MOMOLAND(モモランド) 伝説のガールズグループを徹底解説

MOMOLAND(モモランド) 伝説のガールズグループを徹底解説

6人体制でカムバック

メンバー脱退を受け6人体制となったMOMOLANDは、2019年12月に2ndシングルアルバム「Thumbs up」を発売しました。大ヒットとなった「BBoom BBoom」との差別化を図るためか、韓国でも人気を集めている「ニュートロ(ニュー+レトロ)」調の楽曲に挑戦。新たな出発を果たしたのです。

メンバー脱退や、今までとは違ったコンセプトがファンに受け入れられるか心配もあったでしょう。しかし「Thumbs up」は、音楽番組で1位を獲得するほどの人気となり、結果が伝えられるとメンバーたちは涙を流しながら抱き合い、喜びを分かち合っていました。

MEMO

「Thumbs up」は、韓国だけではなくフィリピンやベトナムなどのアジア主要国でも上位にランクインしています。

2020年11月には3枚目のシングル「Ready Or Not」を発売したのですが、楽曲制作にPSYが関わった作品としても注目を浴びました。PSYといえば「江南スタイル」が世界的大ヒットとなったアーティストで、MOMOLANDの雰囲気がより感じられる「Ready Or Not」は、ファンからも「2020年に出た曲の中でトップだ」「BBoom BBoomよりいい曲」と高評価を受けたほど。

2020年は新型コロナウイルスの影響で、ファンと直接会えない日々が続きました。海外でも人気が高かった時期に思ったような活動ができなかったことは残念ですが、MOMOLANDはオンラインサイン会を開催したり、イベントでステージを披露するなど、世界中のファンと交流する機会を作っています。

海外での人気

MOMOLANDは、デビュー当時から海外で高い人気を獲得してきました。それを証明するかのようにデビュー曲「BBoom BBoom」のMVは日々再生回数を伸ばしており、2023年5月現在では6億回もの再生回数を突破しています。

また、2021年2月にはドイツのEDMプロデューサーであるクロマンスとコラボした楽曲「Wrap Me In Plastic」をデジタルシングルとして発表。この曲は2017年に発売された楽曲をMOMOLANDがリメイクしたもので、原曲にはなかった韓国語の歌詞がプラスされています。

さらに2022年1月にはドミニカ共和国出身の歌手、ナティ・ナターシャとコラボした楽曲「Yummy Yummy Love」を発売しました。ナティ・ナターシャは、ラテンポップシーンで活躍していますが「Yummy Yummy Love」は、ラテンとK-POPが融合したかのような曲調で、MVにはMOMOLANDのメンバーと一緒にダンスを踊るナターシャの姿も収められています。

MEMO

「Yummy Yummy Love」は、南米の音源配信チャートで10位を獲得。さらに、南米の歌手や俳優、スポーツ選手などを対象にした授賞式「Premios Juventud 2022」「Premio Juventud for Girl Power」部門にK-POPグループで初めてノミネートされました。

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