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TOOBOEの音楽的ルーツ
小さい頃からピアノを習い、家にあったギターに触れていたTOOBOE。
ギターでさまざまな曲をコピーしては遊んでいたといい、幼少期から音楽的な基盤が形成されていたのが分かります。
DTMを始めてからは、好きな曲をDTMで再現する遊びもしていたとか。
遊びのレベルが高度な気もしますが、“DTMの練習”ではなく“遊び”感覚で触れ続けていたのが、今の個性的な音楽につながっているのかもしれません。
また、昔の歌謡曲やJ-POPをよく聞いていたことから、邦楽の知識も豊富。
TOOBOE楽曲がどこか聞きなじみのあるメロディーを奏でているのは、実際に多くの人に愛されてきた楽曲たちに触れてきたからだったのです。
影響を受けたアーティストについては、スガシカオ、斉藤和義、作家の奥田英朗などを挙げているほか、コメディ映画なども好きで見ているそう。
その影響は音楽面だけでなく歌詞にも及んでおり、情景を想像させる独特な言葉選びに活かされています。
yamaのほか、ジャニーズへの楽曲提供も!
TOOBOEのもうひとつの魅力といえば、さまざまなアーティストに楽曲を提供していること。
有名なのは、メジャーデビュー曲『真っ白』から交流のあるyamaです。
大ヒット曲『麻痺』もTOOBOEが手がけており、ライブや対談などで共演の機会も多い2人。
ちなみに、最初に依頼をしたのはyamaのほうからでした。
2022年6月には『桃源郷』も提供。
こちらはyamaのほうから「自由に作ってほしい」というオーダーがあり、TOOBOEから見た「今、yamaに歌ってもらいたい曲」のイメージが詰まった作品となっています。
ほかにも、King & Princeの永瀬廉、神宮寺勇太によるユニット曲『Doll』やバーチャルシンガーユニット・VALISの『相反ヴァラエティ』『一陽レガシー』、菅原圭の『ABAKU』など、ジャンルの垣根を超えた楽曲提供を行っています。