玉置浩二 – 同業者もひれ伏す最強の歌声! 安全地帯からソロ活動まで経歴を徹底解説

玉置浩二 – 同業者もひれ伏す最強の歌声! 安全地帯からソロ活動まで経歴を徹底解説

玉置浩二(たまきこうじ)は2021年時点で63歳、北海道旭川市出身のシンガーソングライターです。

ロックバンド「安全地帯」のボーカルを担当しており、老いてなお精力的な活動でファンを魅了し続けています。

今回はそんな玉置浩二のプロフィールやおすすめ曲を徹底解説します。

玉置浩二・プロフィール

  • 本名:玉置浩二(たまきこうじ)
  • 生年月日:1958年(昭和33年)9月13日
  • 年齢:63歳(2021年11月現在)
  • 身長:176センチ
  • 足のサイズ:26.5センチ
  • 血液型:A型
  • 星座:おとめ座
  • 出身:北海道旭川市神居町
  • 最終学歴:北海道旭川農業高等学校中退
  • 家族:妻(女優・青田典子) 前妻は女優の薬師丸ひろ子にミュージシャンの安藤さと子など
  • 職業:シンガーソングライター(ロックバンド「安全地帯」所属) 俳優 編曲家
  • 趣味:絵画 プロ野球観戦 散歩
  • 好物 博多ラーメン 甘いもの
  • 親しい芸能人:松井五郎 須藤晃 武沢豊
  • 担当楽器:ボーカル ギター ベース ドラムス キーボード パーカッション
  • デビュー曲:「萠黄色のスナップ」
  • 代表曲:「田園」「悲しみにさよなら」「ルーキー」「プレゼント」「ワインレッドの心」「行かないで」「メロディー」
  • 出演ドラマ:「最後の弾丸」「コーチ」「盲導犬クイールの一生」「こんな恋のはなし」「あいのうた」「東京バンドワゴン 下町大家族物語」
  • 出演映画:「教祖誕生」「右曲がりのダンディー」「霧の子午線」「恋は舞い降りた」
  • 公式サイト:自主レーベル「Saltmoderate」公式サイト

誕生からロックバンド「安全地帯」結成まで

玉置浩二は1958年(昭和33年)9月13日に北海道旭川市神居町で産声を上げます。

祖母は民謡歌手で、3歳の頃には既にその影響を受け、恋愛色の強い歌を作っていたそうです。

中学2年時に転校生の武沢豊と意気投合。当時は中学校の生徒会長に選ばれるなど、文武両道の優等生だった模様。

1973年に彼と2人でロックバンド「安全地帯」を結成します。

その後進んだ北海道旭川農業高等学校は中退し、本格的に音楽活動に傾倒していきます。

「安全地帯」の躍進、「ワインレッドの心」「田園」のヒット

1981年に上京し井上陽水のバックバンドとして切磋琢磨。1982年2月25日にKitty Recordsより発売された「萠黄色のスナップ」が安全地帯としての正式なデビュー曲となります。

1983年に同じ北海道出身の一般女性と最初の結婚をするものの3年後に離婚。同年、シングル「ワインレッドの心」がヒットを飛ばしました。

1991年に女優・薬師丸ひろ子と交際を経て再婚。

その後1993年には安全地帯の活動を一旦休止しソロ活動に移行、須藤晃がプロデューサーを担ったSony Recordsに移籍しました。

1996年には大河ドラマ「秀吉」や民放の「コーチ」に俳優として出演。

ドラマ「コーチ」(1996年/フジテレビ)


あらすじ
千葉県銚子市、九十九里町にある缶詰工場に東京の大企業・伍代物産から久保田渚(浅野温子)が派遣されてきます。しかし工場で働く人々はクセモノぞろいな上、都会から来た久保田に反発。工場の立て直しは難航し、空中分解が危ぶまれます。特に工員の一人・三国清太郎(玉置浩二)と久保田の対立は激しく、前途多難な日々が幕を開けるのでした。

「コーチ」の主題歌となる11枚目のシングル「田園」92万枚を売り上げるヒットを記録し、第47回NHK紅白歌合戦への出場を果たします。ちなみにこの時にバックバンドを務めたのがTOKIOです。

玉置の歌唱パートは最高視聴率59.9%を叩き出しました。

「安全地帯」の再始動、自主レーベル「ソルトモデラート」発足

1998年に薬師丸ひろ子と離婚、ツアーバンドのメンバーの安藤さと子と再婚。

2002年にはレコード会社ファンハウスからSony Recordsに戻り、10年の休養期間を経て「安全地帯」の活動を再開させます。

翌2003年には再び「安全地帯」が活動休止、安藤さと子と離婚。

2012年、自主レーベル「ソルトモデラート」を立ち上げて作品を精力的に発表。同年に無精子症であることを告白し、世間に衝撃を与えました。

2013年の大家族がテーマのドラマ「東京バンドワゴン」にも出演し、ジャニーズの亀梨和也と共同ユニット「堀田家BAND」を結成。

「東京バンドワゴン 下町大家族物語」(2013年/日本テレビ)


あらすじ
東京下町にて堀田家が長年営業を続ける老舗古本屋、「東京バンドワゴン」。ある日堀田家きっての問題児であるロックシンガー、我南人(玉置浩二)が突然の帰還をはたし家族を驚かせます。我南人の息子である青(亀梨和也)はやることなすこと破天荒な父親に振り回されながらも、「東京バンドワゴン」に持ち込まれるトラブルを解決していくのですが……。

ドラマ主題歌「サヨナラ☆ありがとう」にて、玉置浩二は「悲しみにさよなら」から数え、28年ぶりのオリコンチャート1位に輝きます。

玉置浩二はエンディングテーマ「サーチライト」も担当しました。

2017年には安全地帯デビュー35周年とソロデビュー30周年を記念し、オールタイム・ベストアルバム『ALL TIME BEST』をリリースするなど、今もって情熱的な歌声を響かせています。

2020年の第71回NHK紅白歌合戦にも特別企画で出演し、東京フィルハーモニー交響楽団オーケストラとコラボした「田園」を熱唱しました。

現在の妻は10年以上連れ添った女優・タレントの青田典子

玉置浩二は63歳にしてなんと結婚4回、離婚を3回経験したプレイボーイ。最初に結婚した一般女性との間に娘がいるとも囁かれていますが、真偽は定かではありません。

玉置浩二の冠番組「玉置浩二ショー」の紹介

2015年2月、NHK BSプレミアムにて玉置浩二初の冠番組となる「玉置浩二ショー」がスタートしました。

この番組は玉置浩二が公私ともに親しいゲストとコラボするのが見所で、徳永英明小林薫押尾コータロー竹中直人、綺香や小野リサが登場しました。

歌の素晴らしさは言うに及ばず、玉置浩二のフランクな人柄や多彩なゲストとのトークも堪能できます。

ラインナップ

「徳永英明と華麗なコラボ、小林薫と歌&トークで共演!」(放送日2015年2月20日)
「竹中直人・スキマスイッチ・ハナレグミ・押尾コータロー!」(放送日2015年10月4日)
「絢香と“三日月”圧巻の初コラボ! 森山直太朗ともセッション」(放送日2016年8月28日)
「竹原ピストル&Salyuと魂のコラボ 安全地帯メドレーも!」(放送日2016年12月15日)
「安全地帯がついに登場! そして小野リサとは感動コラボ」(放送日2017年6月25日)
「歌のチカラ~絢香、いきものがかり、ジェジュン」(放送日2020年5月3日)

玉置浩二のSNS情報

玉置浩二個人のInstagram、Twitter、ブログなどは存在しません。その代わりに「玉置浩二・安全地帯 OFFICIAL WEB」が開設され、出演イベントを告知してきました。

玉置浩二 Koji Tamaki Official」はYouTubeの公式チャンネルで、彼のライブショーの模様がアップされています。

玉置浩二の音楽性に影響を受けたミュージシャンたち

玉置浩二は作詞作曲の他に多岐に渡る楽器の演奏をこなし、幅広い年代のミュージシャンからはリスペクトを寄せられています。

その筆頭が「いきものがかり」水野良樹

彼は自分の音楽活動が玉置浩二に絶大な影響を受けていると認め、Twitterでしばしば玉置に言及しています。

山下達郎もまた玉置浩二をさして「日本で最も過小評価されているミュージシャン」と絶賛。

「Mr.Children」の桜井和寿も尊敬する天才ミュージシャンとして玉置浩二を挙げ、徳永英明久保田利伸「コブクロ」の黒田俊介も「日本一歌が上手い」と褒めています。

EXILEのATSUSHIはTBS系列「EXILE魂」で共演した際に玉置の歌声に感動し、その後玉置の自宅マンションに通って指導を受ける、ライブを観に行くなど交流を続けています。

森山良子および息子の直太朗とも家族ぐるみで交流しており、直太朗のことは子供の頃から可愛がっていました。

音楽業界以外ではお笑いコンビ・ダイノジの大谷ノブ彦が玉置浩二の大ファンとして知られ、ブログやTwitterで熱烈なファンコールを叫んでいます。

また2014年にCHAGE and ASKAのASKAが覚せい剤所持で逮捕された時には、「今度こそ一緒に歌おうぜ」と激励のメッセージを送りました。

ASKA自身もブログで「化け物のようにうまいです。囁くようなウィスパーボイスからパワーボイスまで、彼ほど安定感のあるボーカリストはいません」と玉置に最大級の賛辞を表明しています。

「安全地帯」デビュー初期にバックバンドを務めた井上陽水とは師弟のような間柄として認知されています。

玉置のソロデビュー前後から徐々に接触の機会は減っていったものの、2008年に玉置が入院した時にふらりと見舞いにきて彼を喜ばせました。

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玉置浩二のおすすめ楽曲紹介

ここからは玉置浩二のおすすめ楽曲を紹介していきます。

ドラマや映画の主題歌になった曲もたくさんあるので、ファン以外の方もぴんとくるのではないでしょうか?

「ワインレッドの心」(1983年/作詞:井上陽水 作曲:玉置浩二)

「安全地帯」の4枚目のシングル。1983年11月25日にKitty Recordsよりリリースされ、井上陽水が作詞を担当しています。

デビュー以降売り上げが伸びず苦戦していた「安全地帯」が起死回生を賭けて臨んだ曲でもあり、玉置浩二初期の代表作といえます。

玉置浩二の色っぽい歌声が濃密なムードを醸すバラードで、情熱的な大人の恋愛を唄っています。

「行かないで」(1989年/作詞:松井五郎 作曲:玉置浩二 編曲:星勝)

玉置浩二のコンサートにおいて必ずといっていいほど唄われる曲。数か国でカバーされており、世界中のファンに末永く愛され続けています。

フジテレビ開局30周年記念ドラマ「さよなら李香蘭」の主題歌であり、李香蘭こと往年の大女優・山口淑子をイメージし、松井五郎が作詞しました。

香港の歌手ジャッキー・チュンがカバーしたことでも有名で、彼のアルバム『夢中的你』にも収録されています。

日本での受賞には恵まれなかったものの、台湾、シンガポール、中国大陸、マレーシアなどアジア圏の大衆から絶大な支持を集めたそうです。

「行かないで」と繰り返し縋る歌声がしっとりと哀愁を帯びて胸に迫ります。

「田園」(1996年/作詞:玉置浩二、須藤晃 作曲:玉置浩二)

フジテレビ系木曜劇場「コーチ」の主題歌。ままらない日々を必死に生きる人たちを前向きに励ます、人生の応援ソングです。

「僕がいるんだ みんないるんだ」の力強いフレーズに力をもらった人も多そうですね。

玉置浩二最大のヒットソングであり、今も根強く愛され続けています。

「メロディー」(1996年/作詞作曲:玉置浩二)

TBS系東芝日曜劇場ドラマ「メロディ」挿入歌。本ドラマには玉置浩二も桜木信太郎役で出演しています。

ピアノの伴奏に乗せて幸せだった頃を振り返る、優しさと切なさに満ちた楽曲です。

「しあわせのランプ」(2004年/作詞:須藤晃 作曲:玉置浩二)

ANB系列24局ネット「いまどき!ごはん」エンディングテーマ。

ギターの弾き語りに乗せ、「君」へとしっとり語りかける歌声が静かな感動を広げていきます。

「プレゼント」(2005年/作詞:松井五郎 作曲:玉置浩二)

日本テレビ系ドラマ「あいのうた」主題歌。本ドラマには玉置浩二も片岡優二役で出演しています。

まっすぐに語りかけてくるような優しい歌声で真摯な気持ちを伝えており、涙を誘います。

おわりに

以上、ベテランシンガーソングライター玉置浩二のプロフィールやおすすめ楽曲を紹介しました。

「Mr.Children」「コブクロ」「スキマスイッチ」「いきものがかり」などの実力派ミュージシャンたちからリスペクトされている彼。

それはギター、ベース、ドラムス、キーボード、パーカッション他数多くの楽器を奏でるマルチプレイヤーであることとも無関係ではありません。

ストレートに心に響く歌声と圧倒的な共感を呼ぶ歌詞も、ファンの心を掴んで離さないのでしょうね。

今後の活躍を応援しながら見守りたいと思います。

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