日食なつこ – 鮮烈なピアノの弾き語り！ 大注目シンガーソングライターを徹底解説

岩手県花巻市出身のピアノ弾き語りソロアーティスト・日食なつこ。

高校時代からミュージシャンとして活動し、その演奏技術や作詞作曲の完成度で注目を集めてきました。

ワンマンツアーや大型フェス、配信ライブなどのライブ出演も絶えない一方、シングルやアルバムもコンスタントに制作し、2022年3月には4枚目のフルアルバム『ミメーシス』をリリース。

10月にはピアノ弾き語りソロツアー「令和モダニズム」も控えています。

ジャズ、ロック、クラシックなどの要素を取り込みながら、他に類を見ない鮮烈な弾き語りで多くの人を魅了するミュージシャン。
今回は、そんな日食なつこの魅力をご紹介していきます。

日食なつこの来歴：独自の道を開いてきたセンスと技術

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日食なつこは、1991年5月8日、岩手県花巻市生まれのソロアーティスト。

公式サイトのプロフィールによると、9歳からピアノを始め、その後わずか12歳で作詞作曲を始めたといいます。

ピアノを習い始める年齢としては決して早くはないにもかかわらず、自由自在にピアノを弾きこなして歌う姿は圧巻。
聴く人の琴線に触れるような言葉選びや、緻密さや繊細さとダイナミックさの両面を併せ持つ曲構成には、幼い頃から培ってきた作詞作曲のセンスも感じられるでしょう。
後ほどご紹介するおすすめの曲で、ぜひその磨かれた技を確かめてみてください。

本格的にミュージシャンとしての活動を開始したのは高校生の時。
2009年1月29日、盛岡クラブチェンジでのステージが初舞台となりました。
この時期には既にi-Tunesヴォーカルチャート1位を獲得するなど、頭角を現しています。

2012年頃からはARABAKI ROCK FEST.や風とロック芋煮会、JOIN ALIVE等の大型フェスにも出演するようになり、2015年にはFUJI ROCK FESTIVAL‘15にも出演するという躍進を見せました。

それと並行して、2014年のミニアルバム『瞼瞼』や2015年の1stフルアルバム『逆光で見えない』といった作品のリリース、カフェでの弾き語りツアーなどの活動も行っています。

ライブハウスやクラブ、ホールでのワンマンライブや、「炎上交際」と銘打ったツーマンツアー、変わったシチュエーションとしては寺院でのライブなど、様々な場面で洗練された演奏を披露し、着実に人気を高めました。

全国で広く活躍しつつ、2017年4月からはエフエム岩手で冠番組「日食なつこの拝啓、あをいめだまの小いぬ」に出演するなど、故郷を大事にする一面も垣間見ることができます。

活動10周年となる2019年は、2枚目のフルアルバム『永久凍土』リリースに始まり、ホールツアー、お寺ツアー、ライブハウスツアー、クラブツアー、さらには美術館ツアーと5本のツアーを開催。それまでの10年間の集大成のような活躍を見せました。

2020年以降のコロナ禍の中でも、クラウドファンディングプロジェクトで宅録のアルバム制作に取り組んだり、配信ライブを行ったりと、歩みを止めることなく活動し、作品もコンスタントにリリース。
CMや映画にも楽曲を書き下ろしています。
2021年にリリースされた3rdフルアルバム『アンチ・フリーズ』は、同年のCDショップ大賞に選ばれており、その実力はお墨付きです。

2022年現在、ここからさらに新たな道をひらいていってくれると期待されるアーティストだと言えるでしょう。