラックに乗せて歌われる、人間関係のしがらみやマンネリ、環境への甘えなどを突き放すような歌詞が印象的です。
渋谷で撮影されたMVは、デビュー曲“何なんw”から一転してストリート感あふれるものとなっています。
ホームレスたちの寝床になっている路上に座り込んだ藤井がチープなキーボードを叩くシーンには「これ、本当に“何なんw”と同じ人?」とショックを受ける人もいるかもしれません。
優しさ
“優しさ”は、2020年5月20日にリリースされたファーストアルバム『HELP EVER HURT NEVER』に収録されている名曲。
トレードマークの岡山弁が影を潜めた“優しさ”は、落ち着きを感じさせるピアノとドラマティックなストリングスをバックに藤井がエモーショナルに歌い上げる珠玉のバラードに仕上がっています。
前2曲で大きな注目を浴びたこともあり、一般層への訴求力の高いバラード曲で大ブレイクという展開も大いにあり得るのではないでしょうか。
キリがないから
2020年5月15日にMVが公開された楽曲で、ファーストアルバム『HELP EVER HURT NEVER』に収録されています。
モダンでダンサブルなトラックをバックに切れ味鋭いヴォーカルを乗せていく藤井からは、シンガーソングライターというよりも超王道のポップスターの貫禄すら漂ってくるほど。
サウンド面に凝った楽曲ではありますが、楽曲全体を通して真ん中に居座り続ける藤井の声の“主役感”は圧倒的です。
「キリがないから」というバリバリ日本語のタイトルにもかかわらず、世界基準の楽曲として鳴り響くあたりは、藤井のアーティストとしての規格外のオーラによるものではないでしょうか。
デビューアルバムにしてすでに「自分のライバルは自分」と言わんばかりの威風堂々ぶり。
まさに唯我独尊です。
最新情報
全国29カ所32公演のホールツアーの開催発表
2ndアルバム「LOVE ALL SERVE ALL」がオリコン週間アルバムランキングと、Billboard総合アルバム・チャートで1位を獲得した藤井風が、全国29カ所32公演のホールツアーの開催を発表しました。
全国ホールツアー
「Fujii Kaze alone at home Tour 2022」
開催が決定いたしました🏠!!!!!
詳細は藤井 風 公式無料アプリまで👇https://t.co/j47yFj2BTd pic.twitter.com/gWzVzLSxE0
— Fujii Kaze Staff (@fujiikazestaff) April 1, 2022
映画『東京 2020 オリンピック SIDE:A/SIDE:B』のメインテーマ曲を担当
2021年に開催された東京オリンピックの公式映画『東京 2020 オリンピック SIDE:A』および『東京 2020 オリンピック SIDE:B』のメインテーマ曲を藤井風が担当することが決定しました。
監督を務めるのは、数々の賞を受賞し国際的にも評価の高い河瀨直美。
今回の起用は河瀨監督からのオファーで実現したもので、メインテーマ曲は“The sun and the moon”という楽曲になることが明らかにされています。
藤井 風(ふじい かぜ)・まとめ
2020年最注目のアーティストのひとり、藤井風をご紹介しました。
5月にリリースされた1stアルバム『HELP EVER HURT NEVER』を2020年のベストアルバムに挙げる音楽ファンも多いでしょう。
ライヴは音源リリース前からソールドアウト連発となっており、まさに“狭き門”です。
また、アルバムリリースを果たす前から藤井の目はすでに海外を見据えており、彼の公式サイトには海外のファンがチケットを買えるように英語のページを設けられています。
近い将来、「世界のKaze Fujii」として大活躍することになるかもしれない藤井 風を今のうちにチェックしてみてください。
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